色々なところで日々常に行われている、意識調査やアンケート。
そのデータの多数は、現在はインターネットで公表され、日々とある事象に対しての
カスタマーがどんな状態にあるのかということを我々に教えてくれる。
アンケートについては色々な題材があり、ネットのニュースサイトや
一般のユーザーを多く抱えるような会社…例えば通信会社や保険会社などが
主導してその結果を発表していることが多い。
面白いテーマのアンケートも多数あり、ネットサーフィンをしていると
思わず確認したくなるような内容のものも多い。
さて、こういったアンケート調査についてだが、当然ながら
ゲームに関するアンケート調査というのも多数ある。
コンシューマーゲームやスマホゲームに関する話題のほか
ゲームハードの調査などがあるが、LINEが高校生対象に
CSハードの所持や人気ゲームの調査を行った結果が公表されており
やはりというか、高校生の間でも任天堂無双状態であるということが判明している。
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LINEアンケートで高校生人気のゲームランキングが公開!遊ばれているゲーム、所持しているハードともに任天堂無双状態に
少し前までは、任天堂とPSでは結構きれいな住み分けが出来ていて
よく言われていたのが、小・中学校前半ぐらいまでは任天堂のタイトルで
まずはゲームに触れて、少し背伸びをして中学生後半から高校生、大学生前半ぐらいまで
ソニーハードのほうに鞍替えし、その後大学生後半や家族が出来ると任天堂に再度戻ってくる…
と言ったハードのサイクルのようなものがあった。任天堂自身もこのユーザーの傾向を
ある程度把握していたようで、スイッチが発売されてしばらくしてスイッチを遊んでいる
年齢層をしらべた時に、10代のPSに行き始める年頃の世代にもスイッチがかなり
支持されていると言ったことを任天堂自身が言及していた記憶がある。
全年齢向けのゲームがほとんどで、パーティゲームが多い任天堂タイトルが
ファミリー層の支持を受けるのは今まで当然のことであって、ソニーをもう一つ
圧倒できないのは前述の年齢層でのPSハードの強さがあった…と個人的には感じている。
しかし、今回LINEが高校生を対象に行ったよく遊ぶゲームというアンケートでは
この世代すら、今は任天堂無双である…ということがあからさまに分かる結果となっていた。
出典:高校生に人気のゲームランキング、3位スプラトゥーン2、2位スマブラSP、1位は?
今の高校生は大体2002年~2004年生まれとなるが
任天堂ハードの保有率が平均的に高い。もちろんこれは高校生自身が保有…
というよりは、両親が持っていて家にあるハード…という風にはなるのだろう。
そうでなければ、ファミコン(ミニか?)がランクインするというのもありえない話なので。
特に3DSはやはり圧倒的な保有率。その次のWiiも高く、その次に
発展途上のスイッチという結果が出ている。それ以降もしばらく任天堂ハードが
上位にランクインし、PSは現役ハードのPS4が一番高いランクであるが
それでも、Wii Uに男子・女子ともに保有率が負けているという衝撃の事実。
国内据え置きで最も売れたハードで、ちょうど今の高校生世代が生まれた時に
最盛期だったはずのPS2も保有率が低い。親が持っていてそれがそのままあるという
パターンが一番多そうに見えるハードであるのだが…やはり、DVD再生機として売れて
DVDプレイヤーがお手頃になった後は、売られてしまった…という可能性があるのかもしれない。
いずれにせよ、一番ランキングが高いPS4ですら、あれほど売れなかった、失敗と言われた
Wii Uより所持率が低いというのは、かなり深刻な結果であると言える。
遊んでいるゲームTOP15はさらに目も当てられない結果に。
回答数こそ男女合わせて700ちょっとという回答ではあるものの
男女両方を見ると、ほとんどスイッチ、または任天堂タイトルばかり。
女子のTOP15は全て任天堂ハードでプレイ可能なタイトル。
男子のほうを見ても、今のスイッチでプレイできないのはウイイレとモンハンWのみ。
ここでも任天堂タイトルが圧倒的な支持を得ているという結果を見ることができる。
ある程度把握はしていたものの、こうやって数字が出ると、やはり現在の日本では
任天堂ハードが圧倒的なシェアを得ているという形になる。
かつては、高校生層は一番PSに傾倒する時期と言われていたものが、今ではこの有様。
やはり、地道に皆が楽しいと思えるゲームを作り続けてきた任天堂の継続の勝利というところだろうか。