毎週更新の週販記事。メディアクリエイトが情報を公開しなくなったため
新たにファミ通のデータを使っての更新となる。
ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として
発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。
今はコロナの影響で金曜日更新となっている。
今回はファミ通がお盆休みで、2週分の結果となっているので、前フリは特になしで
早速見出しの後から、結果を見ていきたいと思う。
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【ファミ通】389週目・390週目のソフトランキングTOP30
本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。
なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。
出典:ゲームソフト販売本数ランキング 集計期間:2024年8月5日~2024年8月11日
出典:ゲームソフト販売本数ランキング 集計期間:2024年8月12日~2024年8月18日
まずは389週目のランキングから。
転スラの新作が1位となっているので、実際はパワプロは4週連続TOPではなかったのは確定となる。
ただしファミ通では2週まとめているので、ファミ通表現では4週連続となっている。
お盆週はトップに返り咲いているので、こちらはまぁいつものファミ通だなというところ。
転スラ自体はマルチ発売だが、やはりスイッチ版とPS版では大きな差がついておりトリプルスコア以上の差がついている。
これはもうPSに出す必要があるのか…と感じるのはいつものことで、実際消化率もPS版は緑色となっている。
390週目にはPS版はTOP30圏外となっており、間違いなくPS版の方は投げ売り確定の状況となっている。
一方のスイッチ版は60~80%消化率なので、こちらはまぁ何とか売り切ることは可能だろう。
ワンピースオデッセイのスイッチ版は、なんとか60~80%消化率まで持ってきており
こちらも何とか小売が大きな血を吐かなくて済みそうな推移となっている。
389週目の新作ランクインとしては、あのブシロードがパブリッシャーにも関わらず
Steamでは超高評価を得ている少女☆歌劇 レヴュースタァライト 舞台奏像劇 遙かなるエルドラドが
18位にランクインし、消化率が60~80%ラインとなっている。
また、対極の乙女ゲーとなる花笑む彼と & bloomも22位にランクインしており
こちらもほぼ定番となった60~80%の消化率を出しており、乙女ゲーの安定感を覚える次第である。
お盆シーズンということで、やはり任天堂タイトルを始め、パーティゲーム系・ライトな対戦ゲーム系が売れているが
この中で人生ゲームが安定した売上を出して、TOP30圏内に戻ってきているのが興味深い。
こうなると、ニンテンドースイッチではサードソフトでもジワ売れする傾向があり
今後も、大型連休や年末シーズンなどでは、再度TOP30圏内に顔を出すのが当たり前になるだろうと思われる。
人生ゲームのCSゲーム版は、ボードゲームと違って結構作りにムラがあり、低評価タイトルも多いのだが
今回の人生ゲームは、かなりボードゲームとしての評判はよく、つくづく良いゲームを作ることが
このような優良なジワ売れを生み出すことを改めて思い知る結果となっている。
そして、お盆週はやはりパワプロ以外ランクインが一切ないPSソフト。
ハード発売からピークが来る4年目のお盆商戦で、この結果はもう駄目だろう。