ニンテンドースイッチのロンチタイトルとして、発売され
歴代シリーズ最高の売上を大幅に更新しつつ、今もなお新品が売れ続けている
驚異のロングヒットとなっているゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド。
今までのオープンワールドを変えたタイトルとして、かつてニンテンドウ64で発売され
その後の3DアクションRPGの礎ともなった、時のオカリナと比べても遜色無い出来となっていることが
国内外で高く評価され、2017年のGOTYは満場一致でこのブレスオブザワイルドが獲得するという偉業も成し遂げている。
ゲーム業界に限った話ではないが、なにか業界の中で革新的なものが
発明されると、別の会社もその良い部分を使って新たなものを作ろうとする。
ゲーム業界では、特に一度とあるジャンルのゲームが大ヒットすると、その後に
フォロワーが多数出てくるのは、もはや定番の流れになっている。
全世界に大きな衝撃を与えたブレスオブザワイルドも、今後当然そういった
システムを真似てくるメーカーが現れてくるはずだが、このブレスオブザワイルドを模倣…
というよりは、コピーレベルのゲームであると別の意味で有名な中国のあのゲームが
まさかのスイッチにもマルチで発売されることが発表されている。
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中国・mihoyoによるゼルダコピーゲームとして名高い『原神』がまさかのスイッチにも発売へ!
中国といえば、今も割と海賊版とか様々な有名商品のパクリ商品が多い…というイメージを持つ人は多いのではないだろうか。
実際、管理人がかつて留学していた頃には、多数の海賊版CDやDVD、そしてゲームも多数出回っており
また、キャラクターものなどもどこかで見たようなキャラクターが街中にいるのは確かに日常茶飯であった。
ただ、今はその意識も結構変わっては来ているようで、パクリと思われるものに対して
恥と思う中国人も増えているという話も聞く。もっとも、今まで散々やってきたこともあって
まだまだ改善には程遠い状況でもあるようだが、少なくとも管理人がかつて留学していた頃(20年近く前)よりは
多少は改善されている…はずだと願いたい←
さて、そんなパクリ大国と揶揄される中国において、ブレスオブザワイルドが発売された後に
現地ディベロッパーのmiHoYoが基本無料ゲームとして開発したゲームとして
原神というゲームが一時、日本でも話題になっていたのをご存知だろうか。
ゼルダのパクリ!? PS4で発売する「原神」というゲームが波紋を呼ぶ! 海外の反応。
どこからどうみても…ゼルダです…(困惑)
と、ブレワイをプレイした人であれば誰もが思うゲームのデザインに
また中国のパクリが発動したかと、オリジナルを知るユーザーは苦笑いするしか
出来ないタイトルであったが、このタイトルをまさかのSIEがパブリッシャーとなって
PS4に発売するということが昨年発表され、あまりに予想外の展開に皆呆れると言ったことがあった。
あろうことか、SIEの日本担当者のお墨付き的な支持まで得たのである。
“Genshin Impact” from miHoYo has become one of my most anticipated games for 2020!
Genshin Impact | Gameplay Trailer | PS4 https://t.co/18XumZiR40 @YouTube
— Shuhei Yoshida (@yosp) August 1, 2019
この時点では、半ばゼルダに対する作品としてヤケクソ気味にSIEが推してきた…
と、捉えることも出来たのだが(プライドが無いというツッコミはさておき)
その原神がスイッチにもリリースされることが決まってしまった模様である。
miHoYo新作タイトル『原神』がSwitchでも発売決定! ティザーサイト&トレーラームービーも公開
こちらはPS4のようにファーストである任天堂が出すわけではなく
miHoYo自身がパブリッシャーとなって出すとのこと。
ニンテンドースイッチで出されるタイトルは、基本的にCERO任せといった
スタンスと思われる任天堂。この原神も審査に通れば問題ないというスタンスを貫くと思うが…。
日本での発売は明言されていないが、いずれにせよいろいろな意味で衝撃的なニュースである。
既にブレスオブザワイルドというコピー元が出ている、スイッチに於いてこの原神が
どれだけの反響を巻き起こせるのか。パクリ云々は置いた場合、日本の大手和サード、あるいは
それ以上の開発力があるともされる、miHoYoだけにオリジナルゲームに着手してもらいたいと思うが…。