(この記事はタレコミから作成しています。情報提供ありがとうございました。)
PS関連を国内外で展開する、ソニーの中のゲーム部門であるSIE。
SCE(ソニー・コンピュータエンタテインメント)として、1994年にPSを引っさげて
ゲーム業界に参入した会社は、既に今年でゲーム業界に参入して25年目となる。
PS・PS2と人気IPを引き入れることに成功し、一時は任天堂や当時のセガなどの
先達者をまくって、相当な勢いがあった。PS2は全世界で1億台以上を売り上げたモンスターハードとなっている。
PS3以降、戦略のまずさもあって一時期かなり力を落としたが、PS4では好調とされている。
2016年に幾つかあった部門を統合し、現在のSIE(ソニーインタラクティブエンターテイメント)の
主軸は海外に移っている。2018年度に、ゲーム事業の展開に大きな力を有していたと思われる
平井一夫社長から、吉田社長に交代し、それ以降どうにも、少なくとも国内でのPSの
影響力は小さくなっているように思われる。海外に拠点を移したことで国内のPS展開が弱くなったとも指摘される。
PS Vitaが今年を持って、ほぼ撤退状態になることを告知しているSIEだが
今となって考えると、去年の年始の挨拶でSIEの日本拠点であるSIEJAの盛田会長が
全くVitaのことに触れなかったことが、フラグとなっていたと思われる。
【完全に無かったことに…】SIEJAの盛田会長、新年の挨拶でVitaに全く触れず。
新年の挨拶は、簡単ながら毎年総責任者が行っていたわけだが、なんと今年はその新年の挨拶が無いという状況になっているようだ。
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今年は盛田会長からの新年の挨拶は無し。PSブログのスタッフが年始の挨拶をするにとどまる。
新年の挨拶は形式的なものであるとは言え、やはり日頃商品を購入している
ユーザーに対して挨拶をするという意味合いでは、日本では比較的重要なものだと思う。
SIEもそう考えていたのだと思うが、毎年今までは年始に挨拶を簡単ではあるものの更新をしていた。
しかし、今年はその盛田会長からの新年の挨拶はなく、PSブログのスタッフが簡単に新年の挨拶をするにとどまっているようだ。
皆さま、あけましておめでとうございます!
昨年はたくさん「プレイステーション」を楽しんでいただいてありがとうございました。
さて、今年もまたたくさんのタイトルが発売されます。
PlayStation.Blogでは皆さんが気になる最新情報をはじめ、魅力的なゲームに出会うことができるように、そして「プレイステーション」でもっともっと楽しんでいただけるように、さまざまな記事や企画をお届けして参ります。
どうぞ本年も引き続き「プレイステーション」とPS.Blogを、よろしくお願い申し上げます。PlayStationR.Blog編集スタッフ一同
別に挨拶が無くなったことぐらい…とも思えるかも知れないが、今まで形式的なものであっても
欠かさず行われていた挨拶が、今年は一切無いのは、何かと勘ぐってしまうのも事実である。
特に今年は、既に6月にあるアメリカ小売への見本市であるE3に出展しないことも明言している
PSだけに、なんとも不吉な気配を感じられるのも事実である。最近ではあまりにも日本での
影響力が小さくなってきていてSIEJAは、仕事をしているのか?思うぐらいの影の薄さもあり
正直、今年PS関連で何か大きな話題(悪い意味での)が出てきたとしても、驚かないような状況になりつつある。
果たして、今年はPSはどんな戦略で展開するつもりなのだろうか?PS4も発売から6年めとなり
普及などもほぼ頭打ちに見える現状、何か打開策を用意しているのだろうか?
それとも、今年一年はPSにとっては厳しい波乱の一年になるのかもしれない。