先日、中国…いや、世界で見ても最大級のゲーム会社であり
任天堂が中国市場でスイッチを販売するために、提携した会社である
テンセントが12月10日についに
中国市場でスイッチを発売することを発表したことを記事にした。
中国共産党の厳しい規制もあり、外国の企業が商品を売るには
厳しい市場の中国において、中国のテンセントに販売を任せることによって
チャイナリスクをできるだけ回避する戦略を行っている任天堂。
14億という巨大な市場を持つ中国市場は、チャイナリスクというリスクはあるものの
その人口の1%にでも売れれば、それだけで1400万台は売れるという非常に魅力的な市場でもある。
ハイリスク・ハイリターンな市場でのニンテンドースイッチの展開となるが
その行き先がどうなるかは、今後の推移を見守るしか無い状況ではある。
発表が12月4日で、発売が12月10日とかなり電撃的な発表となった
中国でのニンテンドースイッチの発売スケジュールであるが
その電撃的な発表にも関わらず、中国の大手ECサイトにて
その予約数が、かなりの数に上っていることが明らかになっている!
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中国大手ECサイトである『京東商城JD.com』でスイッチの予約が9万に到達!
発表から、発売までが1週間と、かなりタイトなスケジュールとなっている
中国国内に於いてのニンテンドースイッチ。
今まで、CSハードは規制のせいでほとんど普及せず、PCゲーム市場が
大きく発達している中国市場で、果たしてどれだけの結果が得られるかは
まさに蓋を開けてみるまではわからない未知数の状況となっているが
中国での大手ECサイトである『京東商城(JD.com)』では
かなり予約が好調な模様である。まずはそのことを記事にした朝鮮オンラインの記事を引用する。
中国の門をたたいた任天堂に、現地は爆発的な反応を示しています。任天堂専門メディア「ニンテンドースープ(NintendoSoup)」によると、ニンテンドースイッチは今月4日、京東商城(JDドットコム)で予約販売を開始し、わずか9時間で10万台が売れました。
天猫(Tモール)などほかの流通網も勘案すれば、実際の予約規模はさらに大きいと予想されます。
記事内には海外の任天堂関連のニュースソースを使って10万台が売れたとの記載があるが
実際にJD.comの販売ページを、この記事を更新している時点でキャプチャーしたのが↓こちら。
出典:https://item.jd.com/100010343850.html
漢字なのでなんとなくわかるだろうが、91229台分の予約が現時点で入っているということである。
ちなみに、この記事を更新している間にも、少しづつ予約が増えているのであと2日ほどある
期限の間に、間違えて報じられている数の10万台以上を突破するのは間違いなさそうだ。
引用記事にもある通り、中国国内でのECサイトはここだけではないことから、予約の規模はかなり
大きくなる可能性はありそうだ。もちろん、実店舗での販売もある程度は見込めるはず。
そうなると、日本でのロンチよりも大きな売上が中国ロンチでは記録される可能性もある。
新たな市場・中国で果たしてニンテンドースイッチは成功を収めることができるだろうか?
任天堂の挑戦は今始まったばかりである。