毎週更新の週販記事。メディアクリエイトが情報を公開しなくなったため
新たにファミ通のデータを使っての更新となる。
ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として
発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。
今はコロナの影響で金曜日更新となっている。
9月も半分を超え、スイッチ2の普及は今の時点ではペースが鈍化しているが
初めて迎える年末商戦に向けて、大量の在庫を生産している状況であると思われる。
ただ、初代スイッチもまだ一定数売れており、昨日の速報分で国内の初代スイッチファミリー累計販売台数は
3600万台を超えており、ソフトリリースもこれからまだまだ新作が出ることが予定されているので
スイッチ2が手に入らなくても、余程スイッチ2タイトルでやりたいタイトルが出ている場合でなければ
在庫が潤沢になるまで、様子を見るというのが一番良いのかもしれない。
さてはて、前置きは程々に16週目のTOP30ランキングの結果を見ていきたいと思う。
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【ファミ通】2025年09月15日~2025年09月21日のソフトランキングTOP30
本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。
なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。
出典:ゲームソフト販売本数ランキング 集計期間:2025年09月15日~2025年09月21日
まずは恒例の消化率。
空の軌跡は、いずれのハードも60~80%となっている。
スイッチ版は限定版の予約が早々に終わったと報告されていたが、消化率は80~100ではなかったのは意外。
ほぼ同じ本数で同じ消化率だと、出荷本数にほぼ違いはないと思われる。
Castlevania Dominus Collectionのスイッチ版は60~80%。
1年前にDL版で発売されているものとしては、上々の結果ではないだろうか。
PS5版は23位でランクインしているが、こちらは40~60%の消化率。
こちらは、小売で投げ売りされる可能性が高そうである。
10位の五等分のプリンセスは60~80%。
来週にはTOP30圏外になると思われるが、こちらは投げ売りされるかどうか微妙なラインといえる。
11位以下の新作としては、11位にバンナムのトワと神樹の祈り子たちのスイッチ版がランクイン。
PS5版が25位に入っているが、いずれも消化率は40~60%。ちょっとこれは厳しいかなという感想。
13位には、ポーランドのゲームディベロッパーであるSuperkamiが制作、CSではPS5のみの発売となっている
戦国ダイナスティがランクインしており、こちらの消化率は60~80%。
海外ディベロッパーが日本を舞台としたタイトルを作ることは時々あるが
こういう系統のタイトルは、堅実な数字が出るイメージがあるので、投げ売りになることはなさそうと思う。
14位には久々のエクスペリエンスのRPG新作、モンカルファンタがランクインしている。
エクスペリエンスお得意のダンジョンRPGではなく、通常のRPGのようだが
エクスペリエンス公式が出荷本数が過去イチ少ないということと在庫もほぼないということに言及しており
その発言を裏付けるように、この売上本数でありながら消化率は80~100%となっている。
30位にはほらふき山の魔理沙がランクイン。
東方題材の作品であるが、消化率は40~60%と厳し目。
値段が安いので、極端な投げ売りが発生することはなさそうだが…。
今回は、30位のほらふき山の魔理沙でも1945本と、ソフト全体が平均的に売上が上がっている印象。
これから年末商戦に向けて、ソフトの売上は底上げされていくのだろうとは思う。
今年もあと3ヶ月とちょっと。スイッチ2初年度の動向にランキングを追うことで注目していこうと思う。