毎週更新の週販記事。メディアクリエイトが情報を公開しなくなったため
新たにファミ通のデータを使っての更新となる。
ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として
発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。
今はコロナの影響で金曜日更新となっている。
昨日の速報で、マリオカートワールドが発売からの連続記録を更新する
8週連続の売上トップを確認と、ドンキーコングバナンザも本体が売れると同時に
最初の一本としても検討されているであろうことが見えるランキングが確認されていた。
スイッチ2も本体台数は、まだまだ需要に供給が追いついているとは到底言えないものの
ゲリラ販売の報告もかなり頻繁に上がるようになってきており、夏休み商戦が落ち着けば
ある程度入手難易度は下がっていくのではないかというのが個人的な見立てである。
初代スイッチが8年以上かけて積み上げた台数を、スイッチ2はこれから後追いしていくことになるわけだが
まずは、発売からの最初の強い需要シーズンである夏休み商戦をどれだけの本体台数と
ソフト売上を記録していくかは、このブログでも当然今後も追っていくこととなる。
まだまだスイッチ2は始まったばかり。8週目の結果をみていく。
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【ファミ通】2025年07月21日~2025年07月27日のソフトランキングTOP30
本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。
なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。
出典:ゲームソフト販売本数ランキング 集計期間:2025年07月21日~2025年07月27日
まずは恒例の新作消化率から。
4位に入った明末:ウツロノハネは、60~80%と上々の消化率。
PS系は2週目以降は大きく売上を落とすことが多いが、この消化率ならなんとか小売からは捌けるのではないだろうか。
6位に入った乙女ゲー・泡沫のユークロニア -trail-も同じ消化率。
乙女ゲーの消化率の一般的なもので、こちらもまぁ問題はないだろう。
11位以下の新作のランクインを見ていく。今回はかなりのソフトがランクイン。
まず12位に蒼き雷霆 ガンヴォルト トライアングル エディションがランクイン。
3DSの割と早い段階で、インティ・クリエイツが世に送り出したオリジナルタイトルとなっている
蒼き雷霆 ガンヴォルトも、定番シリーズとして育った感がある。コレクションタイトルでも安定した売上。
消化率は60~80%とまずまずの結果で、固定ファンが十分にいるであろうことが類推される。
続いて15位には、アルカナ・ファミリア Rinatoがランクイン。
こちらは2015年…10年前にPS Vitaで発売された乙女ゲータイトルの移植となる。
少年マンガ×乙女ゲーという変わったコンセプトタイトルで、こちらも10年前のタイトルの移植としては
元は取れるぐらいの売上になっているのではないかと思われる。
消化率も80~100%なので、こちらも乙女ゲーのスイッチでの需要を十分に読み切っていると言える。
続いては18位にコエテク×EAのタッグが当時話題となった、別機種では2023年に発売していた
スイッチ2での後発マルチとなるWILD HEARTS Sがランクイン。
ただ、消化率は緑の20~40%でかなり厳しい数字。
まだまだスイッチ2が普及初期なのと、このタイトル自体もPSではある程度は売れていたものの
やはりスイッチユーザーの認知度は低く、内容もニンテンドーユーザーにはマッチしづらいかなという印象。
最近何かと批判が多い、モンハンワイルズなどと比べれば、良くできていると評価されているタイトルでもあるのだが。
そして20位に、シリーズタイトルとしては3作目となるサスペンスアドベンチャーの最新作
伊達鍵は眠らない – From AI:ソムニウムファイルがランクインしている。
こちらも消化率としては結構厳し目な、40~60%ということで投げ売りが行われる可能性が高そう。
このタイトルは、割とe-shopでの大幅値引きも結構な頻度で見られるタイトルだけに
今後は、同じような売り方がDLソフトとしてされるような気がしないでもない。
全体的に新作のランクインも目立った8週目だが、まだまだスイッチ2については
本体を持っている人が少ないというのは、ソフトの売上から見ても分かる状況で
このあと本体普及が進むにつれて、初週の結果がもっと大きなものになるソフトも
増えていくだろうと思うと、週販の数字を追うことが楽しみになるのは間違いない。