日本ではちょうどGWの真っ最中となった、5月3日に
スイッチで完全版後発マルチとして発売されたタイトルである
ドンキーコングトロピカルフリーズ。
今では、他の任天堂IPと比べるとやや力が衰えているとは言え
マリオとほぼ同じ歴史を持つ、任天堂のIPとしてはもっとも古株のIPである。
個性的な顔立ちは、今でも十分なインパクトを備えファンも多いキャラの一つである。
今回発売されたドンキーコングトロピカルフリーズは、2014年にWii Uで発売した
2Dアクションゲームとなっている。発売された当時、ゲームとしての評価はかなり高かったが
Wii Uというハードでの発売だったこともあって、その前のWiiで発売された
ドンキーコングリターンズに比べると、売上はかなり落ちてしまった。
そのリベンジとばかりに、今回スイッチで後発マルチとして
改めて発売されたドンキーコングトロピカルフリーズは
難易度を抑えることが出来る新たなプレイヤーキャラの登場など
少しの要素を追加しての、完全版としての発売となった。
また、任天堂としても本気で売りたいと考えていたのか
国内ではよゐこの二人に、プレイさせる販促動画も制作している。
その甲斐あって、今回のスイッチ版ドンキーコングトロピカルフリーズについては
かなりの好調さを見せており、すでに日本での売上もWii U版の最終売上を越えている状況である。
今後も、任天堂タイトル特有のジワ売れを見せると思われ、これからの累計販売数に期待だが
発売から2ヶ月弱ですでにワールドワイドでミリオンセラーに到達していたようである!
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6月末時点で全世界売上が140万本を突破!
今回のソースは、本日公表された任天堂の20181Q決算によるものである。
以下に、そのページへのリンクと画像を引用。
出典:https://www.nintendo.co.jp/ir/finance/software/index.htmlより
というわけで、後発マルチのドンキーコングトロピカルフリーズが、すでに
ワールドワイドで140万本を売っていたことが明らかに!
やはり、ドンキーコングのIPもまだまだ健在ということか。
日本でもジワ売れを続けており、海外でも一定の需要はまだあるはずなので
最終的に200万本の売上は堅そうだ。後発移植タイトルがこれだけ売れれば
任天堂としても、これはかなり利益になるのではないだろうか?
逆を言えば、Wii Uでの売れ方が不遇というのもあったと思うので
ようやく正当な評価を得たということが言えるかも知れない。
今後も、ニンテンドースイッチのアクションゲームの定番として売上を伸ばしていくだろうと思われる
ドンキーコングトロピカルフリーズ。最終的にどれくらいの売上になるかが楽しみだ。