2012年の12月に発売され、今は徐々にその役目を終え
スイッチにバトンタッチが進みつつある、任天堂の前世代据え置き機であるWii U。
狙ったコンセプトは、いつもの任天堂と言った感じで、面白い特性を持つハードであったものの
更に前の世代のWiiと比べると、大幅に売り上げを落とし、最終的には全世界で1300万台ほどと
1億台以上売ったWiiと比べると、寂しい結果に終わってしまったハードである。
ただ、発売されたことは全く無駄ではなく、現在のスイッチに活かされていると思われる
アイディアも多数存在し、一定の役割は果たしたと思われる。
個人的にも、スプラトゥーンというタイトルの他、かなりのゲームを購入したハードで
今も、購入したゲームは時折遊ばせてもらっている。
そのWii Uを支えた幾つかのメインのサービスが、今年の11月8日を以って
終了になることを任天堂が告知している。仕方ないこととは言え、寂しさを覚える発表となっている。
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ユーザーコミュニティのMiiverse(ミーバース)が遂にサービス終了へ。それに伴い使えなくなるサービスも。
以前から、Wii Uの本体解析の結果などから、Miiverseなどのサービスが終わる可能性があるということは
ゲーム好きの間では、密かに噂されていた。そしてその噂が現実ということになる告知が任天堂公式で行われている。
平素は、弊社商品をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
このたび、2012年12月8日のWii Uの発売に合わせて開始いたしました、ゲームを通じて世界中のお客様同士がつながれるサービス『Miiverse(ミーバース)』を、2017年11月8日(水)をもって終了させていただくこととなりました。
『Miiverse』サービス終了日時
2017年11月8日(水)15:00(日本時間)ご愛用いただいておりましたお客様には申し訳ございませんが、何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。
なお、サービス終了に伴い、『Miiverse』へお寄せいただきましたご自身の投稿(※1)がダウンロードできるサービスを、
Web版『Miiverse』にて期間限定で提供させていただきます。詳細は『Miiverse』内でお知らせいたします。長きにわたりご愛顧いただきまして誠にありがとうございました。
影響のあるソフトは、Miiverse全般を利用して、画面内に投稿などを表示していた
部分になるが、このサービスが廃止されることによって、一部ゲーム的にかなりの
機能が制限されてしまうタイトルも出てくるようだ(例:マリオvs.ドンキーコング みんなでミニランドなど)
また、Wii Uのゲームパッドを用いて、チャットが行えるWii U Chatと
テレビ番組表を確認できるNintendo TViiも同時にサービス終了とのこと。
おそらく、チャットやテレビ表はそこまで使っている人は居なかったとは思うが
Miiverseのサービス終了は、Wii Uのメインの機能の一つだっただけに、いざ終了となると寂しい。
コメントは投稿したものはDLできるようだが、紐付いたコメントはDLできないといった
制約があるようで、この部分では不満に思う人も多いのではないだろうか。
Miiverse機能にいたっては、3DSでも共用して利用していたサービスだけに
今後は、他ユーザーとのコミュニティ形成や情報交換にかなりの制約が出ることになる。
これらのサービスはすべて無料で維持されていたものではあるので、仕方ないところはあるが
やはり、一つの時代が終わるというのは、寂しいものである。
スプラトゥーンの静かになったハイカラシティなどを見ることになるのが、個人的には忍びないが
これだけのサービスを完全無料で続けてくれた任天堂には感謝したいと思う。
このMiiverseが、管理人をスプラトゥーンの世界に、よりはまらせてくれたのは間違いない事実だからだ。
今後はスイッチでの、スマホとの連動であるNintendo Onlineアプリのサービス充実に期待したい。