毎週更新の週販記事。メディアクリエイトが情報を公開しなくなったため
新たにファミ通のデータを使っての更新となる。
ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として
発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。
今はコロナの影響で金曜日更新となっている。
先週はちょうど元日ということで更新がなく、ハード販売速報とあわせて
年末最終週と年始初週の200週目・201週目の販売分が更新されている。
前置きは少なく、今回はササッとランキングまとめに入りたいと思う←
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【ファミ通】2020年12月21日~2020年12月27日・2020年12月28日~2021年1月3日のソフトランキングTOP30
本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。
なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。
今週は先述の通り2週分なので、一画面に表示はされないのでプルダウンメニューで変える必要がある。
200週目と201週目の結果をまとめて貼らせていただく。
出典:ゲーム販売本数ランキング 集計期間:2020年12月21日~2020年12月27日
出典:ゲーム販売本数ランキング 集計期間:2020年12月28日~2021年1月3日
残念ながら二週ともスイッチのパーフェクトならず…←第一声がそれか
もはやランキングはスイッチの定番サイト軍がド安定の売上を2週ともども記録し
スイッチ無双は今年も同じという当たり前の結果を見せた。
PS4ソフトはデジボクが初週でランクイン…だが、地球防衛軍シリーズは今まで基本
PSで展開してきており、通常のナンバリングは任天堂ハードで発売されたことはない。
今回本編ではなく、このスピンオフ的なタイトルが任天堂ハードでは初めて
発売されたという形になるが、そんなタイトルでもいくら普及台数差があるとはいえ
スイッチ版のほうが初週売上が大きくなっているという現状がある。
更に消化率を見ると、スイッチ版のほうが多く出荷されており、スイッチ市場を
メーカーがどのように捉えているかというのがよくわかる一例と言えるだろう。
桃鉄は年末も年始もとても良く売れて絶好調を維持。
累計の販売本数が1,423,450本となっているが、実はこれは
昨日の記事のコメントで指摘があったが、PS4版単独でのドラクエ11とSを合算した
売り上げ(1,357,801+35,855=1,393,656本)よりも販売本数が多いということになる。
PS4で今回の桃鉄の売上に勝っているのは、唯一MHWのみ。
DQ11は複数マルチなので厳密に抜いたとは言えないが、少なくともFF15、7Rよりも
売上は上であり、まさか桃鉄が国内サードの三番手になるとは発売前は夢にも思わなかった。
スイッチという国内一強ハードと出したタイミングが最高だったということを差し引いても
素晴らしい結果を桃鉄は残し続けているということになるのだろう。
任天堂の定番の売れ方が相変わらずエグいが、マリオカートが2週合算で15万本超えというのは
任天堂ハードでのド定番パーティゲームの強さを改めて見せつけられた形である。
やはり、一本置いておけば友達が集まる場面で無類の強さを発揮できるマリカーは
もはや旬などはなく、スイッチを購入したら手元に置いておきたいソフトとして認識されているのだろう。
ゲームのプレイヤーでなくても、ギャラリーにも非常にわかりやすく面白いタイトルとなっていて
マリカ8DXは9が出るまではずっと売れ続けるのは間違いない。最終的に500万本ほど売り上げても何も驚かない。
そして昨日のランキングで見えなかった部分で新たにわかったところが
マリオUDXがついに国内ミリオンに到達しているということ。
実はこのゲームも、一度もTOP30圏内から落ちたことがないタイトルとなっている。
そのままミリオンを達成したということで、桃鉄に次いでミリオンタイトルとなった。
またサクナヒメもスイッチ版が累計販売数10万本を突破。まだ出荷が足りていないという
状況と思われ、スイッチ版だけでDLと合わせれば20万本もいけるのではないかと思う。
ダビスタも年末年始の売上で国内10万本を軽々突破。そしてジワ売れを続ける
ふにゃべえことヒューマンフォールフラットも、10万本間近とDL版と合わせれば
相当売っているのは間違いない状況が続いているのもすさまじい。
Fit Boxing2も前作の売上からすれば大きな売上を記録していて、これからまだまだ伸びるだろう。
ドラクエ11SはPS4はもうランク圏外で、スイッチ版の廉価版のほうがまだランクインする状況も凄まじい。
ゼルダ無双も30万本を超え、ブレワイはそろそろ175万本が目の前に見えてきている。
ブレワイはこのあと続編の発売も控えているので、こちらもダブルミリオンまで
パッケージだけで行くのではないかと予想している。何より現時点で201週連続
TOP30ランクインということで、超ロングセラーを続けている
(なお、アメリカのアマゾン年間ソフト売上ランキングではブレワイが10位に入ったらしい)
PS4は忖度を感じるようなランクインだが、スイッチの華々しさと比べると
その状況はあまりにも惨憺たる状況であり、PS5がメインになる今後は一体ランキングが
どうなるのだろうかと、今後の動きにも注目が集まるというものである。
あつ森はファミ通の数字でポケモン赤・緑を超える気がしてきた。
任天堂タイトルは超ロングセラーが当たり前なので、あながち冗談にも聞こえないのが恐ろしいところですね。
1000万本すら通過点にしてしまうのかも…まだ発売から1年も経ってないというのが本当に恐ろしい。
スイッチ市場をメーカーがどう考えているのかではなく
小売店がどう考えているかなのでは??
メーカーがPS4版の方が売れるからたくさん出荷したいと考えていたとしても
小売店の受注が取れなければ、出荷できないのだから。
メーカーの意志で好きな配分、好きな本数出荷できるのならば、返品がない以上
無限に儲けられ、とんでもないことになる。
メーカーからすれば売上の実績が全てですから、やはりメーカー目線も大きな要素だと思いますね。
実際にメーカーから見てスイッチソフトが好調という話は、色々な場所で言及されているわけで、そういう結果が出れば当然ソフトリリースという形でフィードバックされるものだと思っています。
まぁ小売店が受注しなければというのも当然ではありますが、小売の場合は他の大型タイトルを人質に取られている…なんて話もありますからね。真偽は確かめていないからアレですけど。