2月5日の「Nintendo Direct ソフトメーカーラインナップ 2026.2.5」。
映像の中に、あの筆文字が見えた瞬間――僕の胸の奥で、“昔の自分”が立ち上がる音がしました。
ファミコン、スーパーファミコン、ゲームボーイ(GBカラー含む)から、シリーズ13タイトルがまとめて帰ってくる。
そして発売日は、2026年7月2日。
これはただの復刻じゃない。
僕にとっては、「人生のBGMが戻ってくる日」の宣言です。
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『がんばれゴエモン大集合!』は“思い出の箱”じゃない。“今を生きる旅”だ
公式情報によれば、本作はシリーズ初のコレクションタイトルで、全13タイトル収録。
対応はNintendo Switch / PlayStation 5 / Steam(パッケージはSwitch/PS5)。
しかも、現代の遊びやすさとして巻き戻しやクイックセーブ/ロードなどが用意されています。
この手の機能って、ときどき「簡単になるから価値が下がる」って言われる。
でも僕は逆だと思ってる。
“当時の自分が諦めた場所”を、今の自分が抱きしめ直せる。
それって、ゲームの価値が下がるどころか――人生の価値が増えるんですよ。
収録13タイトル――この“時代の川幅”がゴエモンの魅力
収録作の一部を挙げるだけでも、胸がざわつくラインナップです。
- FC:『がんばれゴエモン!からくり道中』ほか
- SFC:『ゆき姫救出絵巻』『奇天烈将軍マッギネス』ほか
- GB/GBC:『さらわれたエビス丸』『天狗党の逆襲』ほか
大事なのは、名作アクションだけを集めた“良いとこ取り”じゃないところ。
外伝系も、エビス丸の迷路も含めて、ゴエモンというシリーズの「振れ幅」そのものが入っている。
だからこそこの1本は、コレクションであると同時に、ゴエモンの人生年表なんです。
Web・X・YouTubeの反応――「やっと来た」が、こんなに温かい
発表直後から、Webメディアでは「シリーズ初コレクション」「13タイトル収録」「40周年記念」といった見出しが並び、発売日(7月2日)が明確に共有されました。
「情報を受け取った瞬間に、胸が熱くなるタイプのニュース」って、こういうのを言う。
X(旧Twitter)はもっとストレートです。
短い言葉の中に、待っていた年月が詰まっている。
- 「これ、ずっと待ってた」
- 「子どもの頃の自分に見せたい」
- 「巻き戻しあるなら、あの難所にもう一回挑める」
- 「外伝入ってるの嬉しすぎる」
YouTubeのリアクションも印象的でした。
言葉にする前に声が漏れる、あの感じ。
“好きだった人ほど、反応がうまくまとまらない”って、あるじゃないですか。
僕はあれを見て、ちょっと泣きそうになった。
ゴエモンって、そういうシリーズなんだよ。
笑ってるのに、目の奥が熱くなる。
ここから本題:ゴエモンの魂は、いつだって「音」だった
アクションもギャグも世界観も、もちろん最高。
でも僕が本気で思うのは、これです。
ゴエモンは、BGMで“旅を語る”シリーズだ。
そして、その旅の語り部が、コナミ矩形波倶楽部という音楽制作集団。
あの頃のコナミ作品を支えた音楽集団の名義としても知られ、ゴエモンでも、シリーズを超えて“心に残る曲”を生み続けてきた存在です。
ゲームって、画面を見てるはずなのに――
ふとした瞬間、耳から記憶が引っ張り出されることがある。
ゴエモンは、その力が強い。
『からくり道中』メインテーマ――あの一音で、僕は旅に出る
僕のゴエモン初体験は、ファミコンの『がんばれゴエモン!からくり道中』でした。
上手くなかった。むしろ下手だった。
何度ジャンプをミスって、穴や海に落ちて一発死を迎えたことか。
でも、楽しかった。
迷うことが、冒険になる。
