毎週更新の週販記事。メディアクリエイトが情報を公開しなくなったため
新たにファミ通のデータを使っての更新となる。
ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として
発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。
今はコロナの影響で金曜日更新となっている。
2021年も始まって早くも半月ほどが経っている。
今年の新年もいつもと同じように、新作パッケージソフトが出ておらず
21日にようやく、今年初のパッケージソフトが発売される予定となっている。
これが何を意味するかといえば、当然ながら今まで発売してきたソフトの
資産価値が改めて試される場でもあるということである。
そんな新作ソフトが出ない影響で、去年の11月19日発売の週から
絶好調を維持している桃鉄が、昨日の速報でも1位を取っていることが確認され
8週連続週販1位を維持するという状況になっている。
今月の終わりにバディミッションBONDが発売されるまではめぼしいソフトが
発売される予定はないので、桃鉄はあと2週は連続1位記録を伸ばすのではないだろうか。
ハードもスイッチは絶好調で、合算で16.7万台も売っておりまさに死角なしの状況となっている。
TOP30も当然ながら、この流れを受けて今までの定番ソフトが
多くランクインするのは不可避な状況となっているが、果たしてTOP30全てが
スイッチタイトルが独占する様が見られるのか、それともPS4のソフトが
何かしらの意地を見せるのか?(PS5のソフトと言えないのが情けない)
果たしてどんな結果が出たのだろうか?
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【ファミ通】2021年1月4日~2021年1月10日のソフトランキングTOP30
本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。
なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。
出典:ゲーム販売本数ランキング 集計期間:2021年1月4日~2021年1月10日
スイッチ、パーフェクトならず!(無慈悲)
というわけで、TOP30はやはりスイッチの定番群が占拠。
3週連続で30本中29本がスイッチという代わり映えのしないランキングに(無慈悲二回目)
というか、下手にPSがランキングに1本あるので、全くこのランキングを知らない人に
スイッチランキングと思わせられないという見方も…出来るか?(そもそも普通の人は週販チェックしない)
とにかく任天堂のソフトを始めとして、スイッチの他サードの定番タイトルが
ランキングを占有といういつもの光景が、これからも暫く続くのは間違いないだろう。
天穂のサクナヒメが、もはやその定番タイトルに入りつつあるのがすごい。
地元の家電量販店では、人気タイトルとして桃鉄の次の2位にランクインされていたので
更に在庫が用意できればまだまだ売れる伸びしろはあると思われる。
またふにゃべえのパッケージ版もついに10万本の大台を突破。
セールの常連とはいえ、ずーっとDL版でも売れているタイトルなので
もしかするとパッケージ版とDL版を合わせるとハーフミリオンは確実に売れているだろうし
ミリオンを越えているのかもしれない。とにかく大成功のインディーズの一つであるのは間違いない。
また一年以上かけて全世界ミリオンを達成したタイトルの続編となる
フィットボクシング2は早くも5万が見えている。前作の売れ方から見れば
驚異的なペースアップとなっており、こちらもこれからの売れ方次第で
前作同様の売れ方を見せるのではないだろうか。
ファミリートレーナーも再浮上してきて、やはり他機種では提供が難しい
スイッチならではのタイトルが売れているなという印象を受ける。
サードパーティは特に参考にすべき点だと個人的には思うが…。
今年はサードも躍進してもらいたいものである。