(この記事はタレコミから作成しています。情報提供ありがとうございました。)
毎年9月に、東京(というよりは千葉の幕張メッセ)にてビジネスデーと
一般人に開放する日を設けて4日の日程をかけて開催している、国内最大の
ゲームイベントである東京ゲームショウ(以下TGS)
アメリカのE3、ドイツのGamescomと並んで世界三大ゲームショウと
言われているイベントであり、1996年に開催されてから23年の歴史を持つゲームイベントとなる。
しかし、当初はともかくここ数年のTGSは家庭用のゲームよりもソシャゲの発表のほうがかなり多くなっており
また会場にはコスプレをしたコンパニオンが多く登場することで、そのやや過激な衣装を着たコンパニオンたちの
写真を取るカメコが多く来場する事態になりゲーム情報を得るよりもコンパニオン撮影が
目的となっている層が一定数居るイベントになってしまっている。
また日本で行われるゲームショウにも関わらず、任天堂がほとんど出展しない(お金はきちっと出している)
イベントとしても知られていて、メインは国内2番手のPSや前述したソシャゲの新作などの発表となっている。
任天堂は出展はほとんどしていないが、サードが任天堂ハードへの新作を告知することは普通にある。
そんな状況にあるとはいえ、やはり日本最大のゲームショウとして位置づけられている
TGSは開催時にはそれなりに新作の発表があり、日本のゲーム業界でそれなりに話題にはなる。
今年も9月に開催される予定があったが、その開催発表会がコロナの影響により中止になったことは
以前このブログで記事にした。そして大本のイベントもやはりコロナの影響で会場での開催が中止決定となったことが報じられている。
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東京ゲームショウ2020の通常開催中止決定。オンラインでの開催が検討される。
昨年は累計26万の累計来場者数を記録したTGS。過去最大の2018年29万という記録に比べると
若干その来場者数は減ってはいたが、4日間の累計の来場者数としてはなかなかの数字である。
流石に日本最大のゲームショウを名乗っては居ないという所。
しかし、去年の記憶を手繰り寄せてもあまり大きな発表があった記憶が個人的には無いので
やはり、あまり見どころが無かったのではないかなと思ったりもする。
実際にここ数年のTGSで興奮した発表は記憶がなく、個人的にはもはや興味が薄いイベントになっている。
それでも多くの企業が出展するイベントであるのは間違いないので、今年は今年で何かしらの
興奮するような発表があるかとも期待は若干はしていたが、残念ながら今年のTGSの通常開催は中止になったとのこと。
そして今は、代替案としてのオンライン開催を検討しているとの報道が国内ゲームメディアによって報じられている。
来場者や出展社の安全と健康を考慮して通常開催の中止を決定。オンライン開催などの検討結果は後日発表。
一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(以下、CESA)は、日本最大級のゲームの祭典「東京ゲームショウ2020(以下、TGS2020)」の通常開催を中止して、オンラインでの開催を検討していることを5月8日(金)に発表した。
TGS2020は、2020年9月24日(木)から4日間、千葉県の幕張メッセで開催予定だったが、世界中で猛威を振るっている新型コロナウイルス感染症の影響を考慮し、日本国内も予断を許さない状況にあることから、来場者や出展社、関係者の健康と安全のために開催中止となった。
オンライン開催などの詳細については、5月下旬ごろに公式サイトやプレスリリースで発表する予定とのこと。
コロナ禍は9月のイベントにまで影響という形になってしまった。大きなイベントは開催前から
下準備が多く必要となり、またTGSはアジアの台湾などのメーカーも参加することから
今回の中止決定に至ったということだろう。判断自体は賢明といえる。
こうなってくると代替案として検討されている、オンライン開催が実現するかどうか…というところになるが
やはり箱物を借りて大々的に行うからこそ、ある程度の入場者が見込めるわけであって
オンラインでやると、かなりリアルタイムでの視聴者は減るのではないだろうかと予想したりもする。
今回の決定で、2020年の世界三大ゲームショウは全て通常開催が中止になることが確定となった。
Gamescomはデジタルでの開催がすでに決定しているが、いずれにせよ大きな影響は避けられない。
一日も早くコロナ禍が終息してくれることを願いたいが、残念ながらまだまだ先は見えない状況にある。