昨年9月のニンテンドーダイレクトにおいて、全く前情報なくニンテンドースイッチにて
リマスター版が発売されることが発表された、PS2でアトラスから発売されていた
学園伝奇ジュヴナイルタイトルである九龍妖魔學園紀。
非常にアクの強い個性的なキャラクターたちが登場し、敵も日本の妖怪のような
化人(けひと)と呼ばれる敵が登場し、日本の学園を舞台としながらオカルトの素養も兼ね備えた
なんとも怪しい雰囲気のタイトルとなっている。決して万人向けのタイトルではないが
その妖しい世界観に魅せられたユーザーも多く存在する固定ファンのついているタイトルとなっている。
ゲームの監督・脚本を担当したのは今井秋芳氏。
PS時代に東京魔人學園伝奇シリーズでカルト的な人気を得たクリエイターで
最近だとスイッチ独占タイトルのがるメタる!にも関わっている。
作品自体は万人受けするとはいい難いものの、どこか魅力のあるIPが多いクリエイターとなっている。
その今井氏が関わった九龍妖魔學園紀が、6月4日にスイッチのリマスター版
九龍妖魔學園紀 ORIGIN OF ADVENTUREとして発売している。
ちょうどmoonが発表と同時になったこのタイトルの発売を待っていた人も多かったのではないだろうか。
売上とかそちらの方面の話は聞こえてこないが、来週の週販でTOP30圏内に入るのではと予想はしている。
6月4日に、発売されたばかりのスイッチ版九龍妖魔學園紀 ORIGIN OF ADVENTUREであるが
その発売日に先の今井氏が寄せたコメントが意味深であると話題になっている。
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『九龍妖魔學園紀 ORIGIN OF ADVENTURE』の発売日に発表された今井監督のコメントが意味深であると話題に!
おとといの6月4日に発売されたばかりの九龍妖魔學園紀 ORIGIN OF ADVENTURE。
同じPS2版の完全版敵タイトルのRe:charge(再装填)ではなく、オリジナルのリマスターという時点で
個人的に買うことはしなかったのだが、それでもリマスター自体はフルボイス化と言った
人によっては刺さる部分も多くあり、このタイトルを購入して遊んでいる人はそれなりにいると思われる。
現状、ファンとしてはまずそもそも発売された事自体を喜ぶタイトルであろうが
このZ九龍妖魔學園紀 ORIGIN OF ADVENTUREの発売にあわせて、九龍妖魔學園紀の
公式ツイッターにて今井監督から寄せられたコメントが公表されている。
その内容が意味深ということで、一部で話題になっているようだ。
【本日発売】
『九龍妖魔學園紀 ORIGIN OF ADVENTURE』発売に合わせて、監督の今井秋芳氏よりコメントをいただきました!#九龍妖魔學園紀 #秘宝を探し出せ▼DL版はこちらからhttps://t.co/YPTSJpjIDQ pic.twitter.com/LfUWKTxa9O
— 【九龍妖魔學園紀】公式ツイッター (@KowloonOOA_PR) June 4, 2020
ちょっと茶目っ気のある、何の変哲もないコメントではある。普通に読めばあまり気にするところはないのだが…
それぞれの行の一文字目を縦読みしてみていただきたい。すると…
九龍二せい作き願→九龍2制作祈願
と読めるとのこと。つまり、この九龍妖魔學園紀 ORIGIN OF ADVENTUREがある程度売れたら続編を作りたい…
という今井氏からのメッセージなのでは?と解釈されているということ。
縦読みとは随分古典的な手法ではあるが、おおっぴらには言えないけれど匂わす程度のことを
伝える時にはなかなか効果的な手法であるのも間違いない。
もしこの考察が真であるのであれば、続編を期待できるかも知れない…ということで
九龍妖魔學園紀ファンにとっては期待が高まるメッセージと言えそうだ。
もちろん無意味に期待するのは禁物だが、他には無い雰囲気を持つ唯一無二の
タイトルであるのは今井氏も言うように間違いないので、ファンが歓喜するような続報があることを期待したい。
本作はまだ未体験ですが、東京魔人學園剣風帖のDS版(結構重大なバグがあったのは残念)にはずっぽりとハマりました。 僕らの現実と地続きの民俗学的要素と、魅力的なキャラの絡め方に感心させられました。 九龍の方がゲーム的な完成度は高いとの評判なので、ぜひプレイしてみようかと思っています。
32ビット時代はソフト発売点数が多かっただけに、埋もれてる作品は他にも結構ありそうですね。 クロス探偵物語やミッシングパーツといった、隠れた名作に再び日の当たる日が来ることを願っています。
ところで、この今井氏のように、クリエイター個人が注目される作品が近年のゲーム界では少ない気がします。(制作規模がマンモス化してるせいでしょうか) かつては、見かけは美少女ゲームなのに過剰に社会問題に切り込む『MARICA ~真実の世界~』なんてアクの強すぎるタイトルもありましたが、ああいう作品はもう出ないのかと思うと、ちょっと寂しいです‥‥‥
私はこの東京魔人學園剣風帖シリーズは基本的に未体験なんですが、プレイした人には何かしらの印象を残す作品だということは、感想などから類推することはできます。
クーロンはリチャージと攻略本持ってたんですが、PS2がうまく動いてくれなくなって結局手放してしまいましたね。おっしゃるとおり、非常に評価の高い一作なのでスイッチ移植版をやってみるのは十分アリですね。
PS・SS時代に発売されたタイトルは、確かに今後に繋がりそうなタイトルも結構ありましたけれど、一作のみで終わったというのも結構ありますね。その時代の作品であるブリガンダインが今週発売だったりしますけれど。埋もれている作品のほうが多いでしょうね。
SSのマリオカート…ではないマリカ・真実の世界ですねwソフトと攻略本が家にありますよ。18推タイトルですが、オウム真理教とかあの辺りの事件なんかを取り入れているような気がする結構骨太なタイトルだったりしますよね。