据え置きと携帯機の両方を兼ねられるハイブリッドハードである
ニンテンドースイッチ。
両方の特性を併せ持つことから、極端なスペックを求めるAAAタイトル以外は
基本的に全てと相性が良いといえるゲームハードであり、発売から4年目となっている今年は
コロナ禍で生産体制が厳しい状態が続いている状況もあって、4年目なのに品薄になっているという
まさかの状況が生産が厳しいことを発表した2月以降は、少なくとも国内ではずっと続いている。
今もなお販売は抽選という、すさまじい勢いを持ったハードであるが
当然ながらこれだけの人気のあるハードとなると、任天堂以外のいわゆる
サードパーティが続々とスイッチ向けにゲームを出し、特性上最高に相性が良い
インディーズタイトルと合わさって、非常にたくさんのゲームがリリースされている。
特に国内では勢いに陰りが出ているPS界隈からは、一部のジャンルのゲームが
スイッチにプラットフォームを求めて移動してきているものがあり
その中でも最も代表的なのが、女性向けの恋愛ゲームである乙女ゲーであろう。
かつて、任天堂のSFCで生まれたネオロマンスと言ったシリーズがあったが、つい少し前までは
この手のタイトルは、PS界隈の携帯機に展開されるのがお約束状態になっていた。
DSや3DSにもタイトルが無いわけではないのだが、やはりPSP・PS Vitaがメインの市場であった
乙女ゲーが、スイッチが出てからというもの、国内で乙女ゲーをメインに展開している
オトメイトや先日は、今までやはりPSメインだった
ネオロマンスシリーズの一つ、遥かなる時空の中での最新作が、まさかのスイッチ独占で
発売されており、Vitaで発売された前作の売上とほぼ同じ初動を売り上げるまでに至っている。
乙女ゲーユーザーは移行が遅いと言われており、PS Vitaが発売された後も、PSPで新作ソフトが
しぶとく出ていたことを考えると、今回のスイッチへの移行はかなり早く行われている印象がある。
その乙女ゲーは注目タイトルであれば、発売週のみとは言え週販のTOP30に入ることも珍しくなくなっており
任天堂の公式サイトでも乙女ゲーを紹介する専用のページが出来ている。
現在はあつ森などで女性ユーザーも多くなってきているニンテンドースイッチに、乙女ゲーを
発売する各社が社運をかけて、乗り込んできているのは間違いない状況であり今では新作がハイペースで投入されている。
元々、そこまで売れるジャンルではないニッチな乙女ゲーではあるが、更に勝負をかけるべく
オトメイトが数々の新作をスイッチに発売することを発表している。
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オトメイトがスイッチ向けに出す乙女ゲーを多数発表!
オトメイトは現在スイッチにハイペースで乙女ゲーをリリースしている。
かつてのタイトルをスイッチに再リリースしているものもあれば、新作もあり
週刊に近いレベルで、今は乙女ゲーをリリースしている。
当然ながら、ゲームジャンルとしてスイッチに発売することで生き残りをかけているのは
間違いない話で、個人的にはプレイしないジャンルではあるが、今後のゲームジャンルの
生き残りをかけて、種蒔きをしていることについては評価したいと思っている。
これからもかなりハイペースでリリースされることが確定しているスイッチでの乙女ゲーであるが
17日に新たに、オトメイトがスイッチにリリースする新作タイトルを発表する場が
設けられており、新たに5タイトルの力を入れたタイトルが発表されたようだ。
オトメイト特別配信動画にて新作情報を多数公開!
アイディアファクトリー株式会社(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:佐藤嘉晃)はこの度、オトメイト特別配信動画にて、今後発売を予定しているオトメイトの新作タイトルを発表致しました。本日公開された特別配信動画「オトメイト“ニュータイトル”パーティー」は、女性向けゲームブランド「オトメイト」の総合イベントとして今年5月23日、24日に開催される予定だった「オトメイトパーティー2020」の開催中止に伴い、新作タイトルの新たなる発表の場として企画された動画となります。
引用元: 『スペードの国のアリス』『時計仕掛けのアポカリプス』『パラダイムパラドックス』『LoverPretend』など、オトメイトのSwitch向けの新作が続々と発表
というわけで、コロナ禍によって残念ながらk都市は中止になってしまったオトメイトパーティー2020の
代替として配信された特別動画にて、完全新作5タイトルが発表されたとのこと。
今までのスイッチでは過去別のハードに出されたタイトルなどの移植が多かったが、新作もどんどん
これから投入されるということになる。上記動画は9万回以上再生されており、ニッチなジャンルでありながらも
根強い需要がある乙女ゲーが、スイッチでいよいよ商売になるぐらいには拡大してきているのは間違いない状況であるということになる。
今後も大きく売れるジャンルではないのは間違いないが、貴重な女性ユーザーを獲得できる乙女ゲーは
スイッチにとっても、貴重なジャンルにもなるのだろう。(公式サイトに特集が組まれていることでも察せられる)
スイッチの地位を盤石にするためにも、乙女ゲーは乙女ゲーで頑張ってもらいたいものである。
短時間とはいえ、まさかニンダイで乙女ゲーがピックアップされるとは思ってなかったのでちょっとビビったw
任天堂もしっかり力入れてるの伝わってきて好印象ですわ。
個人的には全くやらないジャンルですが、次に向けて種蒔きを行っている姿勢は評価するべきだと思っています。
少なくとも他の和サードの一般的なタイトルに比べると、そもそものプレイ人口が少ないジャンルなだけに、メーカー側の必死さも見えているので報われてほしいなと思います。
ある意味粗製乱造とも捉えられるかもしれませんが、やはりソフトを出さないことには始まらないんですよね。