毎週水曜日恒例の週販記事。
メディアクリエイト集計・4gamer更新の週販ランキングが先ほど更新された。
今週はニンテンドースイッチ発売から21週となる、7月第3週。
今週はなんといっても、スプラトゥーン2が発売されたということで
注目の週となる。ニンテンドースイッチもスプラトゥーン2同梱版が発売されているので
いつもより出荷が多くなっているのは間違いない。というか、今日のファミ通の速報値が
正しければ、10万台以上は売っているということになるが…。
メディクリとファミ通では、多少の誤差があるので、メディアクリエイトでは
何台の売り上げが出たのか…非常に気になるところだ。
また、スプラトゥーン2以外にも、幾つかのタイトルが出ている週でもある。
注目が集まる、先週の週販結果やいかに。
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ニンテンドースイッチ21週目は、9.9万台の売り上げ!スプラトゥーン2の発売に合わせ一気に放出だがそれでも全く足りていない!
先程、4gamerにて更新された記事を早速貼る。
「スプラトゥーン2」初週販売数は64万8000本。「レイトン ミステリージャーニー」7万本の「ゲームソフト週間販売ランキング+」
例によってキャプチャーを貼っていく。
出典:「スプラトゥーン2」初週販売数は64万8000本。「レイトン ミステリージャーニー」7万本の「ゲームソフト週間販売ランキング+」より
というわけで、ニンテンドースイッチの最注目週のスプラトゥーン2発売週は、本体が
98,999台となり、スイッチの累計販売台数は1,196,986台となった。
先のファミ通の台数と比べると若干少ないが、誤差の範囲内であろう。
任天堂としても、このスプラトゥーン2発売週は最大に需要が高まるという
予想はついていただろうから、この出荷数は驚くには値しない。ある意味予想通りと言える。
ただ、その予想以上に本体が全く足りていないという状況だが…。
もし、潤沢に欲しい人全てに在庫が行き渡っていたら結果はどうなっていただろうか?
途方もない販売台数とソフトの売り上げが合った可能性がある。つくづく機会損失が惜しいが
それにしても、最近のCSゲーム業界ではここしばらくなかった景気のいい話であるのは間違いない。
ソフトのほうに目を向けていく。メディアクリエイトの数字ではスプラトゥーン2の販売本数は
64万本となっている。意外とファミ通と差は出なかったのが驚きである。
今週は、TOP10のうち、8本が任天堂ハードとなっている。
2位にはレイトン教授の最新作が登場。
最初のタイトルはレディ・レイトンということで、レイトン教授シリーズの
新機軸となっているが、やはり時期が悪かったのか、7万本と全盛期のシリーズタイトルに比べると
寂しい売上になっている。スプラトゥーン2との被りもあるが、タイトル自体も求心力は下がっているのだろうと思われる。
そして4位の意外な伏兵、すみっコぐらし ここ、どこなんです?
元々はファンシーキャラクターを多数リリースしている、San-xのキャラの一つで
最近はリラックマに次ぐ人気があるとされている。実は、このタイトルはニンテンドー3DSでは
4作目になる。過去のシリーズは安定して10万以上の売り上げを出している良タイトルとなっていて
プレイした人からも評価が高く、今回もそのブランドの安心感から固定のファンが買ったと予想される。
ランキングで目立つ順位に居るソフトではないが、水面下で売れ続けて、やはりこのタイトルも10万を超える
売り上げに最終的になるだろうと個人的に予想している。
16位のカーズ3 勝利への道。
ニンテンドースイッチのものがランクインしているが、これはPS4とのマルチタイトルである。
レゴシティアンダーカバーに引続き、スイッチとPS4でスイッチ版の方が
売り上げが良いという現象が…。PS4のアクティブユーザーはどれくらいいるのか
本当に疑問になってくる。これも意外に衝撃的な結果かもしれない。
なお、スイッチ版のパケ版では不具合が出ることがあるようなので
遭遇した方は、上記の公式サイトの対応を確認されたし。
ニンテンドースイッチで出ている、定番の任天堂ソフトは相変わらず強い。
有力なソフトが出ない週は、スイッチの品薄が解消されるまでは、TOP20に
安定して入るのはまず間違いないことは予想できる。
今後は、そのタイトルの一つにスプラトゥーン2が確実に加わるので
しばらく任天堂無双は終わらない可能性がある。
来週は、いよいよドラゴンクエスト11の発売週。
個人的には、全く興味がなくなっているが、まだまだドラクエブランドは健在ではあると思う。
今回のスプラトゥーン2の売り上げを抜くのが、今までのドラクエであれば確実だっただろうが
現時点でドラクエブランドは、全盛期に比べればかなり求心力が落ちているのは間違いない。
流石に初週の売り上げは、スプラトゥーン2に勝つだろうが、最終的な売上本数においては
スプラトゥーン2に抜かれる可能性もあるかもしれない。それほど、スプラトゥーン2は
勢いを感じるタイトルであるというのは間違いないだろう。