(この記事はコメントで頂いた情報から作成しています。情報提供ありがとうございました。)
初代PSが圧倒的シェアを獲得する立役者となったタイトルであるFFVII。
1997年1月に発売されたこのタイトルは、今まで任天堂ハードで発売されていたFFを
プラットフォームをPSに変更して出した一作目であり、このゲームのために
PSを買うと言ったきっかけになる、いわゆるキラータイトルとなった。
このタイトルの発売で、PSは一気に勢いをつけ、同世代機であるセガサターンとニンテンドウ64に
圧倒的な差をつけるにいたり、任天堂とセガにとってはこの一本でやられたという結果となった。
このFFVIIは世界でも非常に売れて、日本国内では後にインターナショナル版として逆輸入されるといったこともあった。
PSでのVII成功を元に、以降FFシリーズはPSをメインプラットフォームとして展開していくことになる。
FFのナンバリングは、7以降は任天堂ハードで基本的に発売されていなかったが(外伝的なものはあったが)
昨年9月に配信された、ニンテンドーダイレクトにおいて、8とオンラインの11を除いた
7~12のナンバリングのHDリマスターがスイッチにて発売されることが発表された。
【FF移植祭り】FFシリーズ、スイッチに大量の移植作品を発表。
その発売時期はしばらく明かされなかったが、2月14日に行われたニンテンドーダイレクトにおいて
まずは先陣を切って、FFIXが電撃的に配信されることが告知された。
個人的にも最後に遊んだシリーズで、思い入れがあるタイトルのため、既に購入しているが
このFFIXの攻略本が、一時アマゾンランキングの上位に復活するという珍事が起こったようだ!
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2002年に発売されたFFIXの攻略本『FFIX アルティマニア』がアマランで一時43位という順位に!
スクウェアの大作RPGにおいては、アルティマニアという
攻略本がFFVIIIの頃から作られるようになっていて、スクウェアが発行している攻略本である。
ゲームの攻略本であることもさることながら、設定資料集的な役割も果たしている書籍になっており
大体いつもかなり分厚い本が出版される。ゲームの設定資料の他にもかなりのこぼれ話や
開発者のインタビューも多数掲載されており、攻略本というにはあまりにも濃密な一冊になっている。
現在はネットでゲームの攻略情報がすぐ手に入ることもあって、昔ほど攻略本の存在意義は小さくなっているが
アルティマニアはこういった設定資料や開発者インタビューも掲載されるので、ゲーマーからの支持は厚い。
FFシリーズでは、もはや発売されることが通例となっているアルティマニア。
今回、スイッチでFFIXが出たことによって、2002年に発売されたFFIXのアルティマニアが
なんと17年近く経った今になって、Amazonランキングのゲーム攻略・ゲームブックカテゴリに於いて
最高で43位につけるという珍事が起こったとのこと!
【朗報】FF9攻略本がアマラン43位に大復活してしまった件【2004年発売】
正直これは驚いた…ゲーム攻略本の旬は当然、そのゲームの人気が全盛の時に売上が上がるもので
しばらくたったゲーム攻略本が基本的に売れることはありえない。それが今回スイッチで配信されたことで
これだけの需要を湧き起こしたというのが凄い…。ゲーム攻略本自体は、今はそこまで
売れるジャンルの書籍ではないことを差し引いても、これは凄いことだと個人的に思う。
なお、この記事を書いている時点では流石に100位以内には入っていなかったが
それでも2002年に発売された攻略本が、いまさらながらに売れるのは
スクエニにとっても思いもがけない収入になると言えよう。
今後、他のFFナンバリングがスイッチに移植されたときも、そのナンバリングタイトルの
アルティマニアが売れるということは、まず確実だろう。次はVIIが近く出ることになるが
スマブラ参戦で知名度を上げているクラウドが出てくるVIIのアルティマニアはもっと上の順位に顔をだすかも知れない。