発売から、すでに丸3年が経ち、ゲームハードがデータ的にもっとも

売れる時期に突入しているニンテンドースイッチ


本来であれば、盤石の体制でソフトもひとまずのところが出揃った状態である

ニンテンドースイッチにおいて、本体台数を更に大きく伸ばして市場での地位を

盤石のものにしたいという意図が任天堂にもあったであろうことは

全く想像に難くない状況だが、コロナ禍によって様々な歯車が現在大きく狂った状況になっている。

特に満を持して発売したあつまれどうぶつの森が予定通り…いや、想像以上のレベルで(任天堂的にはどうかわからないが)

売れているような状況で、本体台数も本来であれば大きく数字を伸ばせるチャンスであったが

メインの生産地となっているコロナの震源地となっている中国で、生産工場の稼働率が

大きく低下し、2月からずっと任天堂は中国での生産効率の低減により、スイッチ本体および

リングフィットアドベンチャーの生産が満足にできていないことを認めている。

また、コロナ禍によってギガヒットレベルの売上を記録しているあつ森が、新たなるユーザーからの

本体需要を大きく喚起しており、これもまた本体の品薄状態に大きく拍車をかけている状況である。

本来であれば、4年も経てば大体の欲しい人に行き渡っているような状況でありながらも

あつ森という一本のキラーソフトによって、本体需要がいつまでも収まらないという凄まじい状況になっている。


2月に本体の生産が厳しいことを公表してから、3月・4月辺りがかなり厳しい状況になっていたが

2019年4Q決算にて、任天堂の古川社長は徐々にその生産が回復の兆候を見せていることを株主の質疑にて答えている。

今現在の週販を追う限りは、たしかに最悪の時期は脱している状況にはある。

しかし、大手家電量販店が通常販売ではなく抽選販売を未だに続けていることや、その抽選販売の

申込みに応募が殺到し、当選確率が3桁倍以上になることが今も事実としてあり

まだまだスイッチ本体の供給は少なくとも日本は需要に追いついていない状況であるのは間違いない。


というわけで、日本での販売状況を見る限りでは、まだまだ十分な供給が

なされていないように見えるニンテンドースイッチ。

一刻も早く、欲しい人には確実に行き渡る状況になってほしいと思うが

その供給体制の改善に一歩進んでいるかのような話が、国内メディアにて報じられている。


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Nintendo Switchの品薄解消は間近?任天堂広報が生産状況をおおよそ平常に戻ってきているとコメント。

現状はまだまだ手に入りにくいニンテンドースイッチだが、確かに生産が間に合っていないという

現状もあるのだが、コロナ禍+あつ森というキラータイトルの影響により、売上的にも

大きくなっているというのが事実で、例年であればGW後のこの時期は小売閑散期で

そんなに本体が売れない時期にも関わらず、安定して本体が売れ続けている状況がある。

昨年の同時期と比べると、明らかに本体台数は大きく伸びている状況となっている。

当ブログの週販まとめ記事のURLの週の部分になっている数字から52を引いた数字を

適当に検索すると、大きく売上が上がっていることがすぐに分かる。

Liteという新たな本体の追加分があるとはいえ、やはりニンテンドースイッチは

今までの中で最も売れている、まさにデータ通りの4年目の好調さを見せているということでもある。


ハード発売からの4年目、コロナ禍、あつ森というキラーソフトの発売、生産減という

多くの要因が重なっていることでの、今回のニンテンドースイッチ本体の入手困難という

状況になっているというわけだが、この多くの原因のうち、生産減については

その影響がそろそろほぼ無くなる可能性が出てきたようだ。任天堂の広報が国内の

メディアに対して、ニンテンドースイッチの生産はおおむね回復していると答えていることが記事にされている。

任天堂の広報は、品薄状態から高倍率の抽選販売や、高額転売が横行している現状について「把握している」とする。4月上旬にはキャリコネニュースの取材に対し、部品の多くを中国で生産していることなどから、生産および出荷の遅れを認めていた。だが、現在は

「生産状況はおおよそ平常に戻ってきている」

と答える。供給状況はほぼ100%に回復しているものの、外出自粛や「あつまれ どうぶつの森」などの人気タイトルの発売に伴う需要がそれを上回っており、現状は品薄が解消できていないとみられる。

今後の品薄解消の見通しについては「市場次第なので分からない」と回答するにとどめた。だが、最近は抽選販売の頻度や、ツイッター上でみられる当選報告の数も増えており、高額転売の相場も一時と比較すると落ち着きを見せ始めている。

これが事実であれば朗報となる。しかし、コロナ禍については先がまだまだ読めない状況であり

今の時点で手放しで喜べるものでもない。ただ、任天堂の広報からやはり直接このような

コメントが出てくるということは、やはり以前よりはだいぶ生産状況は回復しているということだろう。

平常に戻ったとしても、記事にも言及がある通り、スイッチ本体の需要が相当高まっているというのも

間違いない話であるので、まだまだ国内での本体販売はしばらくは品薄が続くのではないかと思っている。

しかし、品薄状況を誘発しているのが、間違いなく転売屋の横行もあると考えているので、本体が

潤沢に出回り、転売に旨味がなくなれば、いよいよまた本体の需要については供給の方が

上回るだろうと個人的には予想している。いずれにせよ、早く欲しい人が欲しい時に買える体制が整ってほしいものだ。


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