元は1997年にPSで発売されたタイトルで、その独特な世界観と
既存のRPGに対する痛烈な風刺を行ったことから、アンチRPGなどとも呼ばれる
コアなファンが多数ついているゲームである『moon』
ラブデリックという開発会社が作ったこのタイトルは、当時そこまで大きな人気は出なかったものの
プレイした人からの評価が非常に高い、いわゆる知る人ぞ知るという枕詞がまさにふさわしいゲームになっていた。
そしてこういうゲームにはよくあることだが、その世界観に取り憑かれた一部のコアなファンがついていた。
moonはPSベストにもなっているタイトルであるが、あまり本数が出回らなかったのかその後中古でも
新品ぐらいの値段がするプレミアソフトとなり、PSでしか出来ないタイトルということも相まって
永らく後から知ったゲーマーには手を出しにくいタイトルとなっていた。
それが昨年9月のニンテンドーダイレクトで、DL専売という形とは言え
スイッチで復活することが電撃的に発表され、その報に前述のコアなファンたちは
歓喜し、ツイッターでも大きな反響が巻き起こるほど話題になった。
一部ゲームをプレイしやすいように歩く速さなどが少しだけ速くなったというような
微改良があったものの、ほぼ完全移植ということもあって当時のプレイヤーは
まさかのスイッチでの復活に喜んだということである。
無事発売されたmoonは値段の手頃さもあって、e-ShopのDL販売でかなり好調だったようで
最終的に2019年年間DLソフトランキングで、かなり上位に行っていることも確認されている。
発売に携わったかつてのラブデリックのスタッフでもあった人物が代表を務める
オニオンゲームズも、売れ行きに驚いたという話をしており、その好調さもあったせいなのか
サントラが3度めの発売で完全版が発売されることになったり、完全にファンアイテムという
形ではあるものの、限定特典をつけたパッケージ版が発売されることが決定されるなど
moonについては、確実にスイッチで発売してからの好反響によって新たな商品が展開される事態になっている。
そんな最近の勢いがすごいmoonに、また新たにファンアイテムが登場することが告知されている。
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『moon』の主人公である『透明の少年』のフィギュアが7月30日より予約受け付け開始へ!
オニオンゲームズは、moon以外にもVLACK BIRDや勇者ヤマダくんなどの個性的な
ラブデリック時代を彷彿とさせるようなタイトルを今もリリースしている。
それと同時にmoonについても、スイッチ版発売以降色々な展開を行っているわけだが
今度は新たに、moonの主人公である透明の少年がフィギュア化されることが告知されている!
【もう、勇者しない。】伝説のアンチRPG『moon』、フィギュアのティザーサイトを公開しました! 予約受付は7月30日のおひるくらいから。おたのしみに~!https://t.co/o1iNJmZkIC #moon #ムーン pic.twitter.com/PMxUxaMspF
— 豆魚雷 (@mamegyorai_jp) July 23, 2020
公式サイトはこちら。
価格や発売日などの詳細は全く発表されていないが、7月30日のお昼頃から予約を受付スタートするとのこと!
サントラ復刻に限定パッケージの発売と、まさにmoonワールドの展開が止まらない状況になっている。
ここまでmoonに積極的だと、今後例えばmoonの続編的な物が出たり、あるいは他のラブデリック系ゲームが
スイッチなどで復活…ということも十分ありえるのかもしれない。ここのところの動きを見る限り
またファンを喜ばせる何かしらの新たな発表が今後あるのかもしれない。