本日、任天堂が2019年度期末となる4Q決算を発表している。
https://www.nintendo.co.jp/ir/pdf/2020/200507.pdf
https://www.nintendo.co.jp/ir/pdf/2020/200507_3.pdf
何もかもエグい。(汗
個別に業績に触れているとキリがないので、個人的に着目した部分を箇条書きで
・あつ森、発売11日で全世界で1177万本販売。
・あつ森の6週間の販売本数が1341万本に。歴代シリーズの最高売上本数を既に更新
・日本でのあつ森11日間の売上本数はDLも含んで384万本。
・ファミ通データから照らし合わせると、少なくともDLだけでミリオン行っているのはほぼ確実。
・スイッチは2019年度でLite合算で2103万台を売り上げる。
・これはPS4が今まで達成した年間最高売上台数を上回る。(PS4は年間最高2000万台)
・累積の販売台数が全世界5577万台に。
・何度か上方修正をした予想を更に上回る結果
・デジタル販売が大幅に伸びる。前年同期比10%近くプラスとのこと
・ブレスオブザワイルドが遂にスイッチ単体で1741万本まで売上を伸ばす。マリオデと遂に並ぶ。
・ブレスオブザワイルドはWii U版を入れれば1900万本ほど売っているのはほぼ確実。2000万本も今期の間に行くと思われる。
・マリオカート8DXが2477万本販売と圧倒的な強さ
・Wii U版の元が845万本売っているので合算すると3300万本以上売れている怪物タイトルに。
・スマブラSPが1884万本、ポケモン剣盾が1737万本。両方とも2000万本が射程圏内に。
・スプラ2・マリオパーティが1000万本を遂に突破!これでスイッチの任天堂タイトルの1000万本超えが9本に。
・決算資料が随分とビジュアル的に見やすくなっている進化が起こっていることにびっくりw
とまぁ、箇条書きにしただけでもこれだけ見どころのある決算。
あつ森は6週で1341万本…これから暫くは勢いは落ちるはずだが
また年末商戦が来れば売れるのは間違いないので、これを繰り返すことによって
2000万本までは余裕で到達。3000万本も可能性があるのでは?と個人的には見る。
日本国内では今パッケージだけで400万が見えているので、DL版も含めると
500万本ほど既に国内で売れている可能性がある。本当にスーパーマリオの金字塔の記録を破る可能性が出てきた。
またブレスオブザワイルドが驚異のジワ売れでスイッチ版だけでマリオデの売上と
同等になるという凄まじい売れ方を見せている。Wii U版を含めれば確実にマリオデ以上。
日本のランキングでも未だにTOP30圏内から落ちたことは無いし、更に今後続編が
来るタイミングでまたブーストがかかるのは間違いないので、スイッチ版単体でも
2000万本に到達できる可能性も十分に出てきた。いずれにせよゼルダのIPの歴史を
大きく塗り替えたタイトルとして、今後ずっと語り継がれていくタイトルになることだろう。
スプラ2が2作目にして、全世界1000万本タイトルまで成長。マリオパーティもこの手のゲームでは
異例ともいえる1000万本を突破。いずれもまだまだ伸びしろはあるので最終的にどこまで数字を伸ばすか楽しみだ。
ジワ売れ帝王マリオカート8DXが相変わらずすごすぎる。
これもスイッチが現役である間は次作が出るまで売れ続けるはずなので
WiiのマリカWiiに並ぶほどの売上に最終的に伸びる可能性がある。
と、ハイライト気味にまとめて紹介したが相変わらず任天堂ソフトの強さと
スイッチの好調さがわかる決算であった。コロナの影響が今後どうなるかはわからないが
今はリングフィットがまた注目を浴びつつあるので、まだまだこの勢いは止まらないだろう。
つくづく恐ろしいハードを任天堂は生み出したなと思う次第である。