毎週更新の週販記事。メディアクリエイトが情報を公開しなくなったため
新たにファミ通のデータを使っての更新となる。
ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として
発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。
今はコロナの影響で金曜日更新となっている。
昨日のTOP10とハード販売速報では、TOP10の中に先週発売された新作ソフトが
マルチも含めば4作品のランクインが確認された。
その中で最も売ったのは、本編が任天堂ハードでは初のリリースということになった
ペルソナ5 ザ・ロイヤルのスイッチ版であった。
PS5とのマルチで発売されたこのタイトルは、スイッチ版が4.5万本、PS5版が5千本程度の売り上げとなった。
本来であれば、スマブラのDLCでジョーカーが追加されたときにでもリリースできていれば
もっと売れていたのではないかとも思われるが、この選択をしたのはアトラスなので
アトラス的に見込んでいる売上本数に対して、どれくらいの結果が返ってきていたのか。
それがわかる消化率をみていきたいと思う。早速見出しの後から確認していく。
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【ファミ通】2022年10月17日~2022年10月23日のソフトランキングTOP30
本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。
なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。
出典:ゲームソフト販売本数ランキング 集計期間:2022年10月17日~2022年10月23日
まずは恒例の消化率。ペルソナ5については、スイッチ版においてはだいたい予測通りなのかなといったところ。
ペルソナクラスであれば、任天堂ハードで出ていれば一週だけのランクインで終わるということはないと思われるので
今後数週の売り上げで、80~100%までの消化率になるだろうと予測する。
一方のPS5版は消化率が緑色…PS3やPS4で既にリリース済みでもあるタイトルだけに
購入数はそこまで無いであろうという予測は素人でも立つが、かなり少なめに見積もったであろう
本数すらも大きく下回っているということが予測できる消化率となっている。
もちろん、大本の出荷数が少ないので、これからもう少し売れれば消化率自体はなんとかなるだろうが
PSでのジワ売れは期待できないために、こちらは投げ売りになる可能性も十分にありえるといったところ。
ウルトラ怪獣モンスターファームは、各地で品薄・品切れが確認されていただけあって
やはり消化率も80~100%と予想通りの結果が残っている。
ただ、今回は小売もおそらく需要を読み違えたところが多いと思われるので
投げ売りで血を吐くようなことはないものの、逆に機会損失があったと考えるのが妥当だろう。
今後追出荷が行われるだろうが、このタイトルは旬的なものが、今後のウルトラマンの
特撮の方での展開の仕方で、何度も訪れる可能性があるので、小売にとっては優良なソフトになる可能性が高そうだ。
ドラゴンクエストXオールインワンパッケージは、いつもこんな感じの消化率なので
小売・スクエニともに大体予想通りではないかとも推測している。
PS4版はかなり下のほうで、やはり消化率は緑色だが、今後まだ売れているオフライン版の存在が
どれだけこちらのフックになるかといったところが気になるといったところ。
ただPS4版は相当厳しい状況にあるのは間違いない。スイッチ版も厳しいが。
11位以下をみてみると、まず他のランクイン新作としては13位にPS5のゴッサム・ナイツがランクイン。
消化率は芳しく無く、この状況だとまた売れ残りが発生しそうな状況となる。
その他のタイトルは、いつもの常連タイトルとおそらく本体との抱合せのお陰でランクインした
ホライゾンなどの存在があるが、売り上げとしてはやはり年末商戦前の売り上げだなといったところ。
特筆することは無く、今月いっぱいはこんな状況であろうが、嵐の前の静けさ(?)といったところで
来月のポケモン週頃からの巻き返しに期待したいところである。