7月21日に発売された、イカしたTPSの続編であるスプラトゥーン2。
前作は、Wii Uという売れなかったハードで発売され
全くの新規IPだったにもかかわらず、そのポップでカラフルなデザイン性と
奥深いゲーム性で、瞬く間に任天堂の強力IPの一角に入るほどの
爆発的人気を博し、最終的に日本国内で売れない要素だらけだったにもかかわらず
150万本以上の売り上げを記録した大ヒットタイトルとなった。
その辺りの軌跡は、過去記事の↓を参照されたし。
【祝2周年!】スプラトゥーン発売から今日で2年!今までの軌跡を振り返る!
今作は、Wii Uとは違って、国内外で好調なニンテンドースイッチで発売とあって
前作の熱を知るユーザーが、最初からスプラトゥーン2を購入することは予想がついていた。
国内ではこのスプラトゥーン2が、ニンテンドースイッチのリロンチとなるという
予想もされていたが、その期待を軽々とスプラトゥーン2は超えていったようだ!
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DLカードを含んだ初週売り上げは67.1万本!装着率は60%を超えるのはほぼ間違い無し。
このブログでは、毎週水曜日の売り上げ記事を更新している。
いつも使うのは、メディアクリエイト集計の4gamerで更新されるものだが
以前も書いたことがあるように、日本ではメディアクリエイトの他
ファミ通と電撃が、ゲームの週販を集計して公表している。
この中でファミ通は、大きなタイトルやハードの発売があると
先に、その売り上げの速報値を更新することがある。
スプラトゥーン2は、どうやら速報を更新するほどのビッグタイトルとなっているようだ。
先程、ファミ通でスプラトゥーンの発売日から週末までの3日(21~23日)の
3日間の売り上げを公表し、その売り上げは67.1万本であったと更新している!
■「スプラトゥーン2」 売上速報
(集計期間:2017年7月21日~2017年7月23日/販売日数:3日間)
国内推定販売本数: 670,955本
※ダウンロードカード、Nintendo Switch スプラトゥーン2セットを含む(ダウンロード版の本数は含みません)■ご参考
Nintendo Switch国内推定累計販売台数:1,205,087台
(集計期間:2017年3月3日~2017年7月23日)Wii U向けソフト「スプラトゥーン」初週販売本数:156,610本
(集計期間:2015年5月28日~2015年5月31日/販売日数:4日間)
Wii U向けソフト「スプラトゥーン」国内推定累計販売本数:1,512,789本
(集計期間:2015年5月28日~2017年7月23日)今回の速報について
『スプラトゥーン2』の初週販売本数は67.1万本と、ニンテンドースイッチ向けソフトの初週販売本数としては過去最高の出足となっています。さらに登場間もなく、ニンテンドースイッチ向けソフトの累計販売本数においてもトップとなりました。
なお、ニンテンドースイッチ本体の累計は120.5万台で、ハード所有者の2人に1人以上が本ソフトを所有していると考えられます。前作Wii U向けソフト『スプラトゥーン』(任天堂/2015年5月28日発売)の初週販売本数は15.7万本、現在までに累計151.3万本を売り上げています。今作「スプラトゥーン2」も、今後さらなる販売本数の伸びが期待されます。
引用元: 『スプラトゥーン2』発売3日間で67.1万本を販売 Nintendo Switch向けソフトで過去最高の勢いに
最近あった据置の大型タイトルだと、PS4で昨年11月に出たファイナルファンタジー15があるが
ファイナルファンタジー15の初週売り上げは、ファミ通調べで71.6万本であった。(メディアクリエイトでは69万本)
しかし、これはファイナルファンタジーのネームバリューもあったし、すでに450万台ほどはPS4が普及している中での
数字であって、まだ120万台(この数字だと、先週はスイッチが10万台近く売ったことになるが、これは今夜更新のメディアクリエイトの記事の方に譲る)で
これだけの売り上げを上げたというのは、驚異的と言える。装着率は60%を超えているであろう(スプラトゥーンはDL比率が高い)ということになる。
記事内のダウンロードカード含む、ダウンロード版含まずとは、例えばセブンイレブンや家電量販店に
置いてあるようなパッケージ版ではない、DLカードのこと。当ブログでも以前管理人が
購入した写真を載せたが、アレがDLカード版になる。
【フレンド募集!】7月21日に向けての準備は整った…!後は待つのみ…!
ダウンロード版は、ニンテンドーe-ShopやAmazonなどでコードを直接購入する方式の販売方法で
これは、集計対象外ということになる。
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これらのダウンロード版を含めば、初週の販売数は70万程度と予測できるのではないだろうか。
言うまでもなく、全てが手探りだった前作の15.7万本を大幅に超える売上となり
これは、任天堂もここまでの需要を予測していたということになるだろう。
しかし、当然ながらスイッチを購入できなかった層も居るわけで、潜在的にイカユーザーは
これから本体が出回ると同時に、どんどん売り上げを伸ばしていくのは想像に難くない。
実際、前作も発売後、ジワジワ売り上げを伸ばし、1年近くTOP10圏内を維持していたという実績がある。
スイッチは、Wii Uとは普及速度が比較にならないほど早いので、前作超えを果たすのは
早晩、時間の問題ではないだろうか。それにしても、先週の週販記事で40万本ぐらいと
予測していた自分の見通しは、まだまだ甘かったということか…。任天堂の底力恐るべし。
おまけ
今回、スイッチが買えなかった…という理由で、1を買ってきたという
声をネットでちらほらとではあるが見かけた。
先週のe-Shop内のランキングで、Wii UのDLソフトランキングで、スプラトゥーンは
なんと3位にランクインしている状況である。
ニンテンドーeショップ新作入荷情報 7/21(金)号! 先週の売れ筋 TOP10もご紹介。
スプラトゥーン前夜祭の週に、これだけDL版が売れているスプラトゥーン。
もしかすると、今週のソフトランキングにはスプラトゥーンがランクイン…。してくる可能性も?
4gamerのTOP20には入ってこないとは思うが、ファミ通の30位以内や、金曜に更新される
本家メディアクリエイトのTOP50までのランキングにひょっとしたら…。
無いとは言い切れないのが、任天堂ソフトの恐ろしいところである。