毎週更新の週販記事。メディアクリエイトが情報を公開しなくなったため
新たにファミ通のデータを使っての更新となる。
ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として
発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。
今はコロナの影響で金曜日更新となっている。
GW突入直前週となった先週。GWは大型連休ということで、物流なども縮小されるため
先週はそのGWを見越して、多くのソフトが様々なメーカーから発売されていた。
アトリエのコレクション(マルチ)や、キムタクが如くの新価格版及びリマスター版の
発売がメインだったPSに較べると、シューティングだったり、乙女ゲーだったりタイピングソフトだったり
過去作品のリメイク的タイトルだったり、多様なタイトルがスイッチの方では発売されていた。
定番の任天堂ソフト、毎週多数リリースされるインディーズの他、パッケージタイトルでも
多種多様なジャンルが出るスイッチはまさに、ファミコンやスーファミを彷彿とさせる
玉石混淆、カオスな市場であることはまず間違いない。
この多種多様性が、また様々なユーザーを取り込むことに繋がるわけで
スイッチの勢いが止まらないのは、むべなるかなとも感じる要因となっている。
週販的に売上が多くなくとも、スイッチに様々なユーザーを取り入れることに
貢献しているこれらのタイトルもまた、今のスイッチに欠かせない存在なのだろう。
昨日のTOP10では新作は、ニーアとアトリエのコレクションのスイッチ版のみであったが
30位圏内には、他の新作も幾つかあると思われる。果たして11位以下の結果はどのようになっただろうか?
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【ファミ通】2021年4月19日~2021年4月25日のソフトランキングTOP30
本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。
なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。
出典:ゲーム販売本数ランキング 集計期間:2021年4月19日~2021年4月25日
まずは恒例の新作消化率。ニーアは大体60~80%。この分だと初回出荷分は問題なくさばけるだろう。
スイッチのほうがランクインしたアトリエのセットボックスは消化率が80~100%の間。
コエテクも大体出荷数が読めてきているというところなのだろう。
出荷分がこれだけ売れていれば、過去の資産を使うタイトルとしては万々歳といったところか。
他の新作ソフトのランクインが、まずPS5でリマスター、PS4で新価格版として
1800円という超お手頃価格での発売となったジャッジアイズが、PS5版が11位。
PS4版が18位ということで同時にランクイン。PS4版とPS5版が同時にランクインするのは
ロンチの頃のスパイダーマン以来だろうか。PS5のソフトランクインタイトルが
また一つ増えることになったが、スイッチと較べるともはや頼りなさすぎるランクインであり
PS5の寂しさを、却って際立たせるような結果でもあるといえるのではないだろうか。
PS4ですでに大体のユーザーがやったと思われるとは言え、1800円という価格で
マルチ合算でも1万本に行っていない状況であるのと、これでも消化率的には
品薄とは呼べないような状態でもあったということ。確実にPSでソフトを購入する層が減っている。
またアトリエのセットボックスはPS4版もランクインしているが、スイッチとほぼ2倍の差を
つけられている状況で、こちらも消化率が高い状況となっている。
以前の五等分の花嫁なんかもそうだったが、明らかにPSのほうが出荷が絞られていることが
わかるパターンがここのところ増えている。それも以前だったら同発マルチであれば
確実にPSでのほうが売上が高かったようなソフトが軒並み、そのような状況になっている。
その他のスイッチの新作ソフトが、バリエーションに富んだラインナップがランクイン。
高田馬場ゲーセン・ミカドとコラボした雷電IVが15位。バンナムの間違い探しが17位。
乙女ゲーの時計仕掛けのアポカリプスが21位。そしてワンダーボーイ アーシャ・イン・モンスターワールドが
29位にランクインと、こういったソフトもランクインしている。
特に雷電はミカドの知名度がどこまでであるかは不明ではあるが(個人的には毎日配信見ているが←)
最近のSTGではかなりの売上になっていると言っていいだろう。
今週はグランゼーラからR-TYPE FINAL2も発売されており、最近密かにSTGが熱くなっているように見える。
最近のランキングは定番タイトルの強さがありながらも、こういった面白いタイトルが
ランクインしたりするので、なかなか見応えがあるものとなっている。