毎週恒例水曜日の週販記事。今はコロナの影響で木曜日更新。
ニンテンドースイッチ2が発売されてから、17週目となる2025年9月第4週の週販ランキングが
先程ファミ通で更新された!
ここのところのスイッチ2は4万台程度のある意味安定的な数字が出る週販が続いている。
年末商戦に向けて、力を溜めているのは明白であり、まだ暫くはこの傾向が続くと思われるが
既に今年もあと3ヶ月と、最後の四半期に入ってきている。
全世界で任天堂が強い年末商戦の四半期となり、任天堂の年間の売上のうちの大半をこの期で売る
毎年の実績があるのと、今年はスイッチ2元年ということもあって、注目ソフト・大作ソフトが出始める
今月終わりの週販あたりから、とてつもない数字が出てくるのだろうと予想される。
スイッチ2に触発されるかのように、ソフトはここのところプラットフォーム問わず注目タイトルが
毎週いくつか出ている状況であり、特に先週においては、コナミが本当に久々の完全新作として
シリーズ最新作を出した『サイレントヒルf』であったり、今はコエテクに吸収されている
ガストブランドの恒例シリーズであるアトリエシリーズの最新作である
『紅の錬金術士と白の守護者 ~レスレリアーナのアトリエ~』、そして毎年この時期恒例の
EAのスポーツゲームである『EA SPORTS FC 26』6や、セガの看板キャラソニックが繰り広げる
レースゲームである『ソニックレーシング クロスワールド』などが発売されている。
注目タイトルも多く登場した、ニンテンドースイッチ2の17週目の結果やいかに?
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ニンテンドースイッチ2の17週目は4.4万台を売り上げる!サイレントヒルfが5.7万本売り上げる!
先程、ファミ通で更新された速報ランキングの記事は↓である。
ハード販売台数・TOP10ランキングの引用を貼る。
ファミ通発表の売上ランキング。今回は2025年9月22日~9月28日のゲームソフト&ハード週間推定販売数まとめをお届け。
※掲載している数値は、集計時点において入手可能な情報に基づいた推計値です。初登場のタイトルが7本(機種別にカウントすると5作品)、トップ10入りを果たした今週のランキング。その中で首位に輝いたのは『SILENT HILL f』。
サイコロジカルホラー『サイレントヒル』シリーズの最新作で、メーカー発表によると、発売2日で世界累計出荷本数は100万本を突破したとのこと。今後の売れ行きも気になる一作だ。
続いて3位と8位には、世界同時発売のサッカーゲーム『EA SPORTS FC 26』のプレイステーション5版とNintendo Switch版がランクイン。
4位と6位には、人気RPGのシリーズ最新作『紅の錬金術士と白の守護者 ~レスレリアーナのアトリエ~』のSwitch版とPS5版がランクインしており、どちらも好調な滑り出しとなった。
また5位には、女性向け恋愛アドベンチャー『9 R.I.P. sequel』が、9位には『ソニック』シリーズのキャラクターたちが多数登場するレースゲーム『ソニックレーシング クロスワールド』が食い込んでおり、先週とはトップ10の顔ぶれが大きく変わる結果となった。
ソフト推定販売本数TOP10
1位(初登場) PS5 SILENT HILL f
57475本(累計57475本)/KONAMI/2025年9月25日2位(前回1位) Switch2 マリオカート ワールド
35027本(累計180万1323本)/任天堂/2025年6月5日3位(初登場) PS5 EA SPORTS FC 26
11327本(累計11327本)/エレクトロニック・アーツ/2025年9月26日4位(初登場) Switch 紅の錬金術士と白の守護者 ~レスレリアーナのアトリエ~
10425本(累計10425本)/コーエーテクモゲームス/2025年9月26日5位(初登場) Switch 9 R.I.P. sequel
10037本(累計10037本)/アイディアファクトリー/2025年9月25日6位(初登場) PS5 紅の錬金術士と白の守護者 ~レスレリアーナのアトリエ~
9802本(累計9802本)/コーエーテクモゲームス/2025年9月26日7位(前回4位) Switch2 ドンキーコング バナンザ
9055本(累計32万7496本)/任天堂/2025年7月17日8位(初登場) Switch EA SPORTS FC 26
