6月21日に最新作が出た、PSで展開してきたガンダムゲームの一つである
Newガンダムブレイカー。
様々な場所を舞台にして、ガンダムプラモ(通称ガンプラ)でバトルするというコンセプトの作品で
最大の特徴は、自分のオリジナルのガンプラを制作できるというところにある。
ガンダムという題材の性質上、一般層に訴求するタイトルではないものの
いわゆる、ガンオタと呼ばれるような人たちにとっては、自分のオリジナルのガンプラを
ゲーム内で作れるというところが好評で、シリーズは3作目まで続いていた。
そのガンダムブレイカーシリーズの最新作が、6月に発売されたNewガンダムブレイカーである。
シリーズは作品を重ねるごとに、完璧ではないながらもファンの心をくすぐる要素を追加していき
3においては、DLCが多くはあるものの、概ね良い評価を得て、今回のNewガンダムブレイカーにつながった。
最新のガンダムブレイカーは、PS4のみの展開ということでVitaとのマルチでも無くなった以上
Vitaにゲームの性能を引っ張られることもなく、高クオリティのガンダムブレイカーが出ることを
ファンは期待していたが、蓋を開けてみれば、目立ったバグが無いにもかかわらず、シリーズが築き上げてきた
様々な良要素をことごくぶち壊し、悪い部分だけを寄せ集めて作ったようなあまりにもお粗末な出来であることが
悪い意味で話題になってしまい、発売からわずか2週間で新品が半値以下に暴落したり、それでも売れなかったのか
最終的に1000円程度で投げ売りするような小売も現れた。今は2000円もあれば新品が買えてしまう。
ガンダムブレイカーという名前の通り、失望でファンの心をブレイクしたり
小売の利益をブレイクしたりと、散々な壊し屋っぷりを見せたNewガンダムブレイカー。
最後の望みとして、発売後のアップデートに希望を託すものが購入者(被害者とも言える)に
多く居たが、その最後の希望すらも、粉々に打ち砕くブレイカーぶりを公式が見せつけている。
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8月予定のアップデートが9月に延期へ!8月31日に告知する悪質さ。
既に2018年のKOTY(クソゲーオブザイヤー)の最右翼としてノミネートされている
Newガンダムブレイカー。ここのところ、PS関連の有名ソフトはあまりにひどい出来でも
KOTYを回避するという謎の忖度力が働いていたが、流石に今回は満場一致レベルでの
ひどい有様のため、今年のKOTYはNewガンダムブレイカーでほぼほぼ決まりであろうと思われる。
現時点でも酷い出来で、もはやシステムそのものを改善しなければゲームにすらならないと
言われている、Newガンダムブレイカーだが、DL版で購入してしまった被害者は
ゲームを売ることすら出来ず、ただひたすらに悶絶してしまったことだろうが
そんな彼らが最後にすがりたいのは、これから予定はされているアップデートであろう。
アップデートでゲーム性そのものが変わるわけではないが、それでも購入した代金の
いくばくかは、遊びたいというのがゲーマーとしての偽らざる心境だろう。
Newガンダムブレイカーにおいても、アップデートのスケジュールは事前に告知はされている。
8月にもアップデートがあるはずだったのが、諸事情で8月中の配信ができず
9月にずれ込むことが公式より告知されたようだ。
8月中の配信を予定しておりましたPS4『New ガンダムブレイカー』のアップデートデータVer1.04ですが、今しばらくの期間が必要との結論に至り、9月上旬に変更させていただきます。お客様にはご迷惑をおかけいたしますこと深くお詫び申し上げます。#ガンブレ
— ガンダムブレイカー (@GundamBreaker) 2018年8月31日
管理人は購入しているわけではないが、これはあまりにもひどすぎて絶句してしまう。
8月中のアップデートができないことを、8月31日に告知するこのやる気のなさ。
しかもこのまま行くと、9月上旬にすら配信出来るかも怪しいと思わざるを得ない。
上記ツイートのコメント欄には辛辣な批判の声が多数列挙されているが、当然である。
もはや製品レベルでもないものを、8000円以上の定価で売って、この有様では
正直、ゲームそのものに見切りをつけてしまうユーザーが出てきてもおかしくはないレベルである。
お客様は神様…とまでは言うつもりはないが、高いお金を払って楽しみにしているユーザーがいる以上
その期待に最低限は応える商品展開ぐらいはしてもらいたいものだ。いちゲーム好きとしては
あり得ない今回の処遇に、正直同情を禁じ得ない。