今年4月に、セガが東京で開催した自社イベントであるセガフェス。
このブログでも、セガフェスで発表された内容について幾つか記事を書いたが
セガフェスで紹介された、大きな発表の一つに、コアなユーザーに熱狂的な支持を受けた
ある意味伝説のハードであるメガドライブが
任天堂のファミコンミニやスーファミミニのように、幾つかの名作を内蔵した
ミニ版を発売することが発表されていた。
このメガドライブミニ、セガにとっては久々の新ハードであるのとともに
往年のメガドライブマニアにとって、かなりの大きな発表であったが
年内に発売すると予定されていたこのメガドライブミニの発売が
来年にずれ込むことになってしまったとのこと。
Sponsored Link
メガドライブミニ(仮)年内発売が2019年発売に延期!その理由は…。
往年のメガドライバー(メガドライブを愛してやまない人の総称)は
今回のメガドライブミニに歓喜…したかまではわからないが、少なくともセガが久々に公式で
ハードを出すことに喜んでいたメガドライバーも多かったのではないだろうか。
今年中に発売予定だったメガドライブミニだが、諸々の事情で来年に発売延期が決まったとのこと。
ファンにとっては悲報と言えると思われるが、その理由を公式が正式に発表している。
【お知らせ】セガフェス 2018で発表した「メガドライブ ミニ(仮称)」の発売を2019年に変更いたします。本年発売に向けて開発を行っておりましたが、特に海外のお客様からの反響が大きく、改めて北米は“GENESIS”、欧州は欧州版”Mega Drive”を再現したモデルを準備し、全世界で同時期に発売予定です。
— セガ公式アカウント (@SEGA_OFFICIAL) 2018年9月19日
また、よりセガファンの皆様に満足いただけるクオリティを達成すべく、メガドライブのオリジナルメンバーを中心に設計を見直し、ソフト開発も実績のある国内デベロッパーと協力して進める体制をとりました。ファンの皆様にはご迷惑をおかけし申し訳ありません。今しばらく期待をもってお待ちください。
— セガ公式アカウント (@SEGA_OFFICIAL) 2018年9月19日
発表した時の反響が、特に海外で尋常ではなかったということで(メガドライブはブラジルなどで大きな人気を得ている)
その反響の大きさに、クオリティアップをすることにしたということ。
クオリティアップはゲームの延期の常套句とはなっているが、今回のように海外からの
大きな反響によって、セガとしても生半可な作りではダメだと悟ったのだろう。
メガドライブの開発オリジナルメンバーで設計の見直しなどを行うと具体的なクオリティアップの
内容が告知されているので、これは久々に期待して良いのかもしれない(セガなので過信は禁物だが)
最近のセガは色々と失望させられることも多いが、このプロジェクトはぜひ本気で取り組んで
過去のファンを喜ばせるものであってほしいと切に願う。かつてのセガの勢いを取り戻すことは出来ないとは思うが
それでも次につながるような誠実な商品づくりを、セガにはしてもらいたいと思う。