PS2で、カプコンがパブリッシャーとして発売した
クローバースタジオ開発(クローバースタジオは現在は解散)のタイトルであり
その世界観とゲーム性が非常に好評価を得たゲームである大神。
当時クローバースタジオに在籍していた神谷英樹氏が
ディレクターを務めたタイトルで、神谷氏のワークの中で代表的な一作に挙げられるタイトルである。
今でもファンがついているゲームで、ゲーム音楽的にも非常に評価が高い。
その人気の高さを裏付ける一つの証拠として、売れたゲームは後のハードでも
リマスターをしまくることで有名なカプコンが、HDリマスターバージョンを
多数の機種で発売しているというタイトルにもなっている。
2006年に発売されたタイトルで、その後Wii版が出た後に
2012年にPS3でHDリマスターをした絶景版が発売されている。
そしてその絶景版は、スイッチ、それとPSとXboxの前世代機となる
PS4・Xbox one、更にはPCでも発売されているタイトルとなっている。
PS4とXbox oneの絶景版が出たのが2017年、そこから遅れること8ヶ月ほどあまり
スイッチ版として最後発で発売された大神 絶景版であるが、最後発のスイッチ版が
このリマスターで一番売れていることが海外の掲示板での書き込みから判明しているようである。
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『大神 絶景版』スイッチ版が一番売れていたことが判明!
大神 絶景版の正確な発売日はそれぞれ
Switch / 2018年8月9日発売
PC – / 2017年12月13日発売
PS3 – / 2012年11月1日発売
PS4 – / 2017年12月21日発売
X1 – / 2017年12月21日発売
の発売日となる。スイッチ版が一番遅い発売である。
そんな最後発マルチとなったスイッチ版が、これらの中で
最も大神 絶景版が売れているハードであるということが
海外の掲示板にて書き込みが確認されている。
from the capcom leak, ww numbers for okami HD
Switch – 600K
PC – 536K
PS3 – 529K
PS4 – 445K
X1 – 121K
WWはワールドワイドの略であろうから、全世界で見た時にスイッチ版が60万本を売って
全機種マルチの中で一番多く売り上げているというデータということになる。
現行のハードで和ゲーを売るのならスイッチ…というデータがまた一つ出てきたと言ったところだろうか。
このゲームは筆しらべという世界を絵のように切り取り、様々な奇跡を起こせるという要素がある。
この操作がスイッチ版ではタッチパネルで出来るということと
あとはやはり携帯性があることからも、スイッチ版が一番売れたのだと思われる。
いずれにせよ、海外のAAAタイトル以外であれば、まずスイッチで出すのが
現時点では最適解と言える状況になっており、今後スイッチの普及で
ますますこの傾向は大きくなっていくことが予想できる。
和ゲーの殆どのタイトルはスイッチで十分なレベルなので、今後も
和サード、インディーについてはスイッチに積極的にゲームが出されていくことだろう。
和風ブームに大神も乗った感じ?
最近日本風のサブカルは海外でも受けているみたいですからね。
いずれにせよ、スイッチの強さが改めてわかった結果ではないでしょうか。
本作のビジュアルは今見ても新鮮ですね。 発売タイミングから言って、オリジナルの画風は風のタクトの影響が強いと思われますが、和風な独自の味付けをしているところに好感が持てます。
カプコンは他にも、ドリームキャストで隔月刊7作連続RPGを出したり、ゲームキューブで独占5作を発表したり、Xboxで巨大コントローラー同梱の鉄騎を発売するなど、野心的なことを行うのが好きでした。 これからもモンハン・バイオ以外の実験的作品の展開も期待したいところです(もっともゲームキューブ独占5作のその後は、1作が発売中止、目玉のバイオ4含む3作がマルチ展開という結末を迎えた訳ですが‥‥‥いえ決して、決して、今さら根になど持っておりません←)。
やはりセンスの有るゲームは、いつまで経っても色褪せないというものですね。
和風のセンスが非常に良くて、支持が多いのもうなずけます。日本のメーカーはもっと和風を大事にすると良いと思いますね。そういう意味ではモンハンRISEはかなり期待できそう。
カプコンは今でこそリマスター乱発のイメージが強いですが、日本のサードではかなり独特な感性というか、独自の美学を持っているようにも思えるメーカーですね。
スペック一辺倒かと思いきや、ちょっとした意欲的なタイトル(めがみめぐり、深世海、囚われのパルマなど)もあって、最近の動き方は好きではないのですが、それでも嫌いになれないメーカーだったりします。アーケードスタジアムは本当に期待してますしね。