https://www.nintendo.co.jp/ir/pdf/2021/211104.pdf
https://www.nintendo.co.jp/ir/pdf/2021/211104_4.pdf
はい。いつものです。
前年同期があつ森という怪物ソフトがあったことや
コロナ禍の巣ごもり需要真っ盛りで、絶好調だったので
前年同期比では全ての数字が下がっておりますが
それでも今年の同時期は大きなソフトが出ていなかったことを考えると
この安定感はやっぱり凄いなと。
そして本体台数は9200万台を突破しました!
この四半期で間違いなく全世界で頭おかしいほど売るはずなので
次の第3四半期で発表される数字は1億台を越えていることでしょう。
新型の発表が、どれだけ追い風になっているかも注目です。
次の更新で、いよいよ任天堂の据え置きハードでは歴代最高の売り上げだった
Wiiの販売台数を抜くことも視野に入ってまいりました。
来年にも大型タイトルが複数予定されており、スイッチがまだまだ
勢いが衰えることが感じられないことを考えると、このハードが一体どこまで
最終的に売り上げを伸ばすのか、底が見えない状況となっております。
ソフトでは、マリカ8DXが安定した売り上げを続けており
年末商戦が入ってくると、いよいよ次の四半期ではあのスーパーマリオブラザーズが持つ
4024万本という売り上げ記録を塗り替える可能性が非常に高くなったと言えるでしょう。
また7月に発売された、スカイウォードソードHDは360万本を売り上げたことも触れられています。
なんとWiiの最終盤に発売された、オリジナルが全世界で352万本の売り上げでしたので
わずか1期でそのWii版の最終的な売り上げ本数を抜いてしまったという結果になります。
元々海外で強かったWiiで同じく海外人気の高いゼルダということを考えると凄まじい躍進で
このスカイウォードソードHDもまた、オリジナルより多く売れたタイトルとして
スイッチのソフト烈伝の一つに加わって遜色のない結果となっていると言えるでしょう。
普通5年目ともなれば、ハードのピークは過ぎて緩やかに下っていく時期となるのですが
昨年の様々な要因で異常な数値が出ていた時期との対比はともかく、ハードの寿命の中で
もっとも脂の乗り始める3年目の同期と比較しても、数値が伸びているということは
やはり特筆に値すべき、好調さということになります。
相変わらず好調を維持する任天堂。次の決算ではいろいろな記録が塗り替えられる瞬間が見られそうです。