3月3日に発売され、今も全世界で品薄が続くニンテンドースイッチ



今年の任天堂は、このスイッチが非常に好調なため、株価も既に今年の最安値から

2倍近くまでに膨れ上がっており、時価総額も国内企業で10位に入るなど絶好調な状態になっている。


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前回の企業の決算の一つの区切りである、四半期の2018年度第一期となる決算報告は

非常に好調な内容だったために、こういった結果が生まれたということになるが

今回、7~9月の第二四半期(以降は2Qと記載)が公表され、ニンテンドースイッチの

絶好調ぶりがさらに際立つ結果が公表されている!


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4~9月でスイッチは全世界489万台を売り上げる!累計販売台数が763万台となり、2018年3月までに1400万台の販売を見込む上方修正へ!ソフトも好調!

任天堂が発表した、2Qの決算資料については下のリンク先で公開されている。


2017年度 第78期 (2018年3月期)


決算については、いつも通りpdfファイルにて詳細がまとめられているので

それぞれで確認してみて頂きたいが、決算短信の主要な部分を引用する。

1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)連結経営成績に関する説明
当第2四半期(平成29年4月~9月)の状況は、Nintendo Switchでは7月に発売した『Splatoon 2』が国内外で人気となり、全世界で361万本の販売を記録したほか、それぞれ4月、6月に発売した『マリオカート8 デラックス』や『ARMS』の販売が順調に推移し、ハードウェアの販売台数は489万台、ソフトウェアの販売本数は2,202万本となりました。

ニンテンドー3DSでは、ハードウェアの新しいラインアップとして全世界で6月から7月にかけて発売したNewニンテンドー2DS LLが販売を伸ばし、ハードウェアの販売台数は286万台(前年同期比5%増)となりました。

ソフトウェアでは、全世界で発売した『ファイアーエムブレムEchoes もうひとりの英雄王』や『メトロイドサムスリターンズ』の販売が堅調に推移しましたが、ソフトウェアの販売本数は1,382万本(前年同期比28%減)となりました。

その他、9月に発売した「ニンテンドークラシックミニスーパーファミコン(日本では10月5日発売)」が好調なスタートを切りました。
また、amiibo(アミーボ)は、新たに発売した「Splatoon」シリーズなどでラインアップの拡充を図り、フィギュア型を約510万体、カード型を約280万枚販売しました。

ダウンロードビジネスは、特にNintendo Switchでのダウンロード販売が好調だったことにより、ダウンロード売上高合計では228億円(前年同期比55%増)となりました。

スマートデバイスビジネスでは、前期に配信を開始した『スーパーマリオラン』や『ファイアーエムブレムヒーローズ』を、引き続き多くのお客様に楽しんでいただいており、スマートデバイス・IP関連収入等の売上高は179億円(前年同期比426%増)となりました。
これらの状況により、売上高は3,740億円(うち、海外売上高2,723億円、海外売上比率72.8%)、営業利益は399億円、経常利益は695億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は515億円となりました。

というわけで、非常に好調な結果が見て取れる。スプラトゥーン2は国内外で361万の販売を記録している。

日本で強く、海外ではあまり売れないと言っている人たちが居るが、海外でもかなりの売り上げを挙げていることになる。

また、日本では既に156万本の販売がされているとあり、メディアクリエイトの最新週の売り上げ累計が

およそ125万本程度になっていることから、国内はDL版で30万本ほど

売り上げているということになる。パッケージ版との比率は25%近くになるわけで、スプラトゥーン2が

イカにDL版が選択されているかというところが、改めて判明したと言ったところだろうか。

マリオカート8DXやゼルダも売り上げを着々と伸ばしており、まだホリデーシーズンにも入っていないことを

考えると、怖いほどに売れている状況であるというのは間違いないだろう。

3DSは流石にソフトの販売減だったが、2DSLLが出たので、こちらで本体台数は若干伸びている。



ソフトの売り上げの低下は予想通りだが、11月にポケモン最新作が控えているわけで

こちらが3DSでは、最後の花火的なタイトルになるかもしれない。


今回のスイッチの好調な結果を受けて、任天堂は大きく本体台数とソフトウェアの販売本数を上方修正している。

[大阪 30日 ロイター] – 任天堂(7974.T)は30日、家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の2018年3月期の販売計画を1400万台に上方修正した。従来は1000万台だった。4─9月期は489万台を販売。3月3日の発売からは累計763万台を販売しており、現在も品薄状態が続いている。

4─9月期のスイッチのソフト販売は2202万本だった。7月に発売した『スプラトゥーン2』が好調だったほか、『マリオカート8 デラックス』も引き続き堅調に推移した。これに伴い、年間計画を3500万本から5000万本に上方修正した。

販売が非常に好調なことによる、大幅な上方修正が行われている。

1400万台がはっきり明示されたということは、増産についてのメドもある程度立ったということだろう。

ソフトウェアにおいては、1500万本も上方修正をかけているが、ホリデーシーズンの売れ行き次第では

この数字すら、簡単に達成していく可能性が十二分にあるのだから恐ろしい。

11月の後半からは、任天堂がもっとも強いシーズンに入るわけで、まだまだスイッチの快進撃は終わりそうにない。


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