任天堂が2016年に発売した、往年のゲーマー感涙の
企画商品であったニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピューター。
任天堂のゲームのみならず、日本でヒットしたサードパーティ製の作品も
幾つか収録し、を初代ファミコンを手のひらサイズにしたものとして
30本のゲームを予め内蔵した状態で発売し、任天堂の予想を超えた大ヒットとなった。
現時点では入手困難だが、近い内に再販が予定されている。
この手のひらサイズの、往年の名ハードを復刻という流れは
一つのブームとなっており、去年には同じく任天堂が
スーファミのミニを。そして、これからはセガがメガドライブミニ。
そして、SNKがNEOGEOミニといったものを発売することが相次いで決定している。
近い内に再販がかかる予定とされている、ファミコンミニだが
今のところは、予定は未定状態ではある。ファミコンミニの再販を心待ちにしている
人もまだまだ多いと思うが、別の方向から新たなファミコンミニが発売されることが決まったようだ!?
Sponsored Link
ジャンプ50周年を記念した、特製のファミコンミニが7月7日に7980円で発売決定!20本のジャンプ原作ゲームを収録!
恐らく誰もが全く予想もしなかった、新たなファミコンミニが発売されることが
決まったことを告知するのは、次のツイートになる。
ファミコンミニ週刊少年ジャンプ創刊50周年記念バージョンが、7/7発売決定。収録ゲームは、20タイトル。全部ジャンプ漫画。 pic.twitter.com/vBSTrkHcP0
— you (@zaregoto_od3) 2018年5月10日
ファミコンミニの再販ではなく、収録タイトルが全く違う新たなファミコンミニが発売…
いやはや、これはまさに想定外の方向から変化球が投げられたと言ったところだろうか。
ジャンプ50周年の中には、ファミコン時代がちょうど全盛期だったジャンプの連載もあって
多数のゲームが主にバンダイから発売されていた。しかし、キャラゲーに名作無しなどとも
揶揄されており、正直収録タイトルの殆どを知る管理人としては、これが7980円というのは
割高には感じる。もっとも、版権関係でいずれもVCなどでの収録は難しかったであろうタイトルで
そういった意味では、非常に豪華な収録タイトルとも言える。
ちなみに、この収録作の中で評価が高いのはテクモのキャプテン翼シリーズ(特に2)や
強襲!サイヤ人あたりだろうか。個人的には暗黒神話が入っているのが色々な意味ですごいと思うが。
ちなみに、暗黒神話は諸星大二郎の傑作で、このゲームはアドベンチャーとなっている。
PW入力画面の音楽が、非常に素晴らしいので是非聴いていただきたい。
確か、一話目のクリアパスワードだったが『たこなてうがしこのなかん』だった記憶が…w
暗黒神話はこれぐらいにしておいて、ドラゴンクエストが入っているのは
思いっきり当時のジャンプ誌面で、堀井雄二がゆう帝といった名前で
思いっきり宣伝していた縁があるためと考えられる。
そもそも、ドラゴンクエストのキャラデザイン・モンスターデザインに鳥山明が
関わっているのは、当時のジャンプ編集長の鳥嶋氏のはからいがあったからでもある。
でもどうせ収録するのであれば、ドラクエ3を入れてほしかったものだが…。
いずれにせよ、ゲーム自体はアレなものも多いが、この収録タイトルは
今後も、VCのような形ではお目にかかることが出来ないであろうタイトルばかりなので
ファンとしては、特製の外装や、恐らくファミコンミニ自体も多少デザインを買えてくると思われるので
思い切って購入してみるのも一興かもしれない。