6月1日に、当時のスクウェアが出した往年のアクションRPGタイトルであった
聖剣伝説シリーズの、任天堂ハードで発売された
タイトルを三作品をまとめて収録した聖剣伝説コレクションが
ニンテンドースイッチで発売された。
【新作が出るかも?】聖剣伝説コレクションが本日発売!新作の可能性も!?
2のみ任天堂ハードのVCで過去発売されたことがあったものの、1と3はVC化されたことがなく
3本で4800円という強気な値段ながらも、初VC化、スイッチの需要などでおそらく
開発も予想外と思われる健闘を見せ、コレクションタイトルにもかかわらず5万ほど売り上げを出したのが明らかになっている。
上記の記事でも書いたが、この聖剣伝説コレクションの売れ行きで
今後の聖剣伝説の新作などの方針も決まる可能性があることを
ディレクターが触れていたが、どうやらその好調を受けてだと思われる
聖剣伝説の新たなプロジェクトが発表された。ただし、個人的にはその判断はどうなのか?
と、思わず首をひねってしまう内容になっている。
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1993年発売の聖剣伝説2のリメイクをリリース決定!ただしニンテンドースイッチは対象に入らず…。
新たな聖剣伝説に関するプロジェクト…それは新たな聖剣伝説の新作ではなく
聖剣伝説2のリメイクであるらしい。
本日発表された、記事から引用する。
スクウェア・エニックスは、『聖剣伝説2 Secret of Mana』を正式発表した。対象プラットフォームはPS4/VitaおよびSteam(Windows)で、2018年2月15日にリリース予定。価格は4800円(税別)、またスクエニのe-Storeから購入できる数量限定の「コレクターズエディション」が13870円(税別)となっている。
本作は1993年にスーパーファミコン向けにリリースされた『聖剣伝説2』のフルリメイク作だ。ゲーム全編にわたり2Dドットから3Dへとグラフィックがリニューアルされているほか、新たにキャラクターボイスに対応しトークイベントも追加された。CVは「ランディ」を小野賢章さん、「プリム」を山本希望さん、「ポポイ」を加藤英美里さんが担当。また収録されている楽曲は、オリジナルのコンポーザー菊田裕樹氏による監修のもとアレンジされており、SEも本作のためにリマスターされている。
公開されたトレイラーでは新たなビジュアルやサウンドが確認できるが、一方でゲームプレイに関しての変更要素は現時点では伝えられていない。リメイク版はスーパーファミコン版と同様に最大3人での協力プレイに対応しており、こちらは公式サイトではPS4/Windows版はオフラインマルチプレイ、PS Vita版はアドホックプレイに対応しているとの表記で、残念ながらオンラインでの協力プレイに対応しているとは記載されていない。
引用元: フルリメイク作『聖剣伝説2 Secret of Mana』正式発表。PS4/Vitaに加えPC版がSteamでも配信、グラフィック一新にボイス追加へ
どんな判断だよ…。
このフルリメイクは、おそらく聖剣伝説コレクションがそれなりの売り上げを上げたことを
鑑みて、そのままのVerでは元がSFCだけに発売できないので、PSで発売できるように
リメイクを行ってリリースする…という可能性が高いと個人的に考える。
今後の展開があるかもしれないので、今の時点で断言は差し控えたいが
当然、聖剣コレクションを買った人間としては、同じニンテンドースイッチで
何かしらの聖剣のタイトルができるのではないかと期待して購入した人も多いのではないかと思う。
個人的にはどちらでも良かったが、それでももし今のスイッチ向けの聖剣新作が出てくれば
それはそれで、興味を示したかもしれなかった。
しかし、発売されるのは聖剣伝説2のリメイクで、更になぜかニンテンドースイッチは
その対象機種に入っていない。今のスクエニが3Dリメイクする時点で色々と
不安要素が多いのは事実だが、リメイクされた聖剣伝説2をやってみたいと思っていた人は結構居るのではないだろうか。
また、今回のマルチにはPS Vitaが加わっているため、ゲームとしては一番性能が低いPS Vitaに合わせて
リメイクを作らなくてはならない。微妙な出来になる可能性が高い。PS4ユーザーとしても
この展開は望んでは居ないのではないかと思う。なんというか、ああやっぱりスクエニはスクエニなんだな…と
強く感じてしまう発表で、今後聖剣伝説のタイトルがスイッチにでなければ
ますます、新作の聖剣伝説のリリースを望んで聖剣コレクションを買った
ユーザーからはスクエニに対してのヘイトが溜まるだけではないだろうか。
そもそも、PSユーザーがこのタイトルをそこまで買ってくれるかも疑問が残る。
なんとも、理解に苦しむ判断で、今の迷走しているスクエニの状況を
また一つ表す、事象であるとは言えないだろうか。