6529本(累計6529本)/エレクトロニック・アーツ/2025年9月26日9位(初登場) Switch ソニックレーシング クロスワールド
5571本(累計5571本)/セガ/2025年9月25日10位(前回8位) Switch Minecraft
5061本(累計401万2680本)/日本マイクロソフト/2018年6月21日中略
※本ランキングの推定販売本数は、パッケージソフトおよびダウンロードカード、本体プリインストール版を合算したものです。
ハード推定販売台数
Switch2/44150台(累計210万9622台)
Switch/2554台(累計2015万2804台)
Switch Lite/6369台(累計667万5041台)
Nintendo Switch(有機ELモデル)/14187台(累計920万581台)
PS5/11597台(累計579万7893台)
PS5 デジタル・エディション/3228台(累計100万7265台)
PS5 Pro/2086台(累計25万1777台)
Xbox Series X/253台(累計32万2616台)
Xbox Series X デジタルエディション/90台(累計21673台)
Xbox Series S/98台(累計33万9599台)
PS4/21台(累計792万9938台)
というわけで、ニンテンドースイッチ2の17週目は44,150台を売り上げ
前週からの累計売上台数は合算で2,109,622台となった。
スイッチ2の売上は、未だ4万台強ほどが平均的で、まだ力を溜めているフェーズの模様。
これから出荷が増えてくることを期待したが、もう暫くは変わらない結果が待っているのではないかと予想。
PS5はいくつかの注目タイトルの発売の影響もあってか、通常本体が5桁売上には到達している。
しかし、これでもまだ合算は初代スイッチファミリーに及んでいない状況でそろそろハード発売から
丸5年近くが経とうとしているハードとしては、かなり寂しい数字となっている。
何度も触れているが、一般的なゲームハードのピークは発売から3~4年目辺りにあり
それ以降は緩やかに売上が落ちていく(スイッチという規格外ハードがあるが…)傾向にあり
今は5年目真っ最中のPS5は、もう徐々に衰退期に入ってきているので、これ以降の巻き返しもかなり厳しいと思われる。
ソフトランキングは新作がマルチ含めると10本中7本とフレッシュなランキングとなっている。
全世界で累計出荷本数が100万本を突破しているサイレントヒルfは5.7万本でTOPに。
サイレントヒル自体が、本当に完全新作が久々で評価がしにくいところではあるが
個人的にはちょっと物足りないかな…と思う売上ではある。
紅の錬金術士と白の守護者 ~レスレリアーナのアトリエ~はスイッチ版が4位、PS5版が6位となっている。
本数自体は1000本も差がついていないが、今後の売上の推移的には早く売上が失速するPS5と比べて
スイッチ版が最終的には、本数売上の差をある程度つけるのだろうと予測される。
5位にはオトメイトブランドの乙女ゲーである『9 R.I.P. sequel』がランクイン。
9 R.I.P.は2023年に、同じくスイッチでオトメイトブランドで発売していた乙女ゲー。
ホラー的要素を含む乙女ゲーとして、人気があったのだろうか。
ゲーム紹介を見る限りは、ファンディスク含む続編のような位置づけとなっているようだ。
乙女ゲーで5桁の売上はかなりのもので、安定した売上が見込めるこのジャンルの中でも
かなりの有力タイトルであるということがこの結果からわかる。
EA SPORTS FC 26も両機種がランクイン。
このゲームは、数少ない同発マルチでPS版のほうが売れるタイトルで、今回も同様の結果となっている。
ただ、長い目でみるとスイッチ版のほうがやはりジワ売れしている傾向であり
暫く時間が経つと結構な値引きが行われるタイトルなので、最終の結果はスイッチ版のほうがやはり数字が多くなると思われる。
ソニックレーシング クロスワールドはマルチで発売されているがTOP10に入ったのはスイッチ版のみ。
明日発表のTOP30の圏内にはPS5版も入っているとは思うが、PS4版の方はどうだろうか。
マリオカートワールドに対抗するような感じのタイトルではあるが、やはり少なくとも
国内でのソニックについては、ほとんど空気のようになっているのは残念なところである。