関所を越えるために通行手形を集める――あの仕組みが、“旅の手触り”そのものだった。
そして、メインテーマが鳴る。
あの瞬間に僕は、ゲームがただの遊びじゃないことを思い出す。
言葉にするなら、あれは「出発の音」。
人生の中で何度でも聞いてきたのに、鳴った瞬間、いつも新しくなる。
だから今回、コレクションとして“帰ってくる”ことに意味がある。
3DダンジョンBGM――短いループが、やけに心に残る理由
『からくり道中』の名物のひとつが、あの3Dダンジョン。
初めて入った時、子どもの僕は思いました。
「……え、こわい」
迷う。戻れない。自分がどこにいるか分からない。
その不安を、BGMがちゃんと“音の手触り”にしてくるんですよね。
短いフレーズが回るだけなのに、心拍数だけが上がっていく。
でもね、不思議なんです。
怖いはずなのに、今思い出すと、ちょっと愛おしい。
あれはきっと、「子どもが初めて味わう冒険の怖さ」を、音で保存してくれてるから。
『奇天烈将軍マッギネス』城BGM「松の廊下を駆け抜けて」――疾走感が、心の関所を開ける
スーファミの『がんばれゴエモン2 奇天烈将軍マッギネス』。
この作品、遊んだ人なら分かると思う。
“城ステージのBGM”が、やたらと強い。
特に、城で流れる曲として知られる「松の廊下を駆け抜けて」。
あの曲が鳴ると、体が勝手に前へ出る。
笛や三味線を思わせる和の音色が、「走れ、走れ」って背中を押してくる。
城って、本来は緊張する場所のはずなのに。
この曲があると、怖さよりも先に、“高揚”が来るんですよ。
だから僕は、いまでもこの曲を思い出すと、なぜか肩の力が入る。
あの頃の僕が、ゲームの中で本気で走ってた証拠です。
シリーズ通しての印象的な曲を語ってきましたが、今回の大集合!には
ミュージックライブラリが実装され、好きな時に音楽が聴ける神仕様。
上に挙げた曲以外も、珠玉の名曲が揃っているので耳でも是非楽しんでみてはいかがでしょうか。
共感してほしい:ゴエモンは「記憶の引き出し」を音で開けてくる
このコレクション、たぶん買う理由は人それぞれです。
- 当時クリアできなかった作品に、もう一度挑みたい
- 子どもに“あの頃の日本”のゲームを触らせたい
- とにかく好き。理由はいらない
でも、僕がいちばん強く言いたいのは――
“音が、あなたの過去を連れてくる”ってこと。
ふとBGMが鳴っただけで、部屋の匂いとか、テレビの画面の色とか、
家族の気配とか、あの頃の自分の背丈とか。
そんなものまで一緒に戻ってくる時がある。
それって、すごいことだよね。
ゲームだけができる、魔法みたいなことだ。
最後に:2026年7月2日、僕は“最初の一曲”から始める
僕はたぶん、まず『からくり道中』を起動します。
そして最初のBGMが鳴った瞬間、こう思う。
「ああ、帰ってきた」
ゴエモンは、過去のゲームじゃない。
僕らが生きてきた時間の中に、ずっと流れていた“音”なんだ。
2026年7月2日。
その日、また旅に出よう。
あのキセルの重みを、今の手で確かめるために。
参考リンク(公式・ストア・関連情報)
- 『がんばれゴエモン大集合!』公式サイト(KONAMI)
- KONAMI公式ニュース:2026年7月2日発売・13タイトル収録(2026/02/06)
- マイニンテンドーストア:『がんばれゴエモン大集合!』
- eAMUSEMENT:『奇天烈将軍マッギネス』BGM試聴(「松の廊下を駆け抜けて」表記あり)
※本記事は、公式情報および公開されている告知・反応をもとに、筆者のプレイ体験と記憶(当時の印象)を重ねて執筆しています。BGMの感じ方・思い出は人それぞれ異なります。
※「コナミ矩形波倶楽部」はコナミ作品の音楽制作名義として知られており、作品ごとのクレジット表記は発売時期・媒体により異なる場合があります。

