毎週更新の週販記事。今年度よりメディアクリエイトが情報を公開しなくなったため
新たにファミ通のデータを使っての更新となる。
ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として
発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。
増税3週目となった先週は、本体台数は先々週より微減の5.4万台であった。
増税の他、日本列島を襲った台風の影響もあるだろうが、本来であれば
この時期は年末商戦前の、やや小売の販売が落ち着く時期であるというのも
影響しているのかもしれない。いずれにせよ、まだ増税も始まったばかりであり
現時点で増税の影響を語るのは、まだ時期尚早であるのかもしれない。
TOP10には任天堂がついに発売した、Wii Fitの流れを組む
リングフィットアドベンチャーと、牧場物語 再会のミネラルタウンがワンツーフィニッシュを飾った。
他のトップ10のうち、スイッチソフトが9本、PS4ソフトが1本とまたスイッチの
地力が露呈される形にもなっている。本日ファミ通で更新されたTOP30の結果は果たしてどうなっただろうか?
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【ファミ通】2019年10月14日~2019年10月20日のソフトランキングTOP30
本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。
なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。
出典:集計期間:2019年10月14日~2019年10月20日
新作の消化率だが、リングフィットアドベンチャーも牧場物語もウィッチャー3も
まずまずの消化率となっている。リングフィットアドベンチャーと牧場物語は
初期出荷分が捌けそうだが、ウィッチャー3は若干厳しいかもしれない?
出荷数はそんなに多くはないと思うが、今後の推移に注目したいところ。
デジモンストーリー サイバースルゥース ハッカーズメモリーは14位にランクイン。
だが消化率を見る限りは、メーカーの想定ほどは売れていないのだろうと思われる。
やはり、2年近くの後発マルチであるし、そもそもそこまで評価も高かった記憶が
なかったタイトルなので、この結果は順当というところなのかもしれない。
妖怪1リマスターが、なんと2週目にして妖怪4より売り上げが下になってしまっている。
消化率の観点からも、小売には余っている状況と思われ、投げ売りされてしまうかもしれない。
今後PS4版も発売が予定されているが、どう考えても売れないので、レベルファイブの迷走が
ますます際立っている形になっている。イナズマイレブンも全く出る気配が無いので
本当にレベルファイブはかなりまずい状況になっているのではないかとも思っている。
釣りスピリッツが、まず来週で20万本累計に行くのは確実。
太鼓の達人に引き続き、バンナムのヒットタイトルとなって今後も売上を伸ばしていきそうだ。
イース9やコードヴェインはそれなりに売れているが、某小売で
投げ売りが行われていることが明らかになっている。
投げ売り分の売り上げが足されている可能性があり、この売り上げも小売にとっては
身を切るような売上になっているのかもしれない。
全体的に売上は下がってはいるが、しばらくはこういった状況が続くだろうか。