毎週恒例水曜日の週販記事。今はコロナの影響で木曜日更新。

ニンテンドースイッチが発売されてから、199週目となる2020年12月第3週の週販ランキングが

先程ファミ通で更新された!


今年の更新はこれが最後。ファミ通は大型連休時は更新をストップさせるため

来週の木曜の大晦日、そして元日となる金曜日は更新が無いのは確定事項となる。

次の更新は年明けの7日、8日となるのは間違いないため、2020年最後の更新となる。

今年一年も、このコンテンツにお付き合いいただき、コメントを頂いた方には感謝。


先々週は年末商戦らしく、ニンテンドースイッチが合算で23万台ほどを売り上げた。

今年は任天堂の年末恒例の大作ソフトが無かった代わりに、サードの桃鉄が非常に頑張っており

発売から4週連続で週販TOPを維持している。先々週はサイパン2077に売上が負けるかと

予想していたが、サイパン2077がPS4版で深刻なバグを多数発生させるやらかしをしてしまい

その結果、売上も日本ではパッケージは実質PS4版のみという形であったにも関わらずお粗末な結果となってしまった。

現在、PS4版のサイパン2077はメーカーが異例の返金対応を取った他、PSストアからも

一時的に削除されており、8年300億円以上をかけたタイトルとしてはかなり致命的なやらかしをしてしまっている。

ちなみに件の桃鉄だが、本日コナミが国内累計出荷が150万本を超えたことを発表している。


年末商戦で物流が狭まることと、任天堂ハードでの最大の商戦期がついに到来ということで

一気に市場に出荷したのだろうが、それにしても発売からわずか1ヶ月ほどで

国内出荷が150万本を超えるとは夢にも思わなかった。先週・今週・そして年始週で

どれだけ売上を更に伸ばせるかも注目であり、もしかするとこの商戦期だけで累計販売が

150万を超える可能性も十分に出てきたと言える。出荷した分がほぼ完売すれば

その数字に到達するのは確定ということで、これは200万もあながち夢ではない…というところまで来ている。

各種ネット通販の動向や、ランキングサイトの結果からするに桃鉄が5週連続TOPになるのはほぼ確定と思われる。


さて、先週のソフトだがゲーム自体の本数は相当出ているものの

TOP10に入れるかどうかというのは、正直微妙なタイトルが多い。

要は、売上的には小粒なタイトルが多い。その中で任天堂ハードでの

新たなフィットネス系タイトルの一つとなれるか?と少しだけ

注目しているのはファミリートレーナーである。



リングフィットで新たに加わった周辺機器(?)の一つである

レッグバンドがあれば、プレイできる体感型ゲーム。

実は体感型ゲームとしては、ファミコンの中期頃に発売されていた

歴史あるシリーズではあり、今作はWii以来の久々の新作となる。

正直ゲームの作りとしては、かなり低価格路線になっているであろうと思われるタイトルだが

その分希望小売価格も抑えられているので、結構売れるかもしれない。

とはいっても、TOP10圏内はやはり難しいだろうが。


あともう一つは、最近は落ち目もいいところではあるが

ブランド力はまだ少しだけは残っている、レベルファイブの妖怪ウォッチ新作

妖怪学園Y ~ワイワイ学園生活~がスイッチとPS4マルチで発売。



DL版が先に配信されて、今回は全ての大型アップデートコンテンツを含んだ

パッケージ版がリリースされたという形。スイッチはともかく、妖怪ウォッチ4++が

見事大爆死したPS4に同発マルチで発売するレベルファイブの意味不明な戦略には

首をかしげるばかりだが…桃鉄の例を見ればわかるように、購入するユーザー層が

居ると思われるところに、需要があるタイトルを放り込むのが売れる鉄則なため

この判断は、もはやどんな判断だ…としか言いようがないマルチ展開となっている。

ランクインがあるとしても、まずPS4版はTOP30圏内にすら入らないと予想される。


他にはギャルゲー的なタイトルや、DL版のパッケージのグノーシアや

りゅうおうのおしごと、あとはPS4で廉価版タイトルが2つほど発売などがあるが

どれもTOP10にはまず入らないので全て割愛。定番タイトルがまたしても

上位を占めるであろう199週目の結果や如何に?


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ニンテンドースイッチ199週目は合算で26.3万台を売り上げる!桃鉄が20.9万本売り上げ5週連続TOPに!

先程、ファミ通で更新された速報ランキングの記事は↓である。


【ソフト&ハード週間販売数】Switch『桃鉄』が5週連続首位の絶好調。Nintendo Switch&Liteは累計販売1700万台を突破【12/14~12/20】


ハード販売台数・TOP10ランキングの引用を貼る。

 『桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~』が20万9123本という好セールスを記録し、5週連続で1位を獲得。年末年始は外出を控え、自宅での“巣ごもり年越し”をする人が増えそうなので、その流れを受けて、さらに大幅な売り上げアップも期待できそう。

 続いて2位以下には、長期間高い人気を保っている作品が軒並みランクイン。友だちとの交流が楽しい『あつまれ どうぶつの森』や『マリオカート8 デラックス』、ひとりでがっつりやり込める『ピクミン3 デラックス』や『Minecraft』、巣ごもりでなまった身体にぴったりな『リングフィット アドベンチャー』など、バラエティーに富んだラインアップとなっている。

