毎週更新の週販記事。今年度よりメディアクリエイトが情報を公開しなくなったため

新たにファミ通のデータを使っての更新となる。

ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として

発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。

今はコロナの影響により、一日ずれて金曜日の更新となっている。


昨日の更新でTOP10が発表されたが、6桁の販売記録はついに途絶えたとは言え

それに近い販売数を未だに維持しているあつ森が、新作として登場した

世界のアソビ大全51を抑えて、またしても一位となっている。

アソビ大全51は6.4万本、2週目のゼノブレイドDEは累計で10万を超えるなど任天堂タイトルの好調さは健在。

一方のスイッチ本体は10万台を越えた先々週と比べると数字は結構落ちて6.8万台の売上となっているが

そもそも小売閑散期のこの時期にこれだけ売れていることと、まだまだ需要に供給が追いついていないことを

勘案すれば、こちらも異常なまでに好調であるということは間違いない。

セールを行っているPS4もそれなりの売上を記録しているが、やはりスイッチの勢いの前には霞む状況も続いている。


昨日結果が出たアソビ大全は、個人的にはもっと売れると思っていたが

一方で小売での品切れと言った報告もあり、あまり出荷が無いのか?といった印象も受けた。

ファミ通は消化率がTOP30にて発表されるので、消化率も注目したい171週目のTOP30の結果やいかに?


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【ファミ通】2020年6月1日~2020年6月7日のソフトランキングTOP30

本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。

なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。









出典:ゲーム販売本数ランキング 集計期間:2020年6月1日~2020年6月7日


まずは新作の消化率。アソビ大全51はほぼ出荷分を消化している模様。

となると、やはり出荷はかなり少なかったということで、出荷がもう少し多ければ

あつ森を抜く売上も出せたのでは?とも思えもなくない売上となっている。

任天堂としても値段が手頃なので、DL版のほうが売れるのでは?と予測を立てていたのかも知れない。

ゼノブレイドDEは10万を越えたが、まだ在庫は潤沢にあるといった消化率。15万本程度の出荷がこの消化率で類推できるか。


先週はPS4がセールに伴い、PS4のソフトが久々にそれなりにランクイン。

しかし、9位のラスアスはリマスターベストの廉価版、VRのランクインはPSVRセットも

セールで販売していたので、併せて販売を伸ばした形ということになる。

またホライゾンがランクインしているが、こちらも廉価版。GTSも廉価版。

オリジナルがそれなりに売れたので廉価版ということになるのだろうが、こうも廉価版が

多くランクインしていると、そもそものPSユーザーももはや安くなることを見越して

ゲームを買わずにいるという態度も透けて見えるということではないだろうか。

本日発表されたPS5のソフトでホライゾンの新作も発表されているが、こういう動きがあると

過去作が売れるというのはPSでもあるのだろうということになるだろうが、そのときに

廉価版での販売だと当然ながら利益が薄まってしまうわけで、正直旨味が少なくなってしまうのは

メーカーとしてもあまり歓迎できない話ではないだろうか。カタログチケットという売り方があるものの

基本的にソフトの大幅な値下げを行わない任天堂は、同じソフトがずっと売れ続けて業績にも

大きな貢献を果たしているのを見ると、身を切る売り方しかできないようでは今後もSIEとしては厳しくなっていくだろう。


PS5の発売日や値段はまだ発表されていないが、今後の週販にどんな影響が出てくるだろうか。

任天堂はまだE3期間で大きな発表を行っていないので、来週以降の動きに期待したいところ。

ゲームランキングのほうでも何かしらの大きな動きがあると面白いが果たして?


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