コナミがPCエンジンで開発し発売した、現在もジャンルがある
恋愛シミュレーションゲームの先駆け的存在のタイトルである
ときめきメモリアルシリーズ。
具体的に全くの先駆けというわけではないが、大々的にこの手のゲームを
大きく売出し成功したタイトルとして、ゲーム史に残る一作となっている。
ときメモの大ヒットにより、恋愛美少女SLGタイプのゲームが一気に認知、メーカーによる
新作が発売されることとなり、更にはシミュレーションゲームの要素もない
ノベル・選択肢方式の恋愛美少女ADVが現在のKeyなどの作品により認知を広げていくものとなる。
その後、先駆けのときメモを出したコナミがDSでラブプラスを発売し
またも一世を風靡したのはまだ記憶に新しい。残念ながらラブプラスは
家庭用新作もスマホゲームも今のところはサービス終了となり完全終了となっているが。
この手のゲームは、さすがに現在は下火となっているが
今でもPCゲーの18禁要素を抜いた作品が家庭用に移植されたり
あるいは、スイッチのお陰でやや存在感が大きくなってきているのが
女性向けの恋愛ADVである、いわゆる乙女ゲーである。
PSPやVitaで細々と続いて、今もなおメジャーなジャンルではないものの
一定数の根強い固定ユーザーが存在するジャンルで、発売すればバカ売れはしないが
発売週限定でファミ通のゲーム売上ランキングでTOP30内にランクインするぐらいには
存在感を出している状況にある。また、任天堂の公式ページ内では
スイッチで出来る乙女ゲーを集めた専用のページが存在しており、任天堂の働きかけか
メーカーの積極展開かまではわからないが、スイッチという携帯機にもなれるハードには
メーカーも可能性を見出しているのがわかる状況と今はなっている。
余談だが管理人の地元・新潟の某家電量販店のゲームコーナーにスイッチの乙女ゲーコーナーがあったりもする。
美少女ADVと乙女ゲーについて触れたが、その大本にいるときメモを発売したコナミが
女性向けのときめきメモリアルを制作しているのは、ゲームをしている人なら
興味はなくても、事実は知っていることであろう。PS2で一作目が2002年に発売され
その後は主にDSで1の移植、そして3までの全シリーズがリリースされている。
あとはPCやPSPなどでもゲームが発売されている。出来は実はかなりよく
プレイした人からの評判は上々だったりする。通常のときメモと逆の視点なので
女性向けと思いきや、女性主人公の同性の友達とのやり取りなどが男性ユーザー的にも
好評と言った話も聞こえてくるタイトルである。余談ではあるが、1の主題歌は
あのB’zが担当しており、そのことが購入のきっかけになったというユーザーも一定数存在する。
さて、そのときめきメモリアルのガールズサイドであるが
去年に4の開発が始まった…ということが、コナミより正式に発表されていた。
『ときめきメモリアル Girl’s Side 4』発表!2020年を目標に開発スタート。福山潤、梶裕貴など、登場キャラクターの声優も公開に
公式サイトによれば、現時点で発売済みの最新作は2012年にPSPで発売された
ときめきメモリアル Girl’s Side Premium ~3rd Story~である。
しかしこれは、2010年にDSで発売されたものの後発完全版という扱いなので
実質、完全新作としては9年ぶりにその開発が発表されたということになる。
2020年を目標に開発スタートという発表であったが、その時にはなぜか
どのプラットフォームになるかという肝心なところは発表されていなかった。
しかし、その発売プラットフォームがコナミから正式に明言があったことが確認されている。
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『ときめきメモリアル Girl’s Side 4th Heart』がスイッチで開発中と正式に明かされる!
開発プラットフォームは、確かに上記の初報においては明言がされていなかった。
しかし、現状の乙女ゲーが選択できるプラットフォームを考えると
まずスイッチはたとえマルチであろうとも入ることは、誰もが予想していたと思われる。
そして実際にやはり、この誰もが薄々思っていたことが間違いないことが判明した。
【お知らせ】
学園恋愛シミュレーション「ときめきメモリアル Girl’s Side 4th Heart」は、現在、Nintendo Switch向けに鋭意制作中です。
ゲームの続報に関しましては、今後も本アカウントと、はばたきウォッチャー(@HabatakiWatcher)にて発信して参ります。https://t.co/TzBeKq1SQr#girlsside— ときめきメモリアル ガールズサイド (@girlsside573) October 19, 2020
というわけで、誰もが思っていた結果。『ときめきメモリアル Girl’s Side 4』は
スイッチでの開発決定ということ!公式サイトのほうも見るとスイッチで発売決定と出ている。
現時点ではマルチではなくスイッチ独占ということになりそうだ。後発マルチもこのタイトルでは考えにくいか。
現状の他メーカーの乙女ゲーの展開状況を考えれば、全く妥当な発表であり
驚きは無いものの、ついにプラットフォームの正式決定と開発が進んでいるということから
来年辺りには発売がされるのではないだろうか?乙女ゲーということで大きく売れるタイトルではないが
シリーズは一定の評価がなされているタイトルだけに、新たな乙女ゲーユーザーの
呼び水的タイトルになるのは間違いなさそうだ。これからの続報を待つことにしよう。