 前回はトップ10に入らなかった『スーパーマリオ 3Dコレクション』、『世界のアソビ大全51』も再び上昇しており、これらの売り上げも気になるところだ。

 一方、ハードに目を向けると、発売6週目のPS5はスタンダードモデルとデジタル・エディションを合算して17578台、Xbox Series X|Sは合算で375台を販売。Nintendo SwitchとNintendo Switch Liteの累計販売台数は、合算でついに1700万台を突破しており、いずれも年末年始のタイミングで、さらなる好セールスが期待できる。

ソフト推定販売本数TOP10
1位(前回1位) Switch 桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~
20万9123本(累計96万4207本)/KONAMI/2020年11月19日

2位(前回3位) Switch あつまれ どうぶつの森
95097本(累計627万353本)/任天堂/2020年3月20日

3位(前回4位) Switch リングフィット アドベンチャー
58654本(累計202万8444本)/任天堂/2019年10月18日

4位(前回5位) Switch マリオカート8 デラックス
44450本(累計338万8984本)/任天堂/2017年4月28日

5位(前回6位) Switch ピクミン3 デラックス
40359本(累計40万7820本)/任天堂/2020年10月30日

6位(前回8位) Switch Minecraft
35165本(累計165万4462本)/日本マイクロソフト/2018年6月21日

7位(前回9位) Switch 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
33475本(累計395万9987本)/任天堂/2018年12月7日

8位(前回10位) Switch スーパーマリオパーティ
30046本(累計168万7940本)/任天堂/2018年10月5日

9位(前回13位) Switch スーパーマリオ 3Dコレクション
28102本(累計45万5469本)/任天堂/2020年9月18日

10位(前回18位) Switch 世界のアソビ大全51
24502本(累計47万9976本)/任天堂/2020年6月5日

中略

※本ランキングの推定販売本数は、パッケージソフトおよびダウンロードカード、本体プリインストール版を合算したものです。

ハード推定販売台数
Switch/21万1725台(累計1404万5916台)
Switch Lite/51579台(累計301万6285台)
PS5/15122台(累計19万6099台)
PS5 デジタル・エディション/2456台(累計45863台)
Xbox Series X/268台(累計24699台)
Xbox Series S/107台(累計6520台)
PS4/10291台(累計770万2754台)
PS4 Pro/52台(累計157万5418台)
Xbox One S/16台(累計93733台)
Xbox One X/17台(累計21069台)
Newニンテンドー2DS LL/556台(累計174万9048台)
Newニンテンドー3DS LL/27台(累計588万8925台)

というわけで、ニンテンドースイッチの199週目はノーマルスイッチが211,725台

Liteが51,579台を売り上げ、前週からの累計売上台数は合算で17,062,201台となった。

予想通り、先週でついにスイッチの国内累計販売台数が1700万台を突破!

勢いは全く衰えること無く4年目の年末商戦も、国内一強としてTOPを走り続けている!

クリスマス週でさらに30万台は売上を伸ばすはずなので、年度末までに1800万台も余裕といったところだろう。

PS4・PS5も流石に年末商戦ということで、先週よりは数字を伸ばしてはいるが

スイッチの勢いの前では焼け石に水の状態。というか、ロンチ直後の年末商戦で

この数字が並び続けているのは、もはや何も言えない…。


ソフトであるが、予想通り桃鉄が20万本以上を売り上げて5週連続TOPに!

累計の販売本数は早くもパッケージだけで96万本を超え、来週の結果がまとまって公表されるとは言え

クリスマス商戦待たずに国内ミリオン確定というのはめでたいという以外に他ない。

ちなみに、2020年の年間ソフト売上本数では93.2万本だったFF7Rを抜いて、あつ森、リングフィットに次いで

年間3位の位置を確定させたということにもなる。クリスマス週で抜いて来年の頭の発表で

その事実が確定するかと思いきや、一週残して生まれる前から伝説さんの国内売上を

抜いたのは称賛に値すると言っていいだろう。まさか国内限定リメイク作とは言え

FFに桃鉄が勝つ日が来るなどとは夢にも思わなかった…。


他のタイトルはスイッチの定番タイトルが圧倒的な強さを見せて上位独占となっている。

あつ森がまだ9万以上売り上げるなど、もはやその売れ方は異常の域に達している。

リングフィットが軽々と国内200万本を突破。現状の売られ方を見ると

まだまだ需要はあり、最終的に国内300万本にすら到達してもおかしくないような売れ方を見せている。

年末需要とCM効果か、久々にアソビ大全が10位に復帰。気づけば国内ハーフミリオンが目前である。

ピクミン3デラックスもこの売れ方であれば、国内ハーフミリオンはほぼ確定だろうし

マリオ3Dコレクションも国内ハーフミリオンがほぼ確定。さらにはスマブラSPが

400万本が見えてきているなど、任天堂タイトルの圧倒的な強さは今年の年末商戦でも健在であった。

やはり年末の任天堂ハードの勢いは半端ない…毎年圧倒されるが今年も同じであった。


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