ファミ通の集計で、DLカードを含む3日間の売り上げが

67万本という大ヒットを記録したことが明らかになったスプラトゥーン2



現在のニンテンドースイッチの国内累計売り上げ台数が

およそ120万台という中で

装着率は50%を軽く超え、集計に含まれない純粋なDL版や

DLコード版、マイニンテンドーストアでの売り上げを加味すれば

装着率は60%に到達してもおかしくないほどの大ヒットとなっている。


ハード発売から、4ヶ月たっての、この装着率が60%に届きそうな

状況は、ゲームを専門的に見ている人々にとっても

驚異的な数字になっているようである。

今回の売り上げがイカに異例であるかをゲームメディアの

電ファミニコゲーマーが記事にしている!


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初週の売り上げと装着率が、過去前例が無いほどの数値であることを紹介。

現在の日本のゲームメディアについては、あまり評価しているところは

個人的にはないが、電ファミニコゲーマーについては、なかなか切り口が面白く

また、インタビュー記事などが読み応えがあるので、定期的にチェックしている。

さて、今回はそのスプラトゥーン2の売り上げについてイカに凄イカを解説している記事がアップされている。

一部を抜粋し引用する。

 推定週間販売本数は670,955本(集計期間:7月17日~7月23日)で、Nintendo Switchの推定販売台数は累計で1,205,087台。単純な割り算で55.68%となるが、この数字にはダウンロード版の数字は含まれていないため、実際の装着率はもっと高いだろう。

『スプラトゥーン2』の数字はどれぐらい凄いのか

 具体的にこの数字はどれぐらい凄いのだろうか。まず単純な売り上げだけ見ても、ここ2年で初週50万本以上を売り上げたタイトルは以下の7組しかない。

『ファイナルファンタジーXV』(69万本)
『ポケットモンスター サン・ムーン』(189万本)
『モンスターハンター クロス』(148万本)
『ドラゴンクエストVIII』(ニンテンドー3DS版・58万本)
『妖怪ウォッチバスターズ 赤猫団/白犬隊』(69万本)
『ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城』(59万本)
『モンスターハンターダブルクロス』(84万本)

 これに対して、『スプラトゥーン2』は、121万台のハードで67万本を売ったのだから、かなり異例だと言える。前作『スプラトゥーン』の初週は14万本であり、50万本を突破するのに約10週間ほどかかっているため、その勢いは凄まじい。

 また装着率という意味でも、装着率が50%を超えるタイトルは、

『New スーパーマリオブラザーズ U』(Wii U)
『ルイージマンション』(ゲームキューブ)
『DEAD OR ALIVE 3』(Xbox)
『バーチャファイター3tb.』(ドリームキャスト)

 などが、各ハードのローンチタイトルの例としてあげられるが、ハードに対するソフトの装着率の理論値は、一説には33〜34%と言われており、ハード発売4ヵ月目のタイミングでこのような数字になるタイトルが登場したのは覚えがない。現在はハードの普及期であり、任天堂タイトルに対して積極的なプレイヤーの率が高いとはいえ驚異的だ。

記事にもある通り、装着率が60%近くになるタイトルというのは

ロンチ時にならともかく、ハードがある程度普及したこの時点では

個人的にも殆ど記憶が無い。これから本体の普及が進むにつれ、当然

装着率は下がっていくだろうが、スプラトゥーン2にいたっては

おそらく、装着率は高めの数字を維持したまま今後も人気が続いていくだろう。


またスイッチについては、ロンチで出たゼルダ、完全版という位置づけになるであろう

マリオカート8DXなどが、現時点で装着率がやはり40%を超えている。



これらのソフトは、先の1Q決算で、全世界ではゼルダが装着率がおよそ80%。

マリオカート8DXが70%を超えている状況となっており、スイッチはスプラトゥーン2にかぎらず

なんとも異例づくしのハードのように個人的には捉えている。


あくまで個人的な感覚なのだが、スイッチはなんというか

ゲームを買わせたくなる魅力にあふれているように思える。

個人的に、ゲームを熱かった個人サイトを色々見て回るが、ゲーム好きほど

この感覚に陥っている人が多いようで、今まで年間そこまでソフトを買ってこなかったという

ややライト寄りのユーザーも、今回のスイッチではすでに多数のソフトを買っている…

という意見を幾つか目にしている。


あくまで個人的な分析だが、据置でも出来、携帯モードでも

ハイクオリティなゲームを楽しめるスイッチという、魅力あふれるガジェットで

ゲームを色々と動かしてみたいという訴求力が、非常にスイッチにはあるのではないかと思う。

管理人も、すでにフルプライスソフトを5本(ゼルダ・マリカ・ウルスト・聖剣コレクション・スプラ2)を

購入し、DLソフトも8本(アケアカMOW・メタスラ・ガロスペ・KOF98、ブラマスゼロ、VOEZ、インプロージョン、ブンブンバーン)という

近年にないほどのペースでゲームを購入している。今後も、DLしたいタイトルはいくつもあり

今年だけで、スイッチソフトは20本ぐらいは購入してしまいそうだ。


スプラ2とニンテンドースイッチの持つ、この独特の魅力が相乗効果を引き起こし

今回の異例の売り上げに繋がっているのではないかと個人的には考える。

決して穿ち過ぎでもないと思うが、いかがだろうか?


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