日本では、世界に先駆けて先行公開が明日から行われる予定となっている
何故かおっさん声のピカチュウが活躍する実写映画である名探偵ピカチュウ。
元ネタは3DSで発売された、ある意味一発ネタ的なゲームであり、アニメやゲームなどで
築き上げてきたピカチュウのイメージを一気に覆す、凄まじいコンセプトのタイトルとして話題になった。
この名探偵ピカチュウを下地とした、ハリウッドでの実写版名探偵ピカチュウが
制作されることが発表され、ゲームなどの実写化は大概コケると言った定説から
最初は不安の声しか聞かれなかった、今回の実写化。しかし蓋を開けてみると
その予告動画が、特に海外で好評(日本では案の定微妙判定の声が多いが、評価する人も一定数いたりする)であり
PVは既に8桁回数再生を誇っており、動画につけられた評価は現時点で高評価が142万。
低評価が6.7万と、圧倒的に高評価が多い状態になっている。
日本での公開を明日に控え、ピカチュウの吹き替えを担当したライアン・レイノルズが
日本のメディアにてインタビューされている記事などがあったが、この映画の制作背景として
日本の株ポケ、ゲームフリークの関係者などが実際にピカチュウの造型に携わったことが
明かされており、任天堂自体も映画製作に本気で取り組んだことが判明している。
実写版ということで、ピカチュウ本来のかわいらしさは維持しながら、現実世界にもなじむビジュアルを作り上げる必要があった。レターマン監督は「撮影に入る1年前から、株式会社ポケモン、ゲームフリーク(「ポケモン」シリーズの開発元)、オリジナルのキャラクターデザインをした杉森建さんたちとチームを組んで、デザインを入念にチェックしていったんだ。僕たちが使えるCGI技術とバランスを取りながらも、ポケモンの魂をきちんとつかむためにね。だからこのチームで何度も何度も行ったり来たりしながら、相応しいバランスを見つけられるまで、デザインのコンセプトに取り組み続けた」と力の入った準備過程を明かす。
生みの親の全面協力もあって、今回のピカチュウの実写化は想像以上にしっくり来るものとなり
今回の高評価に繋がっていると考えられる。それだけキャラクタービジネスというものに
今まで本気で携わってきた任天堂だからこそ、できたとも思われる今回の名探偵ピカチュウ。
既に観ている人からの評判はかなり良いようで、日本でもかなりの反響があることが予想される。
名探偵ピカチュウが、非常に好評な評価を得ている一方で、海外ではかなりの人気キャラとなっている
あのキャラの実写映画化が実は同じ今年に予定されているのだが、そちらは評価が散々なものとなっているようである。
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元キャラの魅力が全くなし!?『ソニック』の実写映画化のトレイラーが散々な低評価に!
名探偵ピカチュウとは対称的に、今回散々な評価を受けている
ゲーム発の実写映画化キャラ…それは、セガが世界に誇る
音速のハリネズミこと、ソニックである。
まずは、以下に4月30日に公開されたトレイラーを貼る。
絶望的になんかコレジャナイ…
安っぽい、パチモンのような造型に絶句…そう感じた人のほうが多いようで
このトレーラーは高評価25万に対して、低評価41万という散々な結果となっている。
日本では馴染みが薄めだが、海外では一時マリオすらも凌駕する勢いがあったソニック。
海外ではまだまだファンも多いこのキャラが、ここまで酷いものにされてしまったことに
かなり失望したユーザーが多かった…ということだろう。やはり、客観的に見ても
ソニックのイメージにそぐわないというか、ソニックを知る人であれば、まずコレジャナイ…
と直感的にわかるようなキャラ造型は、流石に愛がないと言われてもしょうがないレベルの出来となっている。
こちらの映画は今年の11月に公開予定だが、ジム・キャリーなどの大物も出演している
こちらもある程度お金がかかっていそうなタイトルだけに、その明暗ははっきりと分かれそうだ。
なお、このソニックのトレイラーが公開されたことにより、名探偵ピカチュウの更に株が上がるという
評価が海外でなされている模様。ここまで来るとソニックが哀れで仕方がない…。