(この記事はタレコミから作成しています。情報提供ありがとうございました。)

基本は据え置きハードでありながら、ドックから外すことによって

すぐに携帯機にも早変わりするハイブリッド機、ニンテンドースイッチ



携帯モードでは、当然ながらドックモードで運用するより性能は落ちるが

それでも、現行の携帯機である3DSやVitaに比べれば十分なマシンパワーが確保できている。

そして、ニンテンドースイッチを触ればすぐに分かることだが、起動が早く

UIも非常にシンプルな故に、サクサクとゲームが出来るという強みがある。

その利便性の高さから、スイッチでは通常のパッケージはもちろん

DL専用の小粒なタイトル…例えば、昔風のドット系のゲームや

今のマシンパワーでは性能を余らせるような、過去の名作ゲームの

移植などが、良く売れていることが、既に複数の関係者から明らかにされている。


【大台】ブラスターマスターゼロが全世界で10万DL突破!

【バカ売れ】神巫女が全世界で11万DLを突破したことが明らかに!


こういったタイトルは、別にニンテンドースイッチにかぎらず

他のプラットフォームでリリースされているタイトルも多いが

やはり、現行の他CS機だと、マシンパワーがありすぎて、持て余している感が出てしまい

なんというか、据え置きで高性能ハードで、昔風のゲームをやるのは

あまり積極的にやる気がしない…という風潮はあるようだ。

Steamでは、セールなどが頻繁に行われ、非常に安い金額でそこそこ

作り込まれたインディーズタイトルが多数あるが、やはりプレイするには

PCを立ち上げる煩わしさがどうしても出てしまう。


その点スイッチのDLゲームについては、前述したとおり起動が非常に楽で

なにより外に持ち運んでチマチマやれるという他のハードにない利点がある。

どうやら、インディーズゲームというジャンルに恐ろしいほど適合しているのが

ニンテンドースイッチであるようだ。その事を証明する話が

当のインディーズ開発者の口から語られている。


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往年の名作アクションのリメイク「ワンダーボーイ」がニンテンドースイッチ版だけで、他の機種のすべての売り上げを足した数より売れている!

衝撃的なデータを公表したのは、往年の名作2Dアクションゲームの

リメイクと言えるワンダーボーイ ドラゴンの罠の開発者。


このゲームは、今年の4月に各プラットフォームでリリースされ、少し遅れてPC版が出ている。

このワンダーボーイの開発者が語ったところによれば、ニンテンドースイッチの

ワンダーボーイが、他の機種のすべての売り上げを足した数より売り上げているとのことだ。

また、他のインディーズ開発者も同様のことを語っているとのこと。

インディーゲーム開発者によるニンテンドースイッチ版の成功報告が相次いでおり、その詳細をGamasutraが報じている。Gamasutraはニンテンドースイッチにてインディーゲームをリリースしている開発者に、同ハードの売り上げを聞くインタビュー企画を実施。『ワンダーボーイ ドラゴンの罠』の開発者であるOmar Cornut氏は、同作のニンテンドースイッチ版はXbox One版とPlayStation 4版、そしてPC版をあわせた数よりも多くの売り上げを記録したことを報告している。

『ワンダーボーイ ドラゴンの罠』はPC版こそ発売日が遅れたものの、他のプラットフォームは同日発売であるので、ニンテンドースイッチ版がかなり多く売れたということなのだろう。こうしたケースは珍しくはないようで、『forma.8』の開発者も同様にニンテンドースイッチ版がPlayStation 4版、Vita版、Wii U版、Xbox One版、そしてSteam版の合計よりも売れたとTwitter上で報告している。氏は『forma.8』はモバイル版がもっとも多く売れているものの、収益は値段の関係でニンテンドースイッチ版がトップであると報告している。

この売り上げについては上記引用記事の続きにあるように

幾つかの要因が考えられるが、上記の記事にあるニンテンドースイッチに

まだタイトルが少なかった頃にリリースしたから…という指摘は

必ずしも全てではないと個人的に考える。

やはり、スイッチというゲームハードが持つ特性が、インディーズの

特性と合致しているからというのが、大きな理由というのがあるだろう。

そうでなければ、既に6000万台以上普及しているPS4と3000万台以上普及している

Xbox one、そしてユーザーがどれだけいるかは全くわからないが

膨大な数居るであろうPC版すべてをあわせても、発売時点で300万台程度だった

ニンテンドースイッチのほうが売れるという理由は考えづらいからである。

ニンテンドースイッチを所有しているゲーム好きは、おそらくスイッチだけ所有しているという

人は少ないと思う(管理人は例外になるがw)スイッチを持つ人は、だいたいPS4か

Xbox oneのいずれか、または両方を所有しているという率も結構だと思われる。

そういったヘビィユーザーが、スイッチ版を選んだというパターンが一番多かったのではないだろうか。

言うまでもなく、外でも家でも出来て、DLタイトルが非常に気軽に起動できる

利便性をユーザーは評価した…そんなところだろう。


これは言うまでもなく、インディーズ開発者にとっては朗報だろう。

なにせスイッチで出せば、非常に大きな売り上げが期待できる市場がスイッチにあるというこどだ。

もちろん、これからタイトルが増えてくれば埋もれてしまう可能性はあるが

ニンテンドースイッチの強みは、非常にゲームを買いやすい下地が出来ているということ。

インディーズタイトルは手頃な値段も多く、容量も抑えめなので、気軽に購入して

とりあえず、本体に入れておこう…と言った買い方が、抵抗なく出来てしまうのだ。

これは、スイッチを買ったゲーム好きなら、だいたい頷いてもらえる感覚だと思うがいかがだろうか。


任天堂自身も、インディーズの囲い込みに積極的で

Nindiesの取り組みを強化しているようだ。Wii Uの頃から始めた

この試みが、今スイッチという理想の環境を得たことによって

大輪の花を咲かせつつある。スイッチは今後さらに魅力的な市場になることだろう。


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