現在、スマホアプリで日本でも屈指の人気と課金率を誇る

アプリであるFate/Grand Orderの原型となっているゲームであり

元々18禁のアダルトゲームとして発売されているFateシリーズを

制作したメーカーである通称:型月ことTYPE-MOON


ゲームのリリース数はほとんどないながらも、コアな出来のタイトルを出すことで知られており

18禁というゲームでこそ表現できる、かなり倫理的に見ればあまりにも非人道的な

内容でありながらも、魅力的なキャラが多くFate/Grand Orderの成功でわかるように

今もなお影響力の大きいタイトルとしてゲーマーでの認知度は高い。


Fate自体は元が18禁でありながらも、その後ある程度表現をマイルドにして

家庭用に移植が行われたり、一般アニメとして関連作品が複数放送もされている。

Fateの発売自体は2004年と既に17年も前の話になるが、多数出てくるキャラクターを

掘り下げたストーリーや、ちょっと変わったところで主人公の衛宮士郎の

ほのぼのとした日常を描くような、Switchで発売が予定されている

毎日♪ 衛宮さんちの今日のごはん等といったタイトルもある。

もっともSwitchの毎日♪ 衛宮さんちの今日のごはんは本来であれば去年5月発売予定であったが

延期となり、更に11月には再延期が発表され、本当に発売されるのか?という状況にはあるが…。



さて、現在のTYPE-MOONといえば、このFateがもはや稼ぎ頭の看板作品となるが

TYPE-MOONの名前を知らしめたのは、Fateの前に発売されたタイトルで

月姫というタイトルがある。

2000年に当時はまだ同人サークルとして活動していた、TYPE-MOONがコミケで頒布した処女作である。

コンパイルのグラフィッカーであった武内崇氏とその友人である奈須きのこ氏が

メインとなって立ち上げられたTYPE-MOONの処女作である月姫は、直死の魔眼という

悪い言い方をすればの中二病的な能力を持つ主人公・遠野志貴

吸血鬼のアルクェイドをヒロインを軸にして話が展開されるビジュアルノベルである。

同人タイトルということで、商業には乗っておらず、狭い範囲ではあったものの

その出来が話題となり、最終的にこちらも一般アニメ(アニメ化された際は真月譚 月姫というタイトルになっている)

MELTY BLOODという格ゲーも発売され、最終的には

アーケードで稼働するぐらいまでに認知度が上がったタイトルである(余談だがアーケード版を作ったのはエコールソフトウェア)


今やFateの会社という印象が強いTYPE-MOONの原型となった月姫で

今もなおゲーマーでの認知度は高いこのタイトルが、リメイクされ

今年の夏にSwitchとPS4で発売されることが昨年大晦日に発表された!


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TYPE-MOONの『月姫』リメイクがSwitchとPS4のマルチで今年の夏に発売決定!

Fateほどではないものの、同人ゲームというスタートから考えれば

大成功を収めた部類に入るタイトルである月姫。

個人的にも名前はよく知っているが、実際のゲームはプレイしたことがないタイトル。

オリジナルは既に21年前のタイトルということで、Fateは知っていても月姫は詳しく知らない…

というユーザーも居るのではないだろうか(Fate/Grand Orderに月姫コラボがあるとのことだが)

そのTYPE-MOONの原型となった月姫が、今年の夏にSwitchとPS4でリメイクされることが昨年大晦日に発表されている。

 年末特番“Fate Project 大晦日TVスペシャル2020”にて、TYPE-MOONが2000年に発表したPC用伝奇ビジュアルノベルゲーム『月姫』がプレイステーション4、Nintendo Switch用ソフト『月姫 -A piece of blue glass moon-』として2021年夏に発売されることが発表された。価格は未定。

 番組では、リメイク版『月姫』の特報PVが公開。作品の冒頭のモノローグ部分がフルボイスで公開された他、ゲーム画面とあわせて志貴やアルクェイド、シエル、秋葉などを演じる声優陣が発表、さらにアニメーションムービーも確認できた。

 モノの壊れやすい線―――“死の線”を見る能力を持つ主人公・遠野志貴を中心に描かれる物語は頒布当時から多くの人を魅了してきた。その『月姫』が、奈須きのこ氏・武内崇氏をはじめTYPE-MOONスタッフにより、以前の面影を残しつつ新たなる表現と共に『月姫 -A piece of blue glass moon-』として新生される。


月姫のオリジナル自体は、基本的にPCゲーでのみ発売となっていて

家庭用に本編が移植されたことはない(格ゲーのMELTY BLOODはPS2に発売されていた)

リメイクとは言え、本編が初の家庭用ハードへの展開となるわけだが

そのリリース先にSwitchが当然のように選ばれているのは、Switchが発売されていた頃であれば

相当驚いただろうが、もはやSwitchはこの手のゲームと非常に相性が良いことが

誰の目からも明らかであるため、今回のこの発表は驚くこともない状況になっている。

それでも、この手のタイトルが当たり前のようにSwitchに発売されることに

ゲーム業界の大きな移り変わりを感じた次第でもある。


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