3月20日に全世界で発売され、発売から2ヶ月経った今でも

日本では毎週10万本以上売れている怪物タイトルとなっている

あつまれどうぶつの森



発売から6週間で全世界で1341万本を売り上げており、すでに歴代のシリーズの

売り上げ記録を更新して、あとはどこまで数字を伸ばすかという状況になっている。

まだ発売してから年末商戦も迎えていないので、これからの売り上げは少なくとも

2000万本はまず確実に行くであろうし、場合によっては3000万本も狙えるタイトル…と個人的には捉えている。


どうぶつの森自体が、日本で非常に人気のあるタイトルということがあるのはもちろんのこと

今回は海外でもコロナ禍で更に需要が高まっているような状況で、全世界でこのゲームの

配信を行って人気を博しているYoutuberなども多く表れているようである。

この人気に目を付けた世界の名だたる美術館が、ゲーム内にデジタルデータを取り込める

コードを公式で配信していたり、一流アパレルブランドが新作デザインをあつ森で発表したり

日本では大相撲公式が、ゲーム内で擬似的に相撲が出来るような遊びを提案していたりと

任天堂が特に働きかけをしたわけでもないにも関わらず、凄まじいコラボが自発的に行われている。


【世界現象】『あつまれどうぶつの森』とコラボする美術館や新作デザインを公開するファッションブランドが続々登場!

【えっw】あつ森、今度はあのスポーツとまさかのコラボ!


あつ森自体が老若男女に受け入れられるゲーム性ということもあり

このような一方的なコラボ(?)が増えているということになる。


このように一般の世界をも巻き込んで、その影響力をますます強めている

あつ森であるが、ゲームの作り込みもすごく、前作とび森から実に8年の歳月を

かけて発売されたこともあって、細部まで作りこんであることが確認されている。

様々な作り込みがあるのだが、そのうちの一つである博物館において

その要素から現実世界の学問に興味を持つ層が増えている…ということがメディアで報じられている。


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『あつまれどうぶつの森』をきっかけに生態学に興味を持つ人が増えていると報じられる。

あつ森の作り込み具合については、様々な発見がすでにされているが

例えば少し前に話題になったのが、ゲーム内で青いバラを作る際の

交配の仕方が実際の遺伝学に基づいて交配を行うと、その発現確率を

劇的に高められるということが、以前話題になっていたことがあった。


『あつまれどうぶつの森』花の交配の仕組みが実際の遺伝学に基づいていた事が話題に!!


こういうところでの作り込みが尋常ではないところが、大きな話題となっていたわけだが

今回は同じくその作り込み度で多くのユーザーを驚かせている、ゲーム内の博物館の

解説から、実際の生態学に興味を持つ層が増え始めている…ということをメディアが報じている。

 国民的な大ヒットとなっている任天堂Switchのゲームソフト『あつまれ どうぶつの森』。多数の著名人が作品のファンを公言しており、プレイしてない人でもその名を知らない人はいないほどの社会現象になっている。そんな状況の中、SNSでは作品の中に登場する虫や魚の生態について調べたツイートがたくさんの「いいね」を集めている。漫画やゲームがきっかけで歴史に興味を持ち、日本史や世界史が得意になるというケースも聞くが、どうやら『あつ森』に登場する魚や虫がきっかけとなり、生態系に興味を持つ人が増えているようだ。

中略

 SNSでもハッシュタグ「#あつ森」は賑わいを見せている。そんな中興味深いのは、ゲームに登場する魚や虫の生態についてのトリビアがたくさんの「いいね」を集めている点。ゲームをきっかけに生態学に興味を持つ人が増えているようなのだ。

中略

 また、『あつ森』では捕獲した魚や虫を島に建てた博物館に寄贈すると、博物館内に展示されて鑑賞することができる。
「あの美しくボリュームたっぷりの博物館が素晴らしいなと思います。僕も昔、チョコエッグを集めていて海洋堂さんの深海魚フィギュアで深海生物に興味を持ちました。あの博物館は、水族館や植物園を疑似体験できるような雰囲気で、たくさんの生き物に対する好奇心を育んでくれる美しさだと思います」。

 水族館と言えば、現在は閉館しているところも多い。川田さんに聞いてみると、
「閉館していても生物は生きて、元気に餌を食べて過ごしています。水族館の1ヵ月の維持費は一説によると数百万~数千万円かかるとも言われているんです。新型コロナウイルスが落ち着いたら、『あつ森』で興味を持った人たちに、ぜひリアルな魚を見に行ってほしいですね。『あつ森』後は、きっと前以上に楽しめると思いますよ。それに、“自分の博物館もこんな風にしたい!”とかあつもり熱も燃えるかも」

管理人はあつ森を購入していないので、博物館の詳しい仕組みは知らないが

釣った魚や捕獲した昆虫を持っていくと解説してくれるとのことで、またその動きが

なかなかリアルであるという話が伝わってきている。

リュウグウノツカイなどマニアックな生物も多く収録されているようで、その内容から

生態学に興味を持つ人が増えてきているという話が報じられているということになる

先に触れた様々な一方的なコラボもそうだが、あつ森については、サブカルチャーの

カテゴリーに入るゲームにおいて、もはやサブではなく一つの文化を作り上げているような気がする。

現実と仮想の垣根を越えて、世界が一つに繋がっているような…そんな印象が個人的にはある。

これもやはり、任天堂が目に見えづらいところまでしっかりと作り込んであるからこそ

出来る芸当であるとも思え、やはり任天堂のゲームづくりは他の会社にはない

唯一無二のものであると改めて感じた次第である。今後もあつ森は様々な話題を提供し続けることだろう。


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