昨年7月に、一度延期されたものの無事に発売された
今年でシリーズ誕生から30周年となるシリーズの最新作である
ファイアーエムブレム風花雪月。
シリーズとしてはスピンオフを含まなければ、17作目となるこのタイトル。
今までFEシリーズは、基本IS(インテリジェントシステムズ)が制作を手掛けていた
タイトルであったが、今回はシナリオなどの根本的なところはインテリジェントシステムズの
スタッフが手掛けているが、メインのゲーム開発はコエテクの開発陣が入り
共同作業でゲームが作られている。その結果、非常に出来が良いタイトルとなり
基本的に良作という良い評価を全世界で得ているタイトルとなっている。
日本でもシリーズ最新作にして、歴代シリーズで最高傑作という声も多く
基本それぞれのタイトルに強力な固定ファンが居て、最新作では論争になりやすい
FEシリーズにおいて、古参から比較的最近のシリーズから始めているユーザーも取り込んで
非常に好評を博しているタイトルとなっている。今もスマブラでのベレト・ベレス参戦や
#FEやFE無双のセールなどで、再度e-shopでは売れ行き商品の一つになっているようである。
海外でも3つの学級のかつての級友たちが救いようのない血みどろの戦争を行うということで
非常にそのシチュエーションなどが高く評価され、海外でもかなり好調なことが漏れ伝わっていたタイトル。
先日発表された任天堂の決算で、その正確な売上が判明し、その売上本数は同じジャンル…
すなわちSRPGという括りでの、歴代世界最高の売上を記録したことが判明している!
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『ファイアーエムブレム風花雪月』が世界累計売上が258万に!FFTの売上を抜きSRPG史上歴代最高売上の記録を更新!
ファイアーエムブレムはオリジナルの暗黒竜と光の剣が、FCで1990年に発売されたタイトルである。
それ以降シリーズを定期的にリリースしたものの、一時はシリーズ存亡の危機にまで立たされたタイトルでもある。
しかし、FE覚醒が全世界で大ヒットとなり、シリーズ打ち切りの危機を免れ、その後もシリーズは出続けることとなった。
また、任天堂が平行して展開するスマホアプリにおいては、FEHが700億以上の売上を叩き出すという
他の任天堂ゲームのアプリと比べて、大きな売上を記録しており、任天堂のスマホアプリ事業の稼ぎ頭となっている。
最近は#FEのキャラもこのFEHに参戦しており、相乗効果で売上を伸ばす好循環が続いている状況でもある。
日本国内に於いてのSRPGの先駆者的タイトルであるFEだが(一番最初ではない)
昨年の7月から12月末までの間で国内53万本、海外205万本を売り上げが
記録していることが任天堂の決算報告にて明らかになっている!
出典:https://www.nintendo.co.jp/ir/pdf/2020/200130_3.pdf
というわけで、FE風花雪月は国内・海外ともに好調であることが明らかになった。
この国内外合計258万本という数字はSRPGというジャンルでは
今まで最高だったファイナルファンタジータクティクスの全世界245万本という
記録を抜いて、同ジャンルの歴代最高売り上げになっていたことがこちらのスレッドにて明らかになっている。
SRPGというジャンルをメジャーなものにするに至ったFEの最新作が、30年の時を経て
同ジャンルの歴代最高の記録になったことは喜ばしいことである。
次は、前述のFFTのリメイク版(PSPの獅子戦争)も足した361万本が次のマイルストーンとなるだろうか。
先日からベレス・ベレトもスマブラに参戦したFE風花雪月はまだまだ伸びしろがあると考えられる。
FFTが持つ次なる記録も、また更新してくれると個人的には予想している。