今年はコロナ禍により、その実感が非常に薄いが
例年通りであれば、今はちょうど夏休み期間と言った時期に入っている。
日本では8月半ばのお盆時期が、カレンダー上は休みではないものの
帰省ラッシュと言った出来事が恒例化しており、実質休日のようなイメージが持たれている時期となる。
子供の夏休み期間も相まって、お盆休みというような言い回しが一般的となっており
ゲーム業界も、この時期流通は滞るが、帰省先での家族とのゲーム需要ということで
この時期に売れ行きが高まるのが通例となっている。帰省先での家族との楽しみということで
任天堂のハード・ゲームが良く売れる時期として、一つの商戦期となっている。
ゲームが売れる時期になると、自ずと行われるのが各社のセールである。
毎年、節目の時期についてはゲームタイトルのセールが行われるのは慣例となっており
当然ながら、今年はやや実感が薄い夏休みとはいえ、やはりシーズン的に商戦期であるのは間違いなく
スイッチのオンラインショップ、e-Shopでは各有名メーカーがこぞってセールを始めたり
これから行うと言ったことを告知している。個人的にも安くゲームを買うチャンスということで
セールは定期的にチェックを入れていて、良いと思ったゲームがあれば積極的に購入していたりする。
大手のサード会社が当然のようにセールを告知する中、国内中堅サードの一つである
レベルファイブもセールを行うのだが、その内容がかなり大盤振る舞いになっている。
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レベルファイブのサマーセールが8月5日から開催!3DSソフトが軒並み500円の大盤振る舞いに!
スイッチのe-Shopのセールを見ていると、インディーゲーの中にはありえないほどの割引率…
それこそ90%以上のような割引というのは、普通に見ることがあるが、大手メーカーのゲームでは
大体一番の値引きでも50%辺りが大体のセール相場となっている。
特別なにかのソフトを推したい時などに、凄まじい値引きを行ったりすることもあるが、やはり
基本的にはインディーゲーがやるような、ある意味IPの価値を投げ捨てているかのような
大幅な値引きというのは、少なくともe-Shopではほとんど見たことがない。
今回も夏商戦に向けて、大手サード各社もe-shop内でDLソフトのセールを
行っているのを既に確認しているが、国内中堅サードの一つであるレベルファイブが
8月5日から行うセールを発表し、スイッチと3DSタイトルのかなりのタイトルを割引することを発表している。
その中でも、3DS用ソフトの割引率が凄まじいことになっていることが確認されている。
出典:https://www.level5.co.jp/summer-sale/
スイッチのほうのセールは、コロナが蔓延し始めたときに行った
1000円セールに比べると、多少割引率は落ちるものの、それでも1500円でいくつかの
スイッチでのレベルファイブタイトルが買えるお得なセールとなっている。
しかし、特筆すべきは3DSのタイトルのセールである。
なんと、一番割引率が高いソフトで92%オフとなる、一律500円セールという
かなり思い切った、言葉を悪く言うならヤケクソな感じを受ける凄まじいセールとなっている。
イナズマイレブンのセールなどは、通常であれば魅力的なものにも映るが、新作が一向に出ない今となっては
なんというか、セールにして少しは増えるであろう新規ユーザーに対して全く訴求できる状態ではなくなっている。
最近有力な新作がほとんど出てきていないレベルファイブの台所事情が何となく察せられるのと
かつてはこれだけのタイトルを積極的に展開していたことと比べると、かなり落ちぶれたな…という
印象を改めて受けるセールでも有り、今後のレベルファイブはどうなっていくのか…思わずにはいられない
セール内容とその値段という風に個人的にはどうしても考えてしまうところが寂しいところである。