毎週更新の週販記事。メディアクリエイトが情報を公開しなくなったため
新たにファミ通のデータを使っての更新となる。
ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として
発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。
今はコロナの影響で金曜日更新となっている。
昨日の速報では、発売以来ずっと1位を記録していたマリオカートワールドがついに首位陥落。
1位となった鬼滅の刃(スイッチ版)であるが、現在映画がまた凄まじい興行収入をあげているのに対して
マルチ合算でも前作の数字よりも、かなり大きく数字を落とす結果となり、一作目の不評が
そのまま2作目の購入意欲の減退につながっていたであろうことが類推される結果となっていた。
まさに一作目の出来が、次作に影響したということになるが、ユーザーもただ人気に
便乗するようなタイトルは、選ばないということもわかる結果と言えるのではないだろうか。
それでも、ある程度の売上は上がっている本作の消化率がやはり気になるところ。
前作の売上基準だと、緑消化率になっていそうな気がするが結果は果たして?
他の新作ソフトのランクインや消化率など、早速TOP30を見ていくことにする。
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【ファミ通】2025年07月28日~2025年08月03日のソフトランキングTOP30
本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。
なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。
出典:ゲームソフト販売本数ランキング 集計期間:2025年07月28日~2025年08月03日
まずは恒例の消化率。
鬼滅の刃はスイッチ版が60~80%。そしてPS5版は40~60%の緑消化率となっている。
スイッチ版はなんとか売り切れそうな気がするが、PS5版はある程度の投げ売りが発生する可能性が高そうだ。
この手のゲームをPS5に出すのは、悪手以外の何物でもないと思うが…メーカーは学習しないのだろう。
4位のホロの花札は60~80%と、こちらも消化率的には良い結果となっている。
乙女ゲーなどと同じで、需要が読みやすいのではないかと推測。
7位のCastlevania Advance Collectionのスイッチ版は60~80%。
元々DL版がかなり先行しているタイトルで、この売上は十分に元は取れているのではないだろうか。
11位以下の新作を見ていく。今回はランクインが多い。
まずは、12位に鬼滅の刃のPS4版がランクインしており、こちらも消化率は40~60%となっている。
既に12年程前のハードのPS4が未だに縦マルチに選定されているのもアレだが、それでも
これだけまだ売上があるということは、迂闊に縦マルチをPS側では切れないという証拠でもある。
PS4が完全引退できるのはいつになるのだろうか…。
15位には、2023年にスイッチやPS5で発売していたもののスイッチ2バージョンとなる
イースX -Proud NORDICS-がランクインしている。消化率は40~60%の緑。
スイッチ2にはまだまだユーザーが少ないことを考えると、この売上は存外健闘しているのではないかと思う。
ファルコムは商売のやり方自体は堅実なので、このあと本体普及とともに徐々に売っていくことを想定しているのかもしれない。
18位にはアイディアファクトリーの乙女ゲー・勿ノ怪契リがランクイン。
売上は大体いつもの数字で、消化率も60~80%なので相変わらず安定しているなと感じる。
24位にはPS5版のCastlevania Advance Collectionがランクイン。
かろうじてランクインといったところで、消化率も40~60%となっている。
出荷本数がそもそも少ないだろうが、それでもこれは売れ残ってしまう可能性はありそう。
30位には元々はFOGが開発していたタイトルで、今は日本一ソフトウェアが販売と開発を行っている風雨来記5がランクインしている。
何気にPS初代からあるシリーズとなっていて、固定ファンが居る作品タイトルの一つ。
消化率は40~60%ということで、こちらもちょっと投げ売りされてしまう可能性はありそう。
ただ、4年前に同じくマルチで発売していた4はPS版のほうが売上が多かったので
このタイトルもスイッチのほうが売れるという結果が残ることになっている。