毎週恒例水曜日の週販記事。今はコロナの影響で木曜日更新。

ニンテンドースイッチが発売されてから、200・201週目となる2020年12月第4週と

2021年1月第1週の週販ランキングが先程ファミ通で更新された!

年末年始ということで、ファミ通の更新が先週はお休みであったため

今回2週分合わせての更新となる!


昨年最後の更新であった199週目においては、スイッチは26万台以上を売り上げ

発売から4回目の年末商戦で、Lite合算とはいえ国内1700万台普及を突破している。

これは任天堂の据え置き機では、国内最大の売上を誇るファミコン・スーファミに続く売上になっており

実はSFCの最終国内売上台数である1,717万台に肉薄している状況になる。

クリスマス週の売上は、2週分の更新により数字がわからずじまいではあったが

毎年この時期はエグいぐらいに本体を売り上げるので、まず間違いなく昨年の時点で

SFCが持っていた据え置き任天堂ハード歴代2位の記録を抜いたのは間違いないだろう。

1706万台ほどの売上だったので、11万台売っていれば更新確定となるからである。

新年の結果とも合わせて40万台ぐらいは売っていると思われるので

国内の普及台数は本日の更新で1750万台ほどになると予想している。


ソフトについては、販売本数がメーカー公式から150万本を超えたことが

報告されている桃鉄が、各種ランキングサイトを見ていると間違いなく

年末最終週も年始初週も1位になったのはまず間違いない推移になっている。

売上ポイントを出しているCOMG!の数字などを見ると、2週で40~50万ほど

売っている可能性が非常に高く、パッケージ版だけでの売上でも

150万を超えるのは時間の問題(あるいは超えているかも?)というレベルで売れている。

まさに最高のタイミングでスイッチに出したサードの大成功例ということで

今後この桃鉄の動きに追随するサードパーティが現れることを期待したいところである。


この2週間での新作ソフトであるが、やはり年末年始ということで

リリース自体は小粒なものが多く、注目タイトルはほとんどない。

そんな中取り上げるレベルであるものは、年末最後の週に

スイッチとPS4で発売された、地球防衛軍…すなわちEDFシリーズの外伝的な新作である

ま~るい地球が四角くなった!? デジボク地球防衛軍 EARTH DEFENSE FORCE: WORLD BROTHERS

が、発売されている(タイトル長いな…)



パブリッシャーはいつものD3Pだが、本来のEDFを制作しているサンドロットではなく

ユークス開発のタイトルとなっている。出来はなかなか良いらしく評判は良いようだ。

またスイッチ版のみ、ローカルマルチで気軽に出来るようにとゲームカードリッジが

2つ入ったダブルパックというバージョンも発売されている。

要は家族で複数台スイッチを持っている人向けのパッケージで、単体で2本買うよりも

5000円近くオトクになるという、実はかなりオトクなソフトとなっている。

まぁ、こちらが売れてもおそらくカウントは一本扱いなのだろうが…。


その他にはアレスタコレクションが出ているが、STGというジャンルの性質上

限定版にはゲームギアミクロがつくとはいえ、そこまで大きく売れるものではないという予測がある。

年始週については、当然ながらソフトが出ていないので、昨年までの既存ソフトで

それぞれの陣営は戦っていくこととなる。199週目ではTOP30中29本がスイッチと

いまだかつてない規模でスイッチ無双が行われていたが、年末最終週、年始初週は

下手をすればすべてスイッチになってもおかしくない状況にもなっている。

果たしてどんな結果が本日発表されるか?気になる結果は見出しのあとで!


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ニンテンドースイッチ200・201週目は合算で59万台を売り上げる!桃鉄が45.9万本売り上げTOPを維持!

先程、ファミ通で更新された速報ランキングの記事は↓である。


【ソフト&ハード週間販売数】年末年始の2週でSwitch本体が59万台セールス(Switch Lite合算)。好調『桃鉄』は45.9万本を販売【2020/12/21~2021/1/3】


ハード販売台数・TOP10ランキングの引用を貼る。

 年末年始も『桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~』が好調で、45万9243本もの好セールスを記録。7週連続で1位を獲得しており、このまま順調に売上を伸ばせば、累計販売本数200万本超えも期待できそう。

 続いて2位以下には、ロングヒットを記録しているNintendo Switchのタイトルが軒並みランクイン。

 ゲーム内で年越しカウントダウンイベントが開催され話題になった『あつまれ どうぶつの森』は20万本、対戦が楽しい『マリオカート8 デラックス』や『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』、巣ごもりでなまった身体にぴったりな『リングフィット アドベンチャー』などは10万本超えと、それぞれ好調な売り上げを見せた。

 一方、ハードに目を向けると、発売8週目のPS5はスタンダードモデルとデジタル・エディションを合算して23820台、Xbox Series X|Sは合算で339台を販売。

 Nintendo SwitchはSwitch Liteと合わせ59万台超をセールス。販売数を大きく伸ばした。

ソフト推定販売本数TOP10
1位(前回1位) Switch 桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~
45万9243本(累計142万3450本)/KONAMI/2020年11月19日

2位(前回2位) Switch あつまれ どうぶつの森
20万2132本(累計647万2485本)/任天堂/2020年3月20日

3位(前回4位) Switch マリオカート8 デラックス
15万2052本(累計354万1036本)/任天堂/2017年4月28日

4位(前回3位) Switch リングフィット アドベンチャー
12万9275本(累計215万7719本)/任天堂/2019年10月18日

5位(前回7位) Switch 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
10万8052本(累計406万8039本)/任天堂/2018年12月7日

6位(前回5位) Switch ピクミン3 デラックス
91336本(累計49万9156本)/任天堂/2020年10月30日

7位(前回8位) Switch スーパーマリオパーティ
86723本(累計177万4663本)/任天堂/2018年10月5日

8位(前回6位) Switch Minecraft
85989本(累計174万451本)/日本マイクロソフト/2018年6月21日

9位(前回10位) Switch 世界のアソビ大全51
85027本(累計56万5003本)/任天堂/2020年6月5日

10位(前回9位) Switch スーパーマリオ 3Dコレクション
70144本(累計52万5613本)/任天堂/2020年9月18日

中略

※本ランキングの推定販売本数は、パッケージソフトおよびダウンロードカード、本体プリインストール版を合算したものです。

ハード推定販売台数
Switch/46万7051台(累計1451万2967台)
Switch Lite/12万3243台(累計313万9528台)
PS5/18129台(累計21万4228台)
PS5 デジタル・エディション/5691台(累計51554台)
Xbox Series X/275台(累計24974台)
Xbox Series S/64台(累計6584台)
PS4/30482台(累計773万3236台)
PS4 Pro/112台(累計157万5530台)
Newニンテンドー2DS LL/1372台(累計115万1470台)

というわけで、ニンテンドースイッチの200・201週目はノーマルスイッチが合算で467,051台

Liteが123,243台を売り上げ、前週からの累計売上台数は合算で17,652,495台となった。

スイッチは2週平均の売上が30万台近くという凄まじい結果に。

しかし大体は年末商戦のほうが売れるので、年末で35万、年始で24万台程度の売上ではないかと推測する。

いずれにせよ景気が良すぎる結果で、スイッチが国内据え置き歴代1位のファミコンの

台数を抜くのももはや時間の問題と言っていいだろう。累計販売台数も

1,765万台を超え、早くも1800万台も射程圏内に入っている。

とはいっても、年末年始が終わると反動で売上は下がるので暫く先になるだろうが。

モンハンRISEが出る頃には間違いなく、1800万台を超えているだろう。


ソフトは当然ながら任天堂無双。10位まででも2週合算で7万以上売れているので

均すと3.5万本平均ということになる。いずれにせよ、年末任天堂無双は2020年も健在であったということ。

そして3Dマリオコレクション、アソビ大全がハーフミリオンを軽々と突破。

マリオカート8DXが安定感抜群の15万本超えで350万本超え。

更にはスマブラが400万本到達。ピクミン3DXが50万本間近など景気が良すぎる。

またあつ森も650万本が見えており、いよいよパッケージだけで

スーマリの金字塔681万本も射程圏内に入ったと言っていいだろう。


一方のPS4と5だが…スイッチが合算で売った台数に対して

全てを足し合わせても10分の1にすら満たないというあまりにもひどい体たらくとなっている。

特にPS4は1モデルを除いて生産が終了になったということも発表されており

今や転売需要で国内の需要が壊滅的になっているPS5にこのままバトンタッチしてどうするの?

というレベルで不振を極めている。ここに来てスイッチとPSとの差が絶望的なまでに開いており

日本国内ではもはやスイッチ以外に存在感がない状態が、これから当分続きそうな状況となっている。

スイッチが出て4年目の年末商戦にて、国内のゲームハード競争もほぼ決着がついた形となった。

あまりにも対照的な姿印象的な2020年の年末商戦であった。


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