昨年12月の年末商戦では、1番のCSハード市場を持つアメリカでも
スイッチ・Xbox one Xの前に販売台数が1番少なかった据置ハードのPS4。
SIEの公表では、SIEの推計値で
全世界で7000万台売れているという報告がされている。
もちろん現在の据置ハードではぶっちぎりで本体を売っている。
しかし、それにしてはソフトの売り上げ本数がやけ少なく、国内市場をみると
既に590万台ほど普及しているのにも関わらず、まだ発売してから一年経っておらず
また、3月発売のため1・2月の売上本数は当然無かったスイッチにソフトの売り上げ本数が
肉薄している状況で、思わず首をかしげてしまうような不思議な数字が出ている。
【残酷な結果…】2017年ソフト売り上げ対決。任天堂1805万本・SIE907万本と2倍近くの差に…。
PS事業は好調とされているが、売り上げも上がってはいるものの、宣伝費や維持費などで
あまり大きな利益にはなってはいないようで、未だにSCE時代の債務超過の負の遺産は全て返し尽くせていない。
色々と不振に思う点はあるが、一応はメーカー公式の発表を信じるしかない状況にはある。
なので、個人的に現在のPS事業というのは、見た目ほど勢いがあるようには思えず
結構いっぱいいっぱいではないのか?と思うことがままある。そして迷走していると感じることがある。
その個人的な感覚を補強するかのように、SIEが今度発売する新たな商品が、どうみても
あのシリーズの後追いにしか見えないことが話題になっている。
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世界最大のゲーム小売「GameStop」独占でSIE関連のキャラをミニフィギュア化したKOTAKU COLLECTIONが販売決定!しかしどうみてもamiiboの劣化コピー…。
SIEがアメリカに本社を構える、世界最大のゲーム専門の小売である
GameStop限定で、SIEに関連する幾つかの
キャラクターをミニフィギュア化して販売する、その名も
TOTAKU COLLECTION(オタクと読むそうだ)という商品である。
Nasce TOTAKU Collection: ecco la Prima Serie
出典:Nasce TOTAKU Collection: ecco la Prima Serie
どうみても劣化ami…いや。なんでもない…。
色々と突っ込みたい所があるが、この商品はGameStop独占販売とは言え
ちゃんとSIEのライセンス商品となっているようだ。
しかも、これは本当にただのフィギュアのようでアミなんたらと違って
ゲームとの連動要素などが無いようだ。やっぱり劣化a(ry
そしてフィギュア化されるキャラの選択も微妙というか…。
パラッパはPS4で去年リマスター版が出ていたが、全く売れていなかった。
他のキャラも、チョイスが微妙すぎる…いや、ソニーが過去出した
どう見てもスマブラを意識したが、あまりにもキャラに華が無く
余程コアなPSファンでなければ、参戦しているキャラクターの半分もわからないような
プレイステーション オールスター・バトルロイヤルを見れば
SIEには、本当に圧倒的な存在感を持つようなキャラが存在しないのがわかりきってはいた。
TOTAKU COLLECTIONはその認識を更にすすめるだけのものに過ぎないだろう。
任天堂のアミーボはキャラの元々の魅力があり、またそれに付随する形でのゲームでの連動要素という形で
ファンに満足感を与えたのとは裏腹に、任天堂がアミーボで成功したのでSIEも作ってみましたというような
後追い感しかしない、なんとも微妙な商品であるのは間違いがないだろう。
普通の商売人の感性からいけば、これらのフィギュアが任天堂のアミーボのように
売れるなどは到底考えづらく、商品化自体を考えないような商品であると思うのだが
この企画を通して、実際に商品化して売り出す所に、なんというかSIEの迷走しているところを
強く感じることが出来る。このフィギュア、一体どれくらい売れるのだろうか…。