かつてない勢いで、発売以来、売上を上げているニンテンドースイッチ



日本ではWiiに匹敵、あるいはそれに準じる速度での普及(携帯機は除く)ペースを

発売以降維持し続けており、現時点で国内普及台数は前世代のWii Uを遥かに超えて

410万台以上となっている。具体的な数字は週販ランキングの最新版を参照頂きたい。


その一方で、普及台数ではまだまだ差があるものの、ソフトの売れ行きは

スイッチに比べるとかなり弱いのが、PS4である。

PS4でのソフトは、一部有名なソフトは売れるが、それ以外のソフトの

売上がかなり悲惨な事になっており、また任天堂機のようにジワ売れが

少ないことが多い。特に、大体のソフトは初動でだいたいを売り切ってしまい

かなりのIPでも、2~3週程度ランクインしたら、その後は週販ランキングの

TOP20に入らない…ということも、しばしば見受けられる。


その結果、最近は今までPSが好調な時には、任天堂機に見向きもしなかったような

サードパーティが続々スイッチに参入を決定。或いはすでにゲームをリリースしている。

シリーズが今まで任天堂機に出なかったものが、突然スイッチもマルチ先として

選ばれることが増えており、PSだけでは商売を維持していくのが難しいのだろう…

と、はからずもゲームの売上を追っているような人間からは、その台所事情が

窺い知れるような動きが、各社で起こっている。


さて、ここからはゲハ的な用語になってしまい申し訳ないのだが

スイッチには、かつてのPS四天王と呼ばれた

メーカーが大きく動き始めているということがある。

PS四天王とは、全く出さないわけではないが、自社タイトルを頑なに

少なくとも前世代のWii Uに殆ど出さず、PS関連でゲームを多くリリースしてきた

メーカーのことを指しており、以下の4つのサードが四天王とされる。


・日本一ソフトウェア
・ファルコム
・アクアプラス
・コンパイルハート


この中で、日本一ソフトウェアはディスガイア5が好調という結果が出てからというもの

PSとのマルチ先にスイッチを選ぶことが多くなってきており、これから発売されるタイトルや

過去、PSで展開されていたタイトルを後発マルチとして突然発売するなど

明らかに、方針が変わっている状況である。


ファルコムは、自社パブではないものの、日本一ソフトウェアの社長から

働きかけを受けて、イースVIIIを日本一ソフトウェアに作らせるという形で

スイッチにイースVIIIをこれからリリースする予定である。


【頑な】イース8がスイッチに発売することについて、日本一・新川社長✕ファルコム・近藤社長の対談が公開される!


この売れ行き次第では、ファルコムも今後スイッチにタイトルを出していく方針を固めるかもしれない。

PS四天王のうち、残るは2つあるわけだが、アクアプラスは主にPSにゲームを出している会社で

任天堂ハードにゲームを発売したことが無い。そしてコンパイルハートは一部DSや3DSにゲームを

発売したことがあるが、やはりほぼPS1択のメーカーである。

今回は、そのコンパイルハートが看板タイトルとして開発している、あのゲームが

スイッチにマルチで発売されることになったとのこと。


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誰も得しない…『勇者ネプテューヌ』がスイッチにもマルチで発売へ。

コンパイルハートが看板タイトルとして、定期的にシリーズをリリースしているタイトルに

超次元ゲイムネプテューヌがある。



2010年にPS3で発売したゲームだが…。題材が、まさにゲハ

扱っているゲームであり、ゲハを知る、特にPS関連を嫌う人からはすこぶる評判が悪い。

特に、シリーズでゲーム内にハチマジーンという敵キャラ(しかもラスボス)を登場させてみたり

任天堂のことを、暗に(いや露骨にかもしれない)ディスるような題材も度々使われている。

当然ながら、任天堂好きの管理人としても良い印象がまったくないゲームなのである。


そんなネプテューヌの最新作である勇者ネプテューヌ

なんと言えば良いのか、スイッチにマルチで発売されることが決定したとのこと。

韓国で何故か先に発売され、日本ではスイッチは発売日を遅らせた後発マルチになるとのこと。

以下に韓国語でリリースされたニュースを自動翻訳したものを、引用する。

– 失われた記憶、崩れていく世界を背景にした完全新作

– 世界を疾走する自称勇者と愉快な仲間たち!

– PlayStationR4、Nintendo Switch?で、9月、韓日同時発売予定!

CFKは今日(5月4日、金)、日本のコンパイルハート社の新作「勇者ネプチューンの世界よ、宇宙よ注目してください!アルティメットRPG宣言!!(以降「勇士ネプチューン」)」を9月27日、日本と同時発売予定との発表とともに、ハングル版のタイトルロゴとゲームの情報を公開した。

中略

ネプチューンシリーズ初の韓日同時発売される「勇士ネプチューン」は9月発売を目標に開発中である。ここでNintendo Switch?のバージョンも予定されており、Nintendo Switch?バージョンは日本語版が日本より先にPlayStationR4版と同時発売される予定である。

これほどゲンナリする発表は初めてである。

個人的には、コンパイルハートにはPSに忠誠を誓っていてほしかった。ガッカリだよ←

ちなみに、今回の発表は大体の人がゲンナリしているようで、スイッチユーザーとしては

要らないという言葉が、多く聴かれ、ゲハをこじらせたPSユーザーとしては

まさかのコンパイルハートの乱心に、やはり気が気ではないといったところだろう。

これほどまでに、全方位で誰も得しない発表は久々に見た。

開発機材自体は、お金さえ払えば任天堂としても拒む理由はないのだろうが…。

コンパイルハートが得意とするゲーム(内容は気になるようであれば各自で確認頂きたい)は

スイッチに乱発してほしくないと考えているが…。今後どういった動きを見せるのだろうか?


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