なぜ「FF」は漫画もアニメも映画も小説もヒットしなかったのか?
言われてみれば…ってところですね。
坂口博信氏が前のめりにやった、会社の業績に影響あるレベルでコケてしまったCG映画が
最大の失敗でしょうが、それ以外にも結構題材としたメディアミックスはあるのに
どうにも記憶に残っている作品が殆ど無いような気がします。
OVAのFFやTVアニメのアンリミテッドなんてのもありましたが、いずれも今語るような人は
ほぼいないような空気作品(アンリミテッドのほうは放送中少しだけ話題になっていたような?)ですし
コミカライズは、かつてのマル勝で連載されていたもの(FFIIIが原作)が、個人的に少しだけ記憶にありますが
やはり、今ではほとんど内容も覚えていないので、ほぼほぼFFのメディアミックスで
大成功したものはないといって過言ではないかと思います。
国内2大RPG巨頭のドラクエのほうは、アニメのアベル伝説であったり、ジャンプで連載され
最近2回目のアニメ化もされていた、ダイの大冒険、また亜種的なものですが
だいぶ冊数の刊行があった、ドラクエ4コマ劇場(柴田亜美はこれで出世したようなものでしょう)など
ゲーム好きには、今でも話題になったりする作品が多いイメージがあります。
あ、藤原カムイ氏による大作・ロトの紋章なんていう作品もありますね!
こういう言われてみれば…となることは、その部分に気づく人がすごいなと思います。
ドラクエではロト紋の藤原カムイさんが一時期書いてたドラクエ7の漫画がかなり好きで追いかけていたんですが、
後から知りましたが非常に批判が多い作品だったらしくて打ち切られてしまったみたいですね。
ユバール族の儀式に皆既日食が必要と言う要素入れて、ゲーム本編で触れられなかった旅を急がなければならない理由を無理なく説明したりと、漫画オリジナル要素の中にも感心させられた部分が多かったんですが、残念です。
あとウッドパルナのゴーレム戦は漫画版では迫力が最高でした。
そういえば、7の方も描かれてましたね。
そんな経緯があったとは全く知りませんでした…原作ありきのタイトルはどこまで突っ込んで描くかで賛否が分かれるでしょうから、漫画家さんの方も大変なんでしょうね。
漫画家さんのオリジナル解釈が含まれるのも、なかなかに面白かったりするんですよねぇ。
FF:Uは駄作ではあるが、必殺バンクシーンのBGM『魔銃解凍』『魔銃発射』が格好良く、主人公の口上と弾丸(ソイル)の色から、毎回何を召喚するか予想する楽しみがあり嫌いにはなれなかった。
放送中にはそれなりに話題になっていたように記憶はしております。
4クールやる予定がスクウェアの業績不振で2クールで打ち切られたとか、不遇ではありますね。