ゲームの購入において、一定数居るのが、各種レビューを
参考にゲームを買うというのがある。ゲームは娯楽では比較的コストパフォーマンスが高い部類に入るが
それは楽しめるゲームであって、中にはクソゲーといったゲームも、悪評がすぐに広まってしまうような
現代においても、必ず出てくるものになる。そのクソゲーを少しでも回避しようとレビューを当てにするというわけだ。
レビューについては、情報が氾濫しているこのご時世では、様々なものがある。
昔ながらのゲームメディアの担当者が行うゲームレビュー(ファミ通のクロスレビューなど)や
あとは、最近では個人サイトの情報も見逃せない。ゲームのレビューを行うブログが
ブログランキングの上位に居ることは珍しくない。
しかし、個人サイトをもってまでレビューをするのは正直大変だ…と
考える人も多いのか、ネット通販の購入者レビューというのも
人気商品では意外に投稿する人が多い。有名なところではAmazon、楽天市場、価格.comなどのレビュー欄が挙げられる。
その中で日本でもネット通販では最大の売り上げを誇るAmazonには、購入者が多いためか
人気商品には多くのレビューが投稿される。ゲームのレビューで言えば人気作品であれば
1000を超えるレビューが付くのも日常茶飯事である。ちなみに管理人も幾つか書いたことがある。
そのAmazonレビューは今まで、基本的にアカウントを持っていれば誰でも
レビューを書くことが出来た。Amazonで購入した場合、Amazonで購入マークが付くが
それ以外のAmazonで買ったユーザーも、アカウントさえあればレビューは投稿できた。
気軽にレビューを書けるようになった結果、ゲーム関係のAmazonレビューは特に人気作で酷いことになった。
Amazonは商品が表示されるのと同時に、0.5段階で最大星5つまでの平均レビュー値が表示されるのだが
その数字を下げるために、購入してもプレイしても居ない中身のペラペラな星1レビューが発売日に
全体評価を下げるために投下されている事態が起こっていた。
この星1レビュー爆撃は、ゲームの人気ソフトは陣営問わずある程度最初に投下される風物詩的な意味合いとなっているが
特に任天堂関連に顕著に見られるのである。
酷いものになると、堂々とプレイしていませんが星1です。
という信じられないようなレビュー(もはやレビューではないが)も存在するのである。
中には星1だけをつけるために存在するようなレビュアーも存在している。
こんなひどい状況であるが、Amazonレビュー側では具体的な対策は
今まで行われてこなかった。要は無法地帯のようなレビュー欄だったのが
遂にその無法地帯と架していたAmazonレビューに新たな対策が入ったようだ。
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Amazonで購入していないとレビューが出来ない仕様に変更!これで多少はネガキャン目的のレビューは減るか?
Amazonの今回のレビュー仕様変更について、Amazonで購入していないユーザーは
レビューを書けない仕様に変更されたようだ。管理人もジョーシンで購入したので
実際に試してみた所、下のような表示となった。
今まではこれが普通に投稿できた(管理人は、別のところで購入してAmazonレビューを書いたことが何度かある)のが
こういった規制が唐突にかかった。これは、ゼノブレイド2に対しても中身のないレビューでムダに
点数を下げられることを防ぐために実装されたと考えられる。むしろ今までなぜやらなかったのか遅すぎると感じるほどだ。
星1レビューには、例えば星1徹といったふざけた名前で
星1レビューを手当たり次第に投下するような迷惑なユーザーも居るのである。
そういう輩は大体、購入はしていないので、今後はこういったレビューは減るだろう。
ただ、とある方法で抜け道がある(このブログでは書かない)ようなので、その部分を対策するかどうかで
Amazonの本気が分かるのではないだろうか。
なお、Amazonのレビュー仕様変更はこれが初めてではない。
過去、ドラゴンクエスト9が発売する時に、8がPS2であったのが
9ではDSにプラットフォームを移したことから、堀井雄二氏個人に対する
大バッシングと、当時は発売前レビューが出来たAmazonに多数の
ネガキャンレビューが投下されることとなり、Amazonが商品が発売する前の
レビューを禁止するという仕様変更を行ったことがある。
この時堀井雄二氏を攻撃したメインユーザーは…これ以上は言わなくても分かるだろう。
今回のAmazonの購入者のみレビューについては、妥当なもので
今まで無法地帯だったAmazonレビューは今後多少は改善されるだろう。
問題はこの仕様変更を行わせるに至った存在だが…彼らは本当に駆逐されてほしいと思う。