(この記事はコメントで情報を頂きました。ありがとうございます。)

3月3日に発売されたニンテンドースイッチ



発売から半年以上たっても、国内外で好調な売れ行きを続けており

今まで任天堂が弱かった欧州地域などでも、関係者が好調だというほどの健闘を見せている。


このゲーム機については、Wii Uの中期頃から開発が進められていたのはほぼ間違いなく

任天堂の前社長で、2015年7月11日に胆管腫瘍という病気で55歳という若さで亡くなった

岩田聡社長がそのコンセプトをある程度まで仕上げ

その意志を継いだ、開発者・君島社長らによってニンテンドースイッチは世に放たれることとなった。


DeNAと共合して、スマホに任天堂IPをリリースの方針を決めたのも

存命だった頃の岩田社長であり、まさにここ最近の任天堂の展開は

岩田社長が、生前に準備した内容の集大成が花開いたと言える状況である。

任天堂社長という肩書でありながら、自身を一生涯ゲーマーとして捉え続け

また天才プログラマーであった岩田氏が亡くなっていることだけが

今の任天堂で残念な点になる。きっと、岩田社長が存命であれば

このスイッチの成功を誰よりも喜んだことは間違いないのだから…。


さて、個人的にも非常に思い入れがあった方で、訃報を聞いたときは

かなりショックを受けたことを覚えているが、その岩田社長を追悼するかのような

イースターエッグがニンテンドースイッチに仕込まれていたことを海外の

ユーザーが発見し、大きく話題になっている。


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岩田社長がプログラムしたゴルフがニンテンドースイッチに内蔵されていると話題に!起動のさせ方に思わず涙…。

イースターエッグとは、ゲームの隠しコマンドとか要素のことを指す言葉である。

日本風にいえば、ウラワザとかそんな意味合いを持つ言葉であると思って頂きたい。


海外で、ゲームハードの解析などを行っていることで名の知れた人物が

ニンテンドースイッチの中に、任天堂のファミコン初期の作品である

GOLFが内蔵されていることを公表したのが発端である。

ゲームの中には「イースターエッグ」などという隠し要素が仕込まれていることはよくあり、それをプレイヤーが見つけては楽しむというスタイルはゲームの楽しみの一つです。さてそんな中、とんでもない隠し要素がニンテンドースイッチで発見されました。どうやら本体内に昔懐かしい「ゴルフ」がしこまれていたのです。

ージョイコン対応も!

さてまず、ニンテンドースイッチ内部には最近「FLOG」というファミコンのエミュレーターが発見されております。エミュレーターとは、ゲームソフトのデータを他の機種でも動かす機能です。WiiUなどでもプレイできましたが、将来的にファミコンがスイッチで動作可能ということでしょうか。現時点では不明です。


発見した解析者によれば、このゴルフはちゃんと遊べてジョイコンのおすそ分けプレイや

モーションコントロールにまで対応していたとのこと。

一体、何の意図でこのゴルフが収録されていたのか?発見された当初、これは将来的に

サービスが始まる予定の、過去のゲームをオンラインに対応させて配信するという

クラシックゲームセレクション(仮称)に対応するゴルフが

予め仕込まれていたのではないか?という話だったのだが、どうやらこのゴルフは

完全にイースターエッグであったようで、起動させる方法も判明したようだ。

その起動のさせ方について解説した記事を引用する。

ニンテンドースイッチの本体ソフトウェアには、ファミリーコンピュータのエミュレータと1984年のゲーム『ゴルフ』が隠されていることが分かりました。

隠しファミコン版『ゴルフ』はニンテンドースイッチ発売当時のシステム1.0からすべての本体ソフトウェアに含まれていました。

解析で得られた得た手がかりからは、日付を7月11日にセットしたうえでJoy-Conで特定のモーションを入力することがトリガーとなるようだ、考えられています。

更新:起動方法が判明。ニンテンドーダイレクトでおなじみだった「直接!」のモーションでした。

中略

奇妙なのは、ニンテンドースイッチの発売時から、特に存在を明かすこともなく隠し機能として含まれていたこと。

「FLOG」は汎用のファミコンエミュレータアプリではなく、ゴルフのROMを直接埋め込んだ単体アプリであるとされていることから、将来のサービスに向けた準備というよりも、ニンテンドースイッチの開発を指揮した故・岩田聡氏へのトリビュートとして、岩田氏が30年以上前にプログラマーとして手がけた『ゴルフ』をイースターエッグに仕込んであった、と考えるのが自然かもしれません。


こんなん泣くに決まってるやろ…

隠しファイルのFLOGはGOLFを逆さにしたものであり、任天堂の開発陣が

どのような意図で、このイースターエッグを仕込んだかはわからない。

ただ、上記の引用記事にある通り、ゴルフのいわゆるチャーシューメン方式(ショットボタンを3回タイミング良く押す)は

岩田氏が考案したゴルフゲームの操作法であり、この操作法はその後のゴルフゲームの

操作法のスタンダードになるほど、完成された操作方法となっている。

そして、7月11日に、モーションコントローラーで直接の動作をすると起動する…

これは、任天堂開発陣の岩田氏に対する追悼的なイースターエッグなのだと

個人的に信じたい。開発陣も誰かが見つけてくれると見込んだ上でのものであったと…。

このゴルフは一度もネットに繋いだことがない新品でしか起動しない可能性が高く

来年の7月11日まで待たないと、既にネットに繋いだことがある人は遊べない模様。

来年の7月11日、この直接!の動作をニンテンドースイッチでぜひ試してみたいと思う。


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