ニュースとかではなく、個人的な雑感としての記事。


今日は、ニンテンドースイッチのDL専用販売サイトの

e-ShopでモンスターワールドIIのリメイクが配信開始となった。




※リンクはPS2のSEGA AGES版。


モンスターワールドは、1987年にセガから

リリースされたアーケードゲーム(開発はウエストンという会社)で

横スクロールの、当時としてはオーソドックスなアクションゲームであった。


テーカン(後のテクモ。現在のコーエーテクモゲームス)という会社のスタッフが

立ち上げた開発会社で、良質なアクションゲームとして、評価が高かった一作。

その後、キャラクターや世界観などのガワだけを変えたPCエンジンのビックリマンワールドや

FCの西遊記ワールドで面構成がそのまま流用される

(正確に言えば、開発のウエストンが、ライセンスを販売していて別のメーカーがライセンスを買って開発した作品)

など、名作と言っていい作品の一つだ。


このリメイクが、本日ニンテンドースイッチで配信開始となったわけだが

リメイク版のグラフィックと、昔のグラフィックをボタン一つで自由に

切り替えられるようになっているようで、ファンから概ね好評を得ているようだ。


「モンスターワールドⅡ」のリメイクが本日から発売 レトロ風にいつでも切替可能、過去のパスワードも使用可能


据え置きでもありながら、携帯機としても持ち出して気軽に遊べるスイッチは

こういったドットゲームと相性が良いと思う。据え置きでグラフィックが微妙に感じても

携帯機モードできれいな出力が確保できれば、その点でのアラが見えづらいからだ。


事実、今回のスイッチは開発キットが5万程度と安く、また開発が非常にし易いハードと

開発者たちは口を揃えて証言しているハードである。

大手タイトルを発売するようなメーカーではなく、ちょっとした趣味でゲームを

作るようなプログラマーにとっても、非常に敷居が低いのだそうだ。


その開発のし易さがあって、今回のスイッチには海外のAAA級タイトルというよりは

インディーズのタイトルを多く販売するスタンスとなっており、海外では既に

300以上のタイトルが、リリースされる予定であるとも聞こえてきている。

昔のファミコンブームを思い出すね。あの時も、玉石混交のカオスな市場であった。


というわけで、高性能になりすぎた現在の据え置きゲームハードでは

やや出すのに敷居が高い、ドットゲームがスイッチ向けで開発がされているようである。

その一つが、今回のモンスターワールドであるのは間違いがないが

今回のモンスターワールドのリリースを見る限り、スイッチは過去ゲーマーだった人を

再度、家庭用ゲームに引き戻す力があるハードなのではないかと個人的に思えたのだ。


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会社の同僚とメタルスラッグ!同僚は楽しんだ模様。

私的な話になるが、今日は会社の仲の良い同僚と休みが合ったので

昼食を一緒に食べることになった。その同僚は、昔はそれなりにゲームをやっていたが

現在では、殆どゲームの話をしないような同僚である。


ただ、全くゲームに興味が無いというわけではないので、ちょうど年が近いこともあり

本日会う前に、急遽NEOGEOのメタルスラッグをDLして、お裾分けプレイでもしようかと思い立ったのであった。



格ゲーがメインだった当時のネオジオで、ガンアクションSTGとしてリリースされた本作は

ゲーセン向けらしく、かなり硬派な難易度であり、二人プレイも出来るゲームであった。

メタルスラッグをお裾分けプレイをすれば、楽しめるのではないかと個人的に考えた次第。


実際に試みたその結果は、大成功であった。

プレイの時間があまり取れなかったが、久々にやったメタルスラッグに

同僚も面白がってくれた。ゲームはやればやっぱり面白いとも言っていた。


今までの据え置きゲーム機では、それこそ家のテレビに繋いでゲームをプレイする必要があったし

携帯機では、協力・対戦プレイをする時は、相手がゲーム機を持っていなければ成り立たないというハードルがあった。

スイッチは、本体があればジョイコンによって、お裾分けプレイがその場で出来る。

すなわち、少しでもスイッチをテーブルモードで置ける空間があれば、友人と一緒に

ゲームプレイすることが可能なのである。このアドバンテージは購入して

実際に自分でスイッチを体験してから、想像以上にゲーム人口の普及に対して大きく作用するだろうと悟った。


そして、今回のモンスターワールドである。

人によっては、過去の作品のリメイクなんて…と思う人もいるだろうが

昔のファミコンブームを体験して、今はゲームから離れているような層にとっては

新たな懐古需要を生み出すものになるのではないかと、個人的に期待している。

先のメタルスラッグに、懐かしさを思い出した同僚についても、将来の潜在的な

スイッチユーザーになる可能性も0ではない。

今回のスイッチは、これからゲームに触れる層と、過去ゲームに触っていた

昔のゲーマー層、両方に直撃する可能性のあるハードになっていると感じている。

今後の展開のさせ方次第では、昔あったような家庭用ゲームのブーム再来を

起こせるポテンシャルを秘めたゲーム機であると、個人的に思っているが果たして